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無になる。

 体調の悪い間の心の動きは、とても不思議です。何度も経験していましたが、6年以上入院もしていなかったので忘れていました

 家で寝込むことは年に1・2回ありますが、いつも主治医の病院に行くのが早いので、実際は寝込んでいても4・5日間くらい。今回は10日間という長さの間に、ずいぶんといろいろなことを考えていました。
 
 最初の数日間は仕事を休むことの不安や焦り、それからだんだんと諦め、辞めなければならなくなったらこの先何をしようかという考え、このあたりで4・5日目。どんな仕事をこれからしてゆこうかという思い、そもそも私は何がしたいのか、したかったのかという自分に対する確認。何をしてきたのかという振り返りや分析。1週間仕事を休んで少しずつ回復の兆しが見えてくると、なぜか新聞やら本やら読みたくなる。テレビは体調を崩してから毎日ぼーっと見ていました。パソコンもそろそろ開こうかという気持ちが出てきて、気が付いたら、何も考えないようになっていたのが、8日目以降。これが、無、です。
 10日間も休養して仕事を休んで、これからの不安がとてもあったはずなのに、なぜか、無。もういいや、なるようになるだろう、それよりちょっと出勤するのが怖いかも、なんて気持ちがむくむくと出てきました。それでも、仕方ないやと思ったら、無。仏教関連で言う「無」とは違うと思うのですが、近いのかもしれません。あきらめ、開き直り、考えても仕方がないから、とりあえず無になった、という感じでしょうか。

 今日はGW最終日のようですが、東京はとても天気が良いです。さて、無、の状態で仕事復帰、かな
 

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