シリーズを読み終えて。
親友から借りて、ずっと読んでいた時代小説「みをつくし料理帖」シリーズが、完結しました。と言っても、一昨年発売された10巻目が最終巻でしたので、私が借りて読み終わるのに、時間がかかったのです~。
シリーズものが終わるのは、とっても寂しいです。でも主人公が幸せになってくれればそれで満足なので、良かった良かったと思うことにしています。ストーリーは、澪という女の子が大阪での料理人修行を経て、事情があり、江戸に移り住んでから、新たに料理人として成長してゆく姿を描いています。短くまとめるとこんなにあっけない言葉になってしまって、作者の方に申し訳ないくらい、たくさんの出来事が起こります。その中で料理人としてだけでなく、1人の女性としても成長してゆくのです。それを読んで見守っていた読者は、たくさんいたことでしょう。残念で寂しい思いは、私だけではないですね。
時代小説としては、同じ親友から借りたのがきっかけで購入している、宇江佐真理さんの「髪結い伊三次捕物余話」シリーズも大好きです。しかし、作者の宇江佐さんは、昨年11月、亡くなってしまいました。シリーズは完結していません。シリーズものが完結まで読めるのは、幸せなことなのです。たしか、鬼平犯科帳も完結していませんよね(未完の作品があるそうです)。
さて、今読んでいるのは、手話の友人から紹介してもらった東田直樹さんの「跳びはねる思考」という本。東田さんは自閉症です。彼が書いたこのエッセイを読んで、私は今、衝撃を受けています。話すことができない、重症の自閉症の東田君の頭の中には、とても自由な発想と素直な気持ちがあふれています。
その次に読もうと持っている本は、すでに決まっています!母親が読みたいと言って購入した「火花」。来週くらいには読み始められるかな。
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