『グランドシャトー』がとてもよかった。
『グランドシャトー』という本を読みました。大阪のキャバレーで働く主人公の物語です。新聞か何かで広告を見たのだと思いますが、図書館で本の予約をしていて、順番が来たときには「どんな本だっけ?」というくらい、忘れていました。他にも読みたい本があったのですが、何十人かの予約待ちでやっと借りられたので、とりあえず読んでみました。
しかし、とりあえず、なんて言葉は当てはまらないくらい良い本でした。私は恋愛ストーリーよりも友情ストーリーに弱いのですが、この本は家族とか血縁とかを越えた、絆の物語でした。読みながら何度も涙しました。
関西弁での語りの部分も、よかったのです。私のイメージは、関西弁って優しい感じがするのです。私は関西の友人がいまして、彼女と話していてもとても柔らかい、心地いい感じを受けます。ただ、社会人になって最初の上司が関西のかたで、怒られたときや注意を受けたときはちょっと怖かったですけど・・・それは怒られていたからだったと思います。そういう思い出があっても、関西弁は私にとって優しいのです。
気が付いたら1月に4冊くらい本を読んでいました。2月も同じくらいのペースになりそうです。読書って、楽しい!
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