秀樹の熱唱で心が救われた。
昨日仕事でした。失敗しました。始めたばかりの仕事なので、失敗はつきものかもしれませんし、失敗して初めて分かることもあるので仕方がないと分かっていても、落ち込みました。仕事の緊張もあり、前日の夜は寝つきが悪く、しかも朝の4時半に目が覚めて3時間半しか眠れませんでした。体調が万全でないうえに、緊張とわからないことで頭が真っ白、という感じが仕事先の相手にも伝わったらしく、「不安だ」みたいなことを言われて、ショックと疲れでぐったりしながら帰宅しました。
昨日の夜はそんな感じで、ひどく落ち込んでいました。ふと新聞のテレビ番組欄を見ると、夜の7時半からBSNHKで西城秀樹さんの特集がありました。「見てみよう」と直感的に感じて見てみたのです。そしたら、すごかったです。
西城秀樹さんが歌が上手いのは知っていました。私の10代のころはすでに西城さんは大人の歌手であり、私たちの世代のアイドルは、マッチやとしちゃん、聖子ちゃん、明菜ちゃんでした。そんな中でも秀樹さんの歌は知っていて、テレビの歌番組でもよく見ていました。ただ特にファンではありませんでした。大人になって何かの特集などで秀樹さんの1970年代の歌を聞いて、ものすごい熱唱だと思いました。
昨夜の放送ではデビューしたころからの映像も流れて、熱唱・絶唱というのでしょうか、本当に歌のうまさに改めて感動しました。仕事の疲れと落ち込みを忘れて見ていました。そのうちに、「ああ、この西城秀樹の歌に心が救われた」と感じました。真剣に全力で歌う秀樹さんの映像に感動して、歌を聞いているうちに落ち込みを忘れていたのです。こんなことがあるのですね。
途中から録画をしました。主に後半のコンサートの様子を録画したのですが、1985年のコンサートだったと思います。これもすごかったです。ファンのかたはきっと、日頃の何もかもを忘れられるくらいの熱量を、秀樹さんの歌からもらっていたのでしょう。昨夜は私もその力をもらって心が救われたと感じました。亡くなってしまったのはとても悲しく残念ですが、こうして昔の映像で救われる人もいるのですよね。西城秀樹さんは本当にスターだったと感じました。
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