本日昼間、「オレオレ詐欺」の電話を、母親が受けました。今回のはちょっと怖かった。というか、母親は「オレオレ詐欺」の電話、二回目の経験。なので、しばらくしてから、「おかしい、あの電話」と気づいたようです。結果的に、詐欺には引っかかりませんでしたので、良かったのです。
午後3時過ぎに家の電話が鳴り、母親が取りました。私はちょうど一緒にお茶を飲んでいて、横で聞いていました。母親は「え?○○ちゃんでしょう(私の叔父の名前です)。うん、さっきまで出掛けてたからいなかったよ。え?来るの?良いよ、いるから。今誰もいないよ。あ、ケロがいるだけだよ、うん。え?○○ちゃんだよね。分かった、うんうん。」電話でのやり取りを短くすると、こんな感じに私には聞こえました。実際は、電話の相手は、名前を言わずに「俺だけど、分かるよね。」とか「さっき電話したら、出なかったからさ」「今からそっちに行きたいんだけどいる?誰かいるの?」「ああ、ケロがいるのね。じゃあ、何か買って行くから。あ、電話がかかってきたから、また連絡する」という会話で終わったそうです。
母親はなぜ、「○○ちゃん」と、私の叔父のことを思ったのかというと、声が似ていたのと、祖父の具合が悪いので、常に緊急連絡が来るのではないかと気にしていたのです。電話を切ってから30分経っても、連絡が来るのでもなく、近所のはずの叔父が一向に訪ねてくる気配もなかったので、それで「なんかおかしい。前のオレオレ詐欺の電話と感じが似ている」と思ったそうです。そこで、私が叔父に電話をして確認すると、「いや~、電話してないよ~」とのこと。私はもう、びっくりして、これはとりあえず区役所の相談窓口に連絡してどうしたらよいのか相談しようと思いました。すると、区役所のほうでは、この近所一帯をこの時間帯に狙っている可能性があるので、すぐに警察に連絡してください、とのこと。これももうびっくりして、すぐに110。で、これまたびっくり。その後、10分くらいで、警察の方々5人が次々といらしたのでした・・・。
結局、オレオレ詐欺には合わずにすんだわけです。母親が電話口で「ケロがいる」と言ったことが、良かったようです。もし一人だったら、お金を要求してきて、家まで来られていたかもしれません。これは警察の方に聞いたのですが、ある一部の地域を、現金を回収する役のオレオレ詐欺の人がウロウロしていて、違う場所で電話をして聞き出した住所にその回収役の人たちを行かせる、という手口があるそうです。たぶん、それだと思うから、と言われました。うちの近所が今日の午後は狙われていた可能性があるから、と、警察の方がすぐに周辺をパトカーで放送しながら回ってくれていました。
あ~本当にびっくりしました。私よりも母親が「ぐったり・・・」。ショックだったでしょう。今夜は良く寝て、疲れを取ってほしいです・・・。
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