がんばりすぎている母。
81歳の母親が、左膝の手術をしてからもうすぐ2ヵ月がたちます。自宅の周辺も歩けるようになってきて、順調に回復しています。ただ、手術跡の傷が痛むようです。しかし動けるようになってきたので、家事をがんばりすぎています。
膝の具合がよくなってきたので、キッチンに立つ時間も長くなり、料理をするのです。それはありがたく、美味しくいただいているのですが、作りすぎます。何品も作るようになってきたので、夜になると疲れが見られるようになってきました。
退院してきて数日で1品作るようになりました。野菜炒めとか焼うどんとか、炒めるものを作ってくれて美味しく食べました。そのとき父は「お母さんの料理はもう食べられないと思っていた」と言いました。ところが最近父親は、大根とイカの煮ものが食べたいとか、塩辛が食べたいとか、ちょっとわがままを言うようになってきました。それだけならいいのですが、塩辛だけでは足りないと思うのが主婦です。他の物も作ります。するともう1品、もう2品と増えるようになりました。
だったら、私が手伝えばいいと思いますよね。私は料理はしません。掃除の担当です。料理まで手伝ってしまったら、私が体調を崩します。それが分かっているのでしません。母親にはさっき父のいないときに言いました。「無理をしないで。料理を作らない日を決めて、休んで。今の状態はクローン病を発症した前の時と同じような感じだよ」と話しました。母親は去年の夏にクローン病を発症して入院しています。発症する前は今のように、料理を何品も作っていました。
がんばりすぎて体調を崩す経験を、私はしています。ベーチェット病を発症したあと何度も何度もして、何度も入退院しています。だから分かるのですが、母親は難病患者1年目。高齢なので悪化をすると命にかかわります。なんとか自分で休む日を作ってほしいと思っています。
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