「東勝吉」さんと言う画家の絵を見た。
美術館に行く機会がありました。そこで出会ったのが、「東勝吉」さんと言う画家のかたの絵です。まずプロフィールを見て、驚きました。
東さんは大分で生まれ木こりをされていて、78歳で老人ホームに入り、83歳から水彩画を描き始めたそうです。それから99歳まで描き続け、約100点の作品を残されたそうです。お体も要介護2の状態で、それまでの人生で見てきた風景などを想像しながら描いていたようなのです。83歳からの画家人生ですよ。本当に驚きました。
もしこのブログを読んでくださって興味を持っていただけたら、ちょっと「東勝吉」さんを調べてみてください。すごい絵ですよ、本当に。10/9までですが、上野の東京都美術館で見られます。もうすぐ終わっちゃうけれど、でも私、東さんのプロフィールと絵を見て、人生観が少し変わりました。
高齢になってもいろいろ興味を持って学んでいけるさ、なんて思っていました、漠然と。漠然と想像していました。年をとってもいろいろ挑戦できるさ、と理想を持っていました。いえいえいえ、生きていたら何が起きるか、何ができるかなんて、本当に分からないですよ。びっくりですよ。できるんですよ、やれば。やってみれば、やれることはできるんですね。
本当は、実は、「ゴッホ」の展覧会を見に行ったのですが、東さんの絵と人生に感銘を受けてしまって、熱いブログを書いてしまいました。ああ、諦めずに生きていこう。何かあるかもしれない。
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