こういう思いは始めてで、ブログに書いてよいかどうか考えましたが、思い切って書きます。
今日の私は、両足の裏が痛く、歩くのがちょっと痛いかな、と言う感じです。肋骨のヒビは、だいぶ良くなってきましたが、まだコルセットは締めています。東京は蒸し暑くてジメジメしていますが、雨は降っていなかったので、夕方になってから、歩いて5分くらいのスーパーまで一人で買い物に行ってきました。
一日中、家の中に閉じこもっていると、気持ちが落ち込んでくるので、動けるときは、近所のコンビニやらスーパーやら果物店やらにちょっとだけ行ったりします。今日もそうしたのですが、足の裏がちょっと痛くて、歩き始めたら、ゆっくりでないと歩けませんでした。それでも買い物は楽しいので、ゆっくりと歩きながら、スーパーまで行き、かごを持って店内を歩きました。そんなにたくさん買うつもりがなかったので、かごを手で持っていたのですが、これはやはりカートにした方が良かったかな。商品を見ているうちに予定外の品物も買いたくなって、結局少し重くなりました。
さて、商品の入ったかごは重い。足の裏は痛い。肋骨もコルセットで固定している。そこで冷凍コーナーの細めの通路を、向こうからガンガン歩いてきた中年女性とすれ違った。私は避けようとしましたが、女性の方が早く間に合わなかった。かごがすれ違いざまに当たってしまった。あ、と思ったら踏ん張った足の裏が痛い、肋骨のところに力が入る。「ごめんなさい」と、私が言うと、相手の女性も、「あ、すいません」と言いました。
あちこち痛い人は、外に出なければ良いのだ、と言ったらそれまでですが、やはり買い物に行きたいし、行かなければ行けない時もあります。もちろん動けないほど辛い時は行けないのですけど。
ちょっと怖くなりました。人がいる所での買い物、外を歩くことが、「怖い」と思ったのは初めてでした。それも、自分で人ごみを避けきれないことが「怖い」のです。私は外見では、全く元気に見えるはずです。シャツの中で肋骨を固定しているのも、足の裏が痛くてゆっくり歩いているのも、周囲の人にはもちろん分かりません。私も、今まで、無意識に人にぶつかってしまって、相手の人が同じような思いをしていたかもしれない。人ごみでぶつからないように避けることは当たり前だと思っていましたが、結構、今はこちらが避けないと、平気でぶつかってしまうケースもあります。考えたらキリがないので、これからは、より人ごみで自分から避けられるように気をつけようと、思いました。同じような思いの人が、必ずいるはずです。痛くても外に出たい、出て買い物をしたいし、する必要があるという人が。
予定外の物も買って、持って帰るのに、重くて手の関節まで多分痛くなるだろうと予想はついても、やっぱり買いたくていろいろと買ってしまったのでした。
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