「私は必要とされているのか」
先週、ちょうどインフルエンザが良くなってきた頃、人生の先輩で、年に一回会えるか会えないか、電話は半年に一回くらい、と言う方からお電話を頂きました。インフルに罹る前から、少し落ち込んでいたのですよね、私
。きっと多くの人が悩むことでもあると思うのですが、タイトルの通り「私は必要とされているのか」ということ。
「必要とされているのか」とまでいかなくても、「私がいるだけで良い」と思ってくれているのは、両親や兄弟、親友だろうな、とは分かっているのです。だから、病気になったり、離婚したり、自分が生きていくのも大変、と言う状態になった時に、心配してくれて、見守ってくれて、助けてくれるのだ、ということは、ちゃんんと分かっているのです。それでも時々、体調が悪かったり、心が沈んでいる時に、ふと「私はいなくてもいいんじゃないか」なんて思うのです。
お電話を頂いたのが、インフルに罹って3日目の時でした。熱も下がり、考える気力も話す気力も出来てきた頃。しかし、その人生の先輩は、私よりももっと大変な事態で、手術後に退院してから一週間くらい経っていると、話していて知りました。手術をするのは、すでに去年末から知っていたのですが、それがいつでどの病院で、というのはお聞きしていなかったのです。無事に手術が成功して、退院後に、私のことを気にかけて下さっていたらしく、お電話を下さったのでした。
お互いに体調の話をしていたのですが、その方のほうが何倍も大変な状況なのに、こうして私にお電話を下さるというのは、どうしてなのか?でも、その時ふと、私は話してしまいました。「私は誰かに必要とされているのか、と落ち込んでいたのです」と。その方はすぐに答えて下さいました。「何を言っているのですか。私はあなたの明るい声を聞くと、ほっとします」。
この一言だけで、私の心が救われました。そして、素直な気持ちになりました。こうしてお電話を下さるというのが、何よりの答えなのに。これだけで、人は、私は生きていけるのかもしれない、そう思いました。
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