国枝選手の決勝戦を見て心が震えた。
パラリンピックも終わりました。オリンピック・パラリンピックの開催中は、家族のことでいっぱいいっぱいでしたが、それでも見られるときは試合を見ていました。
パラリンピックは、車いすテニス決勝戦の国枝選手の試合をテレビで観戦しました。しっかりと車いすテニスの試合を見たのは始めてでしたが、言葉にできない感情が出てきました。心が震える、というのか、感動とかいう言葉ではなく、とにかく心が揺れたというか、震えたというか、揺さぶられました。
これは返せないだろうという場所にボールが打ちこまれても、国枝選手は追い付いて打ち返すんですよね。それがすごくて。無理だろうという場所のボールを、打ち返すんですよ。ものすごい力で車いすを操作しているのでしょう、ものすごい力でボールを打つのでしょう。本当に驚きと、「うそでしょう」という言葉を1人で何度もテレビに向かって言っていました。
できそうもないことを最初から「できない」と諦めるのではなくて、まずはやってみる。できなかったら、繰り返し練習してできるようになるまで続けたのだと思います。その結果が、今の国枝選手なのですよね。言葉で表現できないほどの感情を、あの試合からいただきました。
私も見習いたいなんて、簡単には言えません。それでも、できるだけ諦めずに挑戦していきたいです。どうしても無理で、体が悲鳴を上げたら、諦めます。それまでは、1歩でも半歩でも、前に進めなくても、続けていけるようにしたいです。国枝選手と自分を同じラインで考えるのは失礼ですが、決勝戦を見て心が震えて、そう思いました。
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