BSで放送していたドラマ「雪国」を見た。
一昨日の夜、BSのNHKで放送されていたドラマ「雪国」を見ました。録画していたのですが、途中から見て、さらに録画したものも見ました。
原作は川端康成の「雪国」。私はたしか、読んでいない気がします。購入して本棚のどこかに眠っている気がします。
主演は高橋一生さんと奈緒さん。雪国の景色と昔からの日本語の美しさ、派手なBGMもあまりなく、役者のセリフと表情、背景が静かで、心が穏やかになりました。
高橋一生さんは自然な演技で、まるで本人が本人の言葉で話しているように感じます。奈緒さんは、私は他のドラマで現代ドラマの印象が強く、ちょっと独特な演技やラブコメのイメージがありました。ところが今回の「雪国」では、昔の女性の言葉遣いをして、事情を抱えた女性の情熱を内に秘めた役柄で、しっかりと演じられていました。少し体重を減らしたのではないかというほど、顔がほっそりとしていて、役柄の美しさが出ていて、こんなにきれいな女優さんだったのかと驚きました。
主演2人の演技とともに、美しい雪国の景色、静かな画面と音、物語に引き付けられました。私は「雪国」を他の映像作品で見ていませんので、少し理解しづらい部分もあったのですが、それはいつか原作を読んで理解したいと思っています。日本のドラマの美しさと静けさを見ました。
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