「生きがいについて」
神谷美恵子著「生きがいについて」。今、この本を読んでいます。
私なりに、様々な悩み、不安、不満があります。その一方で、毎日小さな楽しみがあることも確かです。それはこのブログでもたくさん書いてきました。
しかし、やはり、約40年の人生の中で、一番の挫折は、はっきり言って、一回目の「離婚」。大好きだった人といつのまにか距離が出来て、引き金になることがあり、離婚したことで、生きてく目標というか支えというか、「生きがい」を失いました。これは離婚した後に、気づいたことです。
そして二度目の挫折は、病気を発症したことによる、考え方の転換。これは現在進行中。それに伴い大きな壁となっているのは二度目の離婚による、経済的不安と、やはり目標の喪失。「生きがい」の喪失、ですね。
私の今までの挫折って、離婚が絡んでいるのですよね~。どうも、好きになった相手に、自分の人生の生きがいを見つけてしまう傾向があるみたいです。相手のいろいろな力になりたい!みたいな。これって悪いことではないとは思うのですが、そう考えるなら、夫が恋人つくろうが(←一度目の時)、私を邪険にしようが、私はあなたを愛し続けて共に生きていく!それは私にしかできないことなのよ!夫には私がいなくちゃダメなのよ!くらいの気持ちがあれば良かったのに、それほどの気持ちもなかったみたい~。ただ、あまりに相手に対して気持ちを依存し過ぎると、例えばアルコール依存症の夫と離れられない妻、のような関係に陥る可能性もあったと思うので、私は私の行動を後悔していないし、これで良いんだと、思っています。(ちなみに、元夫の二人はアルコール依存症ではありませんでした。私が、夫依存症の傾向でした~)
今、読んでいる「生きがいについて」という本は、1966年に初版が発行されたそうで、私は1980年の神谷美恵子著作集1という方を読んでいます。今まで、悩んで悩んでいろいろな本を読んできましたが、この本ほど、私の心を明確にしたくれた本はありませんでした。私はこの本と出会えたことを、とても感謝します。これから自分の「生きがい」は何になるのか、まだ分かりませんが、きっといつか、今度は、好きになった相手に依存し過ぎない、自分自身の「生きがい」が見つかることと信じています。
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ZEP750-のぶさん、コメントありがとうございます!
自分が相手を大事にしていると思っても、
それは相手が望んでいることではないと、
余計な重荷、になってしまうのですよね。
もしくは、「そんなこと頼んでないし」みたいな。
どちらにしても、または、違っていても、
私は私の「生きがい」をパートナー以外に見つけて
少しそちらに熱を注いだ方がいいみたいです~。
ちょっと熱すぎるのかもしれません~。
まずは自分の体調の調整、お仕事を見つける、
そして、「生きがい」と、ゆっくりと進んでいきたいと思います。
また良かったら、いらしてくださいね。
投稿: ケロ | 2011年5月23日 (月) 11時01分
ある所からやってきました。お初でお邪魔します^^
失って初めて大切さがわかる物って多いですよね?
「自分にとって今、何が大切か?」、「何が生きがいか?」
私もちょっと考えてみましたが答えが出ません・・・。
これまで、パートナーの方を大事にされてたようですね。
ちょっと大事にしすぎちゃったんでしょうか?
自分は男なので、男目線で、なんとなくそんな気がしました。
「こいつはちょっとやそっとじゃ離れていかない」と感じると
ついワガママになってしまうんですよね。男ってやつは・・・
辛いことが多いようですが、がんばってくださいね!
またここに来させてもらいます^^
投稿: ZEP750-のぶ | 2011年5月23日 (月) 00時00分