母親の体調

　本当に本当に、母親が体調を崩すと、ものすごく不安になります。

　昨日のアルバイトの帰り、携帯に着信があり、電車を降りて折り返し電話をしたら、母親が「今日、具合悪くてご飯作れなかったから」とのこと。その瞬間の私の頭の中と言ったら、もう超高速回転で、話し声・内容・その情景等々、携帯でのやり取りだけで、何とか今の母親の状態が把握できるようにぐるぐると回っていたことでしょう・・・。父親に電話を代わってもらって、大丈夫みたいだ、と言うことが分かりました。

　帰宅して詳しく聞くと、私がバイトに出掛ける午後3時位までは、大丈夫だったようです。ただ、思い返してみれば、母親と一緒にお昼ご飯を食べた時に、いつもより食べる量が少なかったのです。何となくだるくて、今一歩の体調だったようです。その後、私が出掛け、掃除をしたり、細々と用事をしているうちに夕方急にお腹が痛くなって、トイレに駆け込み、それから吐き気がしたらしいのです。しかも、ダラダラと冷や汗まで出てきたと・・・・。あ～、もう考えるだけで怖いです、私・・・。

　父親が仕事で、自宅の近くに車で来ていたので、母親が携帯で父親に電話をして、そのままかかりつけの内科医の先生の病院まで、連れて行ってくれたそうです。診察の結果は、風邪。母親は6年前に胆石と胆のうの手術をしていたので、胆管の病気ではないか、と思ってすぐに病院に直行したのです。とりあえず、その心配はなかったようでした。

　本当に本当に、心配とか不安とかいう感情は、こういう時をいうのだな、と実感しました。頼りにしている母親が、体調を崩すと、こんなに不安になってしまうのですね。それはきっと、私の病気が悪化して入院する時は、もしかして母親や家族は、私を心配してくれているのだなと、改めて思いました。

　今日は、だいぶ母親の体調も戻り、だいたいいつも通りに家事をしています。手伝う、と言ってもダメなのですよ～。自分でしたいそうです。いつまでも、母親らしく母親の希望通りに家事をしてもらいながら、少しずつ私も手伝いながら、元気でいてほしいです。しかし、昨日の夜は、本当にちょ～心配でした。