昔のことを思い出した。

　ここ数日、紅白に出場した男性グループのメンバー1人が、過去にお付き合いのあった女性に暴力をふるった、というニュースが注目されていました。結果的に、その人はグループ脱退と芸能界引退、ということになりました。

　ふと、思い出しました。20年くらい昔のことです。前にブログにも書いたことがありました。1度目の夫に、一度だけ蹴られたことがありました。口喧嘩をしていた際に、私の言ったことが頭にきたようです。とっさに足が出てしまったのでしょう。それに私は驚いて、「この人はもしかして、キレると手が出る（足が出る）人かもしれない」と感じました。

　今考えると、離婚してよかったのだと思います。それ以外、暴力はありませんでしたが、女性問題で私が離婚することを決めました。もし離婚せずにそのまますがりついていたら、いつかまた喧嘩をして手が出るかもしれないと、夫の顔色をうかがいながら生活していたかもしれません。離婚で辛い思いを抱えましたが、あれは私にとってはよかったのだと、今は思えます。

　元夫のことは学生時代に私が大好きでした。物事をよく知っていて素敵な部分がたくさんあって、カッコよかったのです。優しいところもたくさんありました。と、こういう風に盲目的に好きだったから、客観的に相手をよく見ていなかったのだと、今ならわかります。母親との関係があまりうまくいっていなかったようで、いつも愛情に飢えている人でした。だから私がたくさん愛そう、なんて思っていました。

　人を理解するのは難しいですね。全てを分かることはできないです。どの部分が本当に大切なのか、いつか生きている間に分かるときが来るのでしょうか。あ、その前に、自分自身のことを考えなくては。まず自分のことをしっかりと考えられるように、今年は取り組んでいきます～。