どうやら頼りにされているらしい。
昨日、母親の大腸内視鏡検査がありました。私は朝から仕事だったので、終わってから午後2時半ころ病院に行きました。母親は検査を待っている状態で、付き添いの父親と交代して、私が検査が終わるまで待っていました。
昨日は月曜日だったからか検査も混んでいて、検査は2時30分~の予定でしたが、その前に待たされて、点滴をしたりしながら検査室に入ったのが4時少し前でした。出てきたのが4時半過ぎ。そこからしばらくベッドで横になり、起きてきたのが6時前でした。母親は麻酔を使って検査をするので、終わった後に1時間くらい寝ている必要があったのです。
以前もそうでした。外来での大腸内視鏡検査の時には、検査終了後に1時間以上横になって寝てから帰宅したので、昨日もそうでした。その検査が終わって車いすでベッドまで移動する際に待合室から見えました。すでに待合室には私しかいなかったので母親に近づいていき「大丈夫?」と声をかけると、「おねえちゃん!あんた何か食べてきなさい!」と答えたのです。私は「食べたから大丈夫だよ」と返事をして、母親がベッドで横になるのを少し見てから、待合室の椅子に戻りました。
以前も同じことを言っていました。麻酔がまだ覚めていないの状態で、私のことを心配して「何かたべてきなさい!」と言ったのです。いつも私の心配をします。ちなみに父親のことは触れません。今日改めてその話をすると、「覚えていない」とのことでした。ベッドへ移動するのに車いすに乗ったことも、話したことも、全て覚えていないそうです。
私はふと気づきました。どうやら母親は私のことを頼りにしている、そばにいるので、いつも心配している、と。母親に聞いてみると、その通りだと言っていました。麻酔が効いていて意識もうろうとしていても、そばに私がいることは分かっていて、必ず心配しているのです。昨日は待合室でちょっと涙目になりました。とりあえず、本人は大変だったようですが、検査が終わってよかったです。あとはきちんと画像が撮れていて、薬が変更されて、母親の調子が良くなることを願うばかりです。
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