過ぎてから気づくこと。
アルバイトが再開される日が近づき、少し不安が心に広がっているからでしょうか。私って、何がしたいのだろう、何になりたかったのだろう、これからどうやって仕事をしていこう、と考えることが多くなっています。
シングルなので生きている限り、できるかぎり、仕事は続けていくことと思っています。年金も少ないので(そう予想しています)、仕事をしなければ生活ができないでしょう。ただ、もし今の持病のほかに病気を発症したり、働くことができない状況になったら、そのときはまた別です。
この先、自分が続けられる仕事は何だろうと、考えたときに、分からないのです。自分がやりたいことや、したい仕事が。そもそも仕事なんてしたいのか、と自問しています。仕事をしたら、自分の人生に張り合いがでることはわかっています。でもしなくていいならしたくないかもしれない、とも思うのです。
あまり振り返りたくありませんが、考えてみれば、自分が一番心も体も安定していて幸福だったのは、2度目の結婚とき富山で生活した2年間でした。すでにベーチェット病を発症していたので、専業主婦で、体調のために週に1回フラメンコを習っていました。私は家事が好きではありませんが、嫌いではなく、自分なりに楽しく主婦業をしていました。富山で暮らしていた2年は、今でも心の中によい思い出として残っています。その後、残念ながら離婚してしまいましたが、富山のころが一番安定していて幸福だったと気付いたのは、離婚後数年たってからでした。
自分が幸せだったと、それが終わってから気づくものなのですね。過ぎてからでないと幸せを感じられなかったのは、残念なことでした。後悔しても仕方がないので後悔はしていませんが、過ぎてから気づくものなのだと、思いました。
今の自分が一番幸せでいられるように、日々生活しているつもりですが、少し先のことが不安になると、過去を振り返ってしまうのです。アルバイトが再開したら、仕事に集中しますので、きっと振り返る余裕もなくなります。とにかく、感染予防をしながら仕事に取り組みましょう。
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