懐かしく思い出した
昨夜はテレビで、映画「BECK」が放送されていました。私は、夜10時から11時まで放送の韓国ドラマに現在夢中で、毎週楽しみにしているのですが、昨夜は、その韓国ドラマ「赤と黒」の始まる前と、終わった後に、少し「BECK」を見たのです。
私は、一回目の結婚相手(元夫)の影響で、洋楽のロック系を学生の頃から良く聞いていました。結婚後、地元のコミュニティFMラジオ局に勤めて番組を制作した時、洋楽の30分番組を自分で提案してナレーションを担当しましたが、当時の局長から「旦那の好きな音楽を番組にするとは」なんて、冗談か本気か分からないコメントを頂いたものです。
そんなことが過去にあり、今でも洋楽は好きですが、すっかりロックというジャンルも聞かなくなっていました(今は、「嵐」の曲をウォークマンに入れて聞いているのです~)。昨夜は、「BECK」を見て、ものすごく昔のことが懐かしくなり、思い出してしまいました~。
元夫には、いろいろな洋楽を教えてもらいましたが、私は「レッド・ツェッペリン」や「ディープ・パープル」が好きでした。元夫は、パンクの「セックス・ピストルズ」(1970年代に活躍)というバンドがものすごく好きで、車に乗る時は良くピストルズの曲を聞かされました。ピストルズの中でも、ベースを担当していたシド・ヴィシャスが大好きで、彼のCDも良く聞いていました。あ、ちなみに、今、携帯電話会社のauのCMで、嵐が出演しているCMのBGMに使われている、ファンキーな「マイ・ウェイ」を歌っているのが、そのシド・ヴィシャスです(←私はさんざん聞いたので、始めてCMを見た時から気づいていました~)。実は、その「セックス・ピストルズ」が再結成して日本に来日した際(今から約15年位前)、元夫と一緒に、オールスタンディングのライブを見に行きました。シド・ヴィシャスは残念ながら21歳で亡くなっていますので、再結成の時にはいませんでしたが、メンバーがすでに40歳代だったはずなのに、ものすごい熱気と迫力で、始まった途端に会場の前半分にライブの客が集中し、私がお客さんに飲み込まれないように、元夫が横でガッシリと支えてくれていました~。皆、曲に合わせて、縦に飛び上がり、自分も飛んでないといけないし、あっと言う間に会場中が盛り上がりすぎて、人が頭の上を通過して行きました~。
昨夜、映画「BECK」の最後の場面で、バンドが演奏している様子や、それを見ている観客の状況を見て、約15年前に行ったピストルズのライブの様子を思い出しました。私が実際したように、観客は縦に飛び上がり、興奮したお客さんが、客の頭の上にダイブして送られていくのが、まるで自分の時と重なって、本当に懐かしくなりました。ストーリーはざっくりとしか分かりませんが、バンドが演奏しているのを見ていて、ものすごく良かった。まあ、出演者も今、人気の俳優さん達ですから。
もう15年前のことが、何かのきっかけでこんなに懐かしく思い出されるなんて・・・。きっと、様々なことを忘れているんだろうな、と感じました。人は忘れるから生きていける、と、よく言いますが、時々は思い返してみてもいいかもしれませんね。私は「まあまあ楽しい人生かも」なんて、今、思えます。
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