アルバムを捨てた。
ここ数ヵ月で、本の整理から始め、様々なものを捨ててきました。本棚自体を捨てることになり、その本棚から一昨日発見したアルバムには、離婚したときに持って帰ってきた、結婚披露宴の写真がたくさん載っているものでした。離婚したとはいえ、思い出なので持っていたのです。それでも離婚時には、写真はたくさん捨ててきました。
2回結婚していますが(で、2回離婚しています)、結婚式&披露宴をしたのは、1回目だけです。今からちょうど25年前。アルバムは昔のタイプのもので、分厚くて、B4よりも大きくてA3よりも小さい感じでした。バリバリとビニール(?)をはがすと、土台のページ全体にノリがついていて、そこに写真を貼る、というもの。表紙の裏にオルゴールまでついていました。ちなみに曲は結婚行進曲じゃなくて、婚礼の合唱?という曲かな。とにかくアルバムが重いし、かさばります。
どこの棚に入れられるかな、と考えていたら、そもそも取っておく必要あり?という考えが浮かびました。私自身は、若い頃だし、家族や、今はもう亡くなった親族も写っているので、思い出として取っておきたいけれど、これをこのまま残すって意味ある?と思いました。喜んで一緒に見る相手(夫)もいないし。友人に、離婚したのに結婚披露宴の写真を喜んで見せる機会なんて、絶対にありません。子供もいないので、見せる相手がいないのです。そこで、思いつきました!残したい写真だけ取っておいて、アルバムを捨てよう、と。
捨てました、アルバム。表紙はうすーいピンクに鶴が舞っている、いかにもお祝い用のアルバムでした。こういうアルバムを喜んで見ていた時期もあるのです。もちろん、家族仲良く暮らしているならば、大切な思い出として取っておくのは大賛成です。制作したアルバムの会社さんには、ごめんなさい。捨てさせてただきます。
しかし、約18年前、離婚したときには悲しくて見られなかったけど持って帰ってきたアルバムと写真。今、それを見ても、若いなあ、亡くなった親戚がいて懐かしいな、という思いはあるけれど、全然悲しみはありません。時って、すごいですね。人の心を静かにしてくれます。こうしてアルバムを捨てられるときがくるなんて。というか、アルバムがあることを、忘れていました。ああ、すごいな、時って。
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