独りの時間

　最近、独りの時間を、楽しめるようになってきました。自宅にいれば母親といますが、私だけ、弟の部屋で過ごすことも多いですし、用事がなくてもちょっとした用事をつくっては、散歩がてらに外出したり、独りのことが結構あります。

　以前は、独りの時間が、実はとても寂しかったのです。どう過ごしてよいのか分からなっかったのです。さかのぼっていくと、主婦の時は主婦業があり、その前は仕事をしていて、その前は（って、前がたくさんあるなあ～）主婦業と仕事、仕事、学業、と何かしらすることがありました。多くの方も、そうだと思います。それが、今、私はまさに、何もすることがない「独りの時間」が多いのです。

　本来は、遊ぶことでも趣味でも仕事でも、何かしらしていないと落ち着かない性格でした。そんなこんなで４０年近く、今、なんだか、人生の夏休み（お休みの中でも長いお休み）。体調に波があり、どうしようもないので、「もう、ゆっくりとしてやる～」と、覚悟して過ごし始めてから、独りの時間をだんだんと楽しめるようになってきました。

　例えば、昨日も書いたように、軽いストレッチをゆっくりとしたり、パソコンで調べものをしたり、こうしてブログを書いたり、雑誌や本を読んだり、図書館に行ったり、気になっていた公園に行ったり、友人の店に自転車で寄ってみたり、やはり気になっていた近所のおしゃれな喫茶店に行ってみたり、なんて本当にいろいろとあります。そうそう、体を休めるために横になっていることも、もちろんあります。あまり続けて動いていると疲れてしまうので、体を休めることもきちんとしています。それが、目的ですから。

　「独りの時間」を楽しめるようになってきて、ちょっと大人（？）になった気分です。というか、気持ちが落ち着いてきたのかな。体調が悪いときは寝ているしかありませんが、動ける時は、自分なりにこれからも「独りの時間」を、楽しんでいきます。