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洗濯デビュー!

自分で洗濯、と言っても、洗濯は洗濯機がしてくれますが…。

今回の入院から、自分の着たものの洗濯を、病院内にあるコインランドリーでしています。洗濯機で洗濯が終わると、上に付いている乾燥機で乾かします。結構、ベッド上にずっといるより、「今、洗濯している」というだけで、気持ちのもちようが違うというか、張り合いが出ると言うか。


体調はちょっとずつだけど、良くなってきています。ので、高齢になってきた母親に洗濯物を毎回お願いして、重い荷物を持たせるのも気になっていたので、今回から病院内、洗濯デビューしました!

治りが今一歩

咳はだいぶ良くなってきましたが、喉が痛いのが、完全に慣れてしまっている状態、何かを飲み込むと「やっぱり痛いんだ」と思うのですよね~。鏡で喉を見てみると、赤いんだな~まだまだ。しかも、喉の突き当たり奥に何か出来てる感じ?

仕方ないので、主治医にお任せして、腰を落ち着かせて治療します。今回、髪の毛を結ぶ「シュシュ」の編み物セットまで持って来ちゃいました~。気が向くと編んでいます。いくつか作ったら、ブログにのせる予定です!

咳がね~

コメントをいくつも頂いて、本当に嬉しく、ありがとうございます。一件一件お返事出来なくて、すみません。


症状は、どうしても喉の炎症がおさまらなくて、咳が夜になると出るのが、辛いですね~。主治医は今回も、現在飲んでいるプレドニン一日10mgから増やさないで、抗生剤の点滴と休養で症状を抑えられるなら、と考えてくれてるようです。ステロイドを増量しなくておさまるなら、それが一番嬉しいのですが、なんせ咳が辛い~。睡眠導入剤を飲んで寝ても、咳で起きることが多くて…。


咳との闘いです。でも、やっぱり喉の炎症との闘いかな。

再入院してます

結局、昨日から再入院しました。今回は完全にベーチェット病の粘膜症状である、喉の炎症みたいです。扁桃腺も赤くて痛いし、咳が出て、夜はあまり眠れません。

でも今回は、一週間位で退院出来そう。そんな気がします。
治療に専念します!

明るい未来を考えるぞ!

 相変わらず、調子は良くなくて、明日は病院で、自宅静養になるのか入院になるのか分からないけど、考えていると眠れなくなるので、明るい未来を考えていたら、導入剤の効き目もあってか、すーっと眠れました。

 また元気になったら、フレンチを食べに行きます!実は来月、予約しています。中旬くらいに。12歳年上の友人の誕生日を、計画しています!それから、夏のセール時期になったら、母親と一緒に三越にお買い物。母親の洋服も買ってあげたい。

 もっと先の話し。将来は、おうちの庭とかベランダで、お花や野菜を育てます。お花は虫が付きにくい初心者でも育てやすい物から。野菜はプチトマト・大葉など、できるならハーブも挑戦したい。

 自宅で焼けるパン焼き機(?)を購入して、美味しいパンを焼きます。出来たてのパンで、朝食!大好きなジャムやチーズに、美味しいコーヒーも。

 そうか!あとは、旦那様だけだ!

月曜日に病院です

 例によって、喉が赤く痛くなってしまいました。今日は、先生が外来ではなくて、病棟にいるはずだったので、病院にお電話してみたら、本当に珍しいことなのですが、お休みとの事。事情を説明すると、先生に連絡を取って、私の自宅まで連絡をくれるというのです。こんなことは初めてだったので、驚きましたが、先生の患者に対する心遣いにとても感謝して、連絡を待ちました。

 30分もしないうちに自宅に先生から電話がかかり、現在の状態を説明して、とりあえず、今もっている抗生剤を飲んで、今日明日と様子を見て、月曜日に病院に行くことになりました。もし熱が出ているようなら、今日のうちにとりあえず病院に入院してもらおうと思っていたが、熱がないようだから、月曜日に病院にいらっしゃい、とのお話でした。先生に本当に感謝です。

 実は、私も出来るだけ入院はしたくないです。前回の退院からまだ3週間。その時の入院ストレスが辛かったので、出来るだけ実家で静養したい。月曜になっても今のように喉が赤く痛くて仕方ないのなら、入院かもしれませんが、今日明日、先生がお休みの状態で病院に入院していても、ただ検査をして抗生剤の点滴をするだけだろうと、察しがついています。だったら、内服で抗生剤を飲んで、実家で寝ている方が、熱もないので、まだ大丈夫だし、気持ちも楽です。

 でも母親も扁桃腺炎で昨日は熱が出ていたし、今日も先程は熱が7度あるとのことだったので、あまり迷惑もかけられません。明日一日自宅でゆっくりしていて、月曜日に病院へ行って、入院した方が良いと先生が判断したら、仕方なくまたします。入院したくない~!と駄々をこねても、母親に迷惑だろうし。明日で少し体調が良くなるよう、ゆっくりしています。

また、調子が悪い。

 イヤな予感がしていたとおり、昨日から風邪っぽいな~と思っていたら、今朝は喉が真っ赤。この間、入院したときほど、喉が痛いわけではなくて、咳が少し出ていて、倦怠感もまだ大丈夫な方なので、とりあえず会社を休んで様子を見ました。

 調子が悪いと、夜、いくら早くお布団に入っても、寝付けないことが多いです。ので、昨日もよく眠れずに、今日は昼間、とにかく布団に横になって、寝られるときに寝ていました。

 だんだん扁桃腺の赤みは取れてきたけど、喉の周りや奥の方はまだ赤い。ほとほと、イヤになってきます。咳は、薬を飲んでいるおかげか、少し喉の赤みが取れてきたおかげか、今のところ治まってきたので、それだけでも楽かな。体はだるい・・・

 会社の方は、もう後任の方の手配に入っているし、無理をしないで良い、と部長さんも言ってくださっていたので、今日はそのお言葉に甘えました。たまたま重要な仕事が一つだけあり、それをお隣の部の先輩女性にお願いするように、営業さんに頼みました。

 やはり、体調がまだ安定していないようです。自分では制限して仕事をさせてもらっていたし、後任の方への引継が終わるまでの間なので、出来る範囲で仕事をしていたのですが、何でなのでしょうか。情けなくなってきます・・・。皆さんに迷惑をかけるし、ここは思い切って、きちんと辞めて、しばらく静養して、体を安定させることに重点を置いた方がよさそう。

 だからといって、しばらくしてまた安定したからと、新しい仕事につけば、それはそれで環境が変わるので、また気を付けないと体調を崩し兼ねません。自分の体なのに、どうにもならない。働かないと、いくら実家にお世話になっているからと言って、申し訳ないし、だいたい少しは動かないと、それはそれでストレスになります。ああ、もう考えるとイヤになるから、ちょっと考えるのやめよ~!とにかく、今の体調を戻せるようにゆっくりしていよう!

あれ?風邪っぽいかも

 喉が、いがらっぽい~!イヤだ~!どうしてだ~!と、今日は一日、何となく。家中、家族みんなが風邪っぽくて、喉が痛かったり、咳が出ていたり、母親は今、熱が7度6分もあるそう。それでもお夕飯を作ってくれていて、父親のお弁当も(夜勤です)作っていました。

 今日は東京では朝から雨で、ちょっと肌寒いかな、と思っていたら、昼間は霧雨のような感じで、どんどん蒸し暑くなって来たみたいです。外出から帰ってきた営業さんが、「暑い~」と言っていました。確かに、仕事帰り、雨はポツポツ程度でしたが、歩いているとムシムシしていました。今は、完全に雨。明日は東京は晴れで、気温が夏日の予想。こんなに毎日、気候が激しく変化していたら、体調も悪くなりますよね。

 せっかくこのところ調子が良かったのに。もう、喉に少しでも症状が出てくると、怖くて怖くて・・・。また痛くなって、入院、なんてことになったら、本当に悲しい・・・。何としても、今夜は睡眠をたくさんとって、体調を戻したい。せっかく飲み始めた関節炎の薬が効き始めたのか、間接の痛みが少し和らいできたので、嬉しかったのに~。

 眠って眠って治るなら、たくさん寝るぞ~!!体を休めることが一番ですよね。

今夜はカレーだ~!

 今夜はカレーらしい。母親がそうすると言って、作っています。うちの実家のカレーは、具が一般的なカレー。ジャガイモ・にんじん・玉ねぎ・主に豚肉。ルーは二種類を使っていて、隠し味にケチャップを入れるそうです。で、普通に、ご飯にカレーをかけて食べるのです。

 もちろん、お母さんのカレーは美味しいのですが、私はそれにチーズをのせたり、納豆をのせるのが大好き!さらに、具については、ナスやオクラ・ホウレン草、ある時はズッキーニとか、ヤングコーンも入れた入りします。ひき肉も入れるのが好き!なぜか、牛肉やシーフードは作りませんでしたね~。

 カレーって、大好き!外食で、タイカレーやインドカレーを食べるのも好きで、よく行きました。一人でカレーランチを食べに行ったこともあります。外食だとシーフードカレーも好んで食べます。ライスも良いけど、ナンで食べるのも好きなので、だいたい両方を選んで食べるのでお腹一杯になってしまいます。日本人はカレー好きが多いようですね。何ででしょう?でも美味しいからね、分かる気がします。ああ、楽しみ・・・

昨日は眠れなかった~

 主治医に処方された通りに、毎晩、安定剤と睡眠導入剤を飲んでいるのに、昨日はウトウトし始めたら、何かのきっかけでぱっと目が覚めて、仕事のことを思い出したら、眠れなくなってしまいました。

 はあ~自分で情けなくなります。せっかく眠れそうだったのに~思い出したってどうにもならない事を思い出して、「どうしよ、どうしよ」と頭の中でグルグルこれだから、薬の力をかりないとダメなのですよね~。って、かりてもダメでした。

 若い頃(?)は、こうじゃなかったのに。もちろん仕事の心配事はありましたが、それを寝る前は考えないと割り切って、体の疲れもあってか、結構きちんと眠れていたのに。それが、年を重ねて、体も心も変わってきたのか。あんまり病気の影響とは考えたくないし。

 結局、昨夜、眠れなくなったほどの心配事は、今日会社で全く問題がありませんでした。間違っていた、と思っていたことが、ちゃんとあっていたのです。記憶に自信がなくて、寝る前に焦ったのでした。

 ミスはしたくないし、だからといって、今日の仕事の内容全てを覚えていることも不可能。一回一回の仕事を、出来るだけきちんと片づけていくしかないのですよね。分かっているけど、営業事務って、やっぱり雑務が多くて難しいな。他の部の先輩方はすごいな、と思います。

スカートが入らないよ~

 持っているスカートが、どんどん入らなくなっています・・・。1年前までは完全に専業主婦でしたから、平日に外出するのは、スーパーやクリーニング店などがほとんど。なので、ジーンズが多かったので、スカートは土日で外出するときに、たま~に着たくらい。6年くらい前に買ったスカートも、1・2度着ただけ、という物がありました。さらにその後に買ったスカートも、何着かありましたが、先日試しに着てみたら、は・は・入らない~。ウエストもダメ、お腹周りもダメ。マーメイドスカートなんて、悲しい状態。合計、6着、着られなくなっていました。

 大好きなスカートで、大切にしていた物ほど、1度しか着ていなくて、多分もう二度と着られない~。この1・2年で2キロくらい太りました。その2キロは、微妙な体重で、Mサイズで入っていたスカートやパンツが、Lでないとダメになってしまうのです。だからといって、じゃあこれから痩せる予定もなし。当分は間接が痛いと思うので、フラメンコも出来ませんから、体も締まるどころか、ゆるみっぱなしでしょう。なのに、美味しい物は食べたくなる。

 体調が落ち着くまでは、ちょっと体を締め付けるタイプの、格好良いスカートやワンピースはお休みして、今年の夏は、ちょっと余裕のあるスカートで、でも、おしゃれもしたいから、1着くらいはスカートを新調しようかな、と思うのでした。

 

美味しい食べ物を

 実は、仕事を辞めることになります。体力がフルタイムで持たないことが分かりましたし、少し体と心をお休みしたくなりました。今は時短で出社させて頂いているので、後任の方が決まり次第、引継ぎとなりそうです。

 そんな経済的に不安定な状態に入りそうなのに、私は最近、美味しい物をちょこちょこと食べたくて仕方ありません。前からそうでしたが、このところ、お財布にお金が・・・と心配しつつも、外出ついでに、買ってしまいます。

 昨日は母親とランチのあとに、有名なたい焼き屋さんで、たい焼きを購入。先週の水曜には、主治医のいる病院近くにある美味しいパン屋さんで、評判の惣菜パンとイギリスパンを購入。今日は、このところ久しぶりに食べたかった、軽井沢にあるジャム屋さんのジャムをネットで購入(どうも軽井沢に行けそうもないので・・)。まだまだ細かくいろいろと・・・。

 でも、なんだか、食べたいな~と思ったら、出来るなら食べようかな、と思います。もちろん、食べ過ぎたりしては健康に良くないので、その辺は気をつけて。購入しても、もちろん私一人で食べるわけではなく、両親や弟も食べるので、家族が美味しい物を食べるのです。経済的に、絶対に必要な食べ物以外、購入が無理な時は無理です。そういう時期は何度もありました。今、大丈夫な範囲で、家族で美味しい物を食べられれば、それも幸せの一つですよね。

今、穏やかで幸せかも

 先日の水曜から安定剤の服用を再開し、気持ちが落ち着いてきたのか、でもその数日前から、そろそろ気持ちが落ち着き始めていると分かっていましたが、今、とても穏やかな気分です。何か、心の中で、一段落したような・・・。

 今日は母親とパスタランチに行きました。最近、母親と外食します。美味しい物をランチ価格で二人で頂くのが、とても幸せ。体調は日々変化しますが、精神的に自分が楽で、とても心地よい時間を過ごしている、と感じています。もしかして、私は今、穏やかで幸せな状態なのだと思いました。

 親しい男性の友人も出来ました。一回りも年上なので、最初はちょっと分からない部分もありましたが、いつも遠くで見ていてくれている感じです。なんせ今まで、年上の異性の友人は、5歳上が最高でしたので、さすがに12歳上だと、自分の考えの及ばない年齢です。私のワガママも、今のところ聞いてくれています

 ゆっくり、急がず、楽な状態で、しばらくは生活して生きたいと思います。

何か習い事を

 大好きなフラメンコは、しばらくお休みすることにしました。さすがに、関節炎が悪化して、日によっては、歩くのも痛く感じる状態では、満足にフラメンコの基本的な足の動きも出来ませんし、何より、大切な「音」を出すことが出来ません。手も、あの滑らかな動きは無理。とても寂しいのですが、手がこわばるような状態ですから、今はもう、諦めるしかないな、と思いました。必ず、新しく飲み始めた薬が効き始めれば、また再開することが出来るはずだと、信じています!夢は、還暦祝いを、自分でフラメンコを踊ることですから!

 しばらくの間は、何か違うことを始めたいな、と考えています。出来れば体を動かしたいのですが、どうしても足の裏や甲が痛くなるので、難しいかな、とも思うのですが、ヨガだったら、ポーズによっては出来るかもしれない。太極拳も挑戦したいのですが、やはり足が辛いかな・・・。

 体を使わない趣味なら、茶道や華道にも興味があります。アロマも本当はやってみたい~!資金難なので、区内のサークルや、区が運営している施設での講座で、何か習い事を始めたいと考えています。今の体の状態で、出来ることを!

 

感激するほど

 今日は感激するほど、気持ち的に体調が良かったのです!昨日、主治医から、安定剤を朝昼夕と一錠ずつ飲むことと、寝る前には睡眠導入剤を飲むように言われて、実行しましたら、まず、よく眠れたし、あんなに辛かったフワフワした感じやドキドキした感じ、脂汗も、今日はほとんどなくて、とても気分良く、仕事が出来ました。

 会社でのストレスで、そんな症状が出ていると、自分で本当は認めたくなかったのです。そういうことは以前は全くなかったし、4年ぶりに仕事復帰した数ヶ月前も、疲れるとフワフワしたりドキドキしていましたが、しばらくしたら慣れると、思いたかったのです。そんな時に入院することになって、退院後の復帰は、余計に自分でプレッシャーを感じていたのかもしれません。主治医に薬を飲むように言われて、堪忍して飲んで、こんなに楽になるなら、もっと早くから飲めば良かった~と思ったのでした。

 関節炎は、今まで痛さが出なかったのが不思議なくらい、痛くなっています。でも肘や膝などの大きな間接ではなくて、手の指や足の裏・甲などで、歩くのがちょっとゆっくりな感じでしょうか。会社内を、ウロウロするのを、出来るだけ少なくするように心がけています。

 気分だけでも良くなって、まるで病気を発症する前に勤めていたころを思い出しました。仕事復帰して今日が一番、体調が良かったので、嬉しかったです。ただ、できれば、早く安定剤を飲まなくても、日常生活が出来るようになりたいな、と思っています。

退院後の初外来

 今日は会社をお休みして、退院後の初外来でした。先生にいろいろとお聞きしたいことを聞いてみたら、薬が結局、増えたというか、元に戻り、さらに変更した物もありました

 会社に行っていると、フワフワした感覚と、脂汗のようなのが出てきたり、ドキドキしてきたりしたので、その辺のことを聞いてみたら、止めていた安定剤を再開することになりました。というか、飲まないと、余計にひどくなるから、飲みなさい、と言われてしまいました。さらにこのところ、睡眠導入剤を飲んでもなかなか寝付けずに、夜中の2時・3時まで眠れなくて、と話したら、導入剤をもう少し効き目の強いものに変えることになりました。どうやら、それらは全て、ストレスのようです。入院しているときは、そういう症状はなかったので、安定剤も止めましたから(導入剤については、時々飲んでいましたが)。

 関節炎も、我慢できないほどではないけれど、日によって痛くて、足の裏が痛くなるので、歩くのがちょっと辛いこともある、と話すと、「仕事に復帰するのがちょっと早かった」と、言われました。「もう少しゆっくりしていた方が良かったのに」とも言われましたが、そうそう会社も休んでいられませんし・・・。仕事してみないと、痛くなるかどうかも分かりませんでしたし・・・。

 と、今日はちょっと、気持ち的には落ち込むほどではありませんでしたが、体調も薬も仕事に関しても、「やっぱりダメか~」と、ある意味あきらめのような気持ちになり、納得したというか。なので、帰りには病院の近くにあるレストランで、大好きなカルボナーラを久しぶりに食べちゃいました~。美味しかった。

ちょっと良いかも

 今日は仕事が何だか忙しかったです。しかし、やはり時短勤務のおかげか、体力は持っています。あさ10時半くらいに出勤して、就業時間最後まで。6時間勤務です。でも勤務時間が短い分、ちょこっと残業しないと、仕事がなかなか終わりません。それでもやはり、フルタイム勤務の時に比べて、ずいぶんと体力的には楽になりました。

 相変わらず、フワフワとした感覚は残っていて、これはもしや精神的なものだと思っていますので、倒れない限り(倒れないのですね~)は、気にしないようにしようと決めました。明日は会社をお休みして、退院後の初外来なので、一応、主治医には聞いて見ようと思っていますが。

 自分で自分を精神的に追い込んでいたのではないか、と、ここ数日で感じました。急に体調を崩して入院して、周囲に迷惑をかけて、私はどんな風に思われているだろう、とか、時短の勤務で、やはり周囲はどんな風に思っているだろう、とか。かなり周りの目を気にしていました。そういう、自分に自分でかけていたプレッシャーで、ずいぶんとストレスを感じていたのではないかと思ったのです。

 急に、「あ、もう悩むのやめよう」と気づき、「仕事が終わったら、頭の中を切り替えて、仕事のことを考えるのやめよう」と思いました。自分ではそうしているつもりでいましたが、かなり考えていたと思います。そうしたら、何だか、心の中が明るくなってきました。体力的にはかなり良い勤務時間で、今は勤めさせてもらっていますので、あとは自分の気持ちの問題。そこに気付いたら、精神的に、「ちょっと良くなってきたかも」と、感じます。今後、勤務時間については、会社側がどのように判断するか分かりませんが、このままの6時間勤務なら、出来る限り続けても良いな、と思うようになってきました。それにしても、忙しい・・・。

むし暑いなあ

 何となく、むし暑く感じる日が続いているような・・・。昨日の日曜日は、家でゆっくりとゴロゴロしていたので、さほど感じませんでしたが、川に釣りに出かけていた父親は、脱水症状のような状態で帰宅し、「暑い暑い」を連発していました(母親にスポーツドリンクを飲みなさい、と言われて、ゴクゴク飲んでいるうちに、具合が良くなってきたようです)。今日は昨日に比べると、だいぶ涼しかったようですが、私の勤めている会社のフロアは、もう、むし暑くて。

 先週の木曜日に仕事復帰する際、きっと暑いだろうな、というのは覚悟していましたが、まだ東京は梅雨に入ったわけではないのに、むしむしとベタベタと暑いのです・・・。きっとフロアに人が入りすぎているのではないでしょうか。暑がりで、暑さが苦手な私はとても辛い・・・。だからと言って、半袖の真夏のような格好をしていった日に限って、クーラーが効いたりするのではないか、という考えから、まだ七部袖のシャツを着ていっているのですが、やはり今日も、むしむししていました。

 フロアはとても大きくて、100メートル競走が直線で出来るらしいです。多分、400人くらいの人が働いているのではないか、と聞いたことがあります。場所によってはとてもクーラーや空調が聞いてしまう部分もあるようですが、私の部署の部分は、効かない・・・。夏はものすごく暑いらしいので、困りますね~。暑いとだるくて具合が悪くなり、仕事の効率も悪くなる気がします。だからと言って、クーラーが効きすぎるのも寒いし・・・。難しいですね、会社の社内温度調整。

気晴らしに軽井沢でも・・・

 どうも体調が今一歩なので、これはもう、思い切って生活と気持ちを一変するために、旅行にでも行きたくなりました!

 20代から30代の始めに、長野に6年間住んでいたのは、軽井沢の近くでした。車で40分位の所でしたので、日曜日にでも、ふっと遊びに行きましたし、親しい友人が軽井沢に住んでいたので、時々行っていたのです。だから東京に戻ってからも、改めて旅行で軽井沢に行くなんて、と思っていたのです。しかし、ここ数年、「行きたいかも」と思うことがありました。

 私が好きなのは、ちょうど今頃の軽井沢。新緑が素晴らしいのです!夏はシーズンで、たくさんの人が来ていますし、何年か前に8月のお盆時期に行きましたら、軽井沢なのにあまりに暑くて、2時間くらいで帰って来ました。近頃は軽井沢でも、真夏は随分と暑くなったのかもしれません。涼しい所で・・・なんて思って行くと、太陽がサンサンと照って、歩いているのが大変で、しかも日焼けもしてしまいます。それでも、やはり夏は軽井沢で涼しく過ごしたいわ・・・と考えたりもしますけど・・・。

 本来なら、これからの仕事のことも考えたりして、ここで思い切って旅行をしてお金を使う、なんてことはいけないかもしれません。しかし、使うべきときは、使わないと。主治医もうつ状態に入ると、「旅行にでも行きなさい」と言います。今回は、うつとは違うでしょう~と自分で思っていましたが、どうも体調を崩して、これから先の不安もあり、そちらの方向に行っているようです。ということは、この辺で気分転換して、まずは気持ちをリフレッシュした方がいいかもしれません。軽井沢の綺麗な空気と、真っ青な空と、美味しいご飯と、ゆっくりした時間を過ごして、この半年間の疲れを取ったほうが良いかもしれないと、考えているのでした。

お祭りを見に

 年に一度の地元のお祭りが、今日から二日間、始まりました。弟は毎年必ず、仕事のお休みを取って祭りの御輿に参加します。幼友達が集まってくるのです。去年から私も、たまたま帰省していたので、見に行っていました。今年は完全に実家にいますので、母親が「見に行く?」と誘ってくれたので、今日は夜の御輿を見に行ってきました!

 病気を発症する前、2度目の結婚前、今から5年前に、御神輿を最後に担ぎました。それ以来、自分では担いでいません。でも見るだけでも、なぜか楽しい。子供のころから、お祭りは毎年身近で、当たり前の行事だったからでしょうか。

 母親と二人で、顔見知りの町内会の皆さんに挨拶しながら、御神輿にしばらくついて回りました。昨日、一昨日と仕事を少しして、疲れてしまっていましたが、心のリハビリも兼ねて見に行って良かったです。気持ちの切り換えのためにも、体力的に負担にならない程度に、外に出ることが必要かな、と思いました。

 自分が今、また新しい出発をしなければいけない気がしています。自分にとってどの方向が望ましいのか、ちゃんと選べるように、まずは精神的に落ち着きたいと思っています。

調子が良くないな、でも

 どうも調子が良くないのです。昨日と同じように、朝1時間半ほど遅くに出社させて頂いたのですが、どうも体調が良くない。ただ、周囲は、見た目で元気そうだと、思ってくれているようです。

 もしかして自分で思いこんでいるだけかな、とも思っています。仕事は出社したらきちんとしたいので、今日は止めていた安定剤を1錠と、痛み止めを1錠、飲んでみました。それなりに効き目があったので、来週は我慢しないで薬を飲もうかと考えています。

 退院してやっと1週間ですので、調子が戻っていないのは仕方がないと思うのです。その上に、関節炎の症状が出始まって、動き始まったばかりなので、これからどんな風になるのか分かりません。症状の悪化を止めたいので、間接炎に効くという薬も、新しく飲み始めましたが、今のところ効き目よりも症状のほうが強く出ている気がします。

 甘えているだけなのか、本当に調子が良くないのか、もう自分でも分かりません。困ったなあ~。とりあえず、明日明後日はお休みですので、家でゆっくりします。

やっぱり仕事はいいな

 今日は退院後、仕事復帰初日でした。時短で、朝1時間半ほど遅れての出社になりましたが、やはり疲れましたし、足の甲や裏の間接が痛くなり、最後の方はちょっと引きずる感じで歩いてしまいました。それでも・・・

 やっぱり仕事をするって、良いですね。調子はあまり良くなかったのですが、職場では「大丈夫?」と言う声をかけてもらい、その後、いつものように皆さんが接してくれたことがとても嬉しかったです。仕事も、同じ部の女性がカバーしてくれたり、隣の部の大先輩がきっちりカバーしてくれていたおかげで、一番気になっていた経理処理も、問題なく済んでいました。本当に感謝です。それでいて、私が出社すれば、それなりに皆さんが仕事を下さる(?)。体力的にきつくもあり、でも、私としては、出社したからには出来るだけ仕事をしたいので、周りは遠慮されていると思いますが、一応今日出来るだけのことはしました。仕事は、やはり、どんな形でもしていた方が良いと、実感しました(もちろん、主婦の方は主婦業専念でも私は大賛成です。持病があってもシングルの場合、体調が落ち着いていれば、の話です)。

 しかし、自分の体力をきちんと考えなくては、ダメですね。自分は持病がある、ということを念頭において、もう一度考え直す必要がありそうです。今の職場は、私にとって、周囲の人達がとても優しい。あまり詮索せずにいてくれます。本当は私の部に、事務の女性は二人しかいませんから、一人が今回の私のように長期で休むと、迷惑がかかっていただろうと思うのです。それでもあからさまには、意地悪をされたり、文句を言われたりはしていません。もし陰で言われていたとしても、私の耳には入ってきません。そんな良い環境の職場で、今後、また体調を崩して迷惑をかける可能性もあります。申し訳ない、という思いと共に、自分が今、自分の体調に責任が持てないのです。

 もしかして、少し休んで、気持ちも体調も落ち着いてから、また仕事を始めて方が良いかもしれないと、考えています。今日は久しぶりに仕事に行って、とても嬉しかった反面、確かに疲れてしまった自分がいました。とりあえず、明日も一時間半ほど遅くの出社です。今週は明日が金曜日なので終わりです。また週末の土日にゆっくりして、来週に備えます。

明日から会社

 ゴールデンウィークも今日で終わり、明日から仕事の方も多いですよね。私もそうです。が、約1ヶ月ぶりの出社でちょっとドキドキ。

 会社の方々に、仕事をカバーして頂いて、本当に迷惑をかけてしまいました。自分でもまさか、仕事復帰して約3ヶ月後に入院することになるとは、思っていませんでした。もし体力的にダメだとしたら、1ヶ月もたないかな、なんて最初は思っていました。が、とにかくこれからの経済的なことを考えたら、両親にも負担はかけられませんし、仕事がないこの不況の中、偶然前の職場に派遣として勤めることが出来るなんて、こんなラッキーなことはないと、お話を頂いて飛びついてしまいました。

 いざ仕事を始めて、もう辛くて辛くて。仕事を覚えることもそうですが、体力もフルタイムできつかったのです。午後の3時半ころから、頭が痛くなったり、ドキドキし始まったり、頭痛の痛み止めか、安定剤を飲みながら、仕事をしていました。それでも1ヶ月が過ぎ、何とか続けられそうだと感じ、だんだんと痛み止めや安定剤も飲まないようにしていました。一日だけ、急に、風邪のような症状でお休みしましたが、あとは通うことが出来ていましたので、大丈夫かな、と思っていましたが。年度末、年度初めが終わり、ふっと気が抜けたのでしょうか。

 気管支炎のうえ、ベーチェット病の関節炎が進んでしまっていたとは、夢に思っていなくて、やはり自分は病気なのだな、と改めて再認識しました。出来るかもしれない、と思っていましたが、今回のことで、無理なことが分かりました。出来る範囲で、症状が悪化しない程度に仕事をするしかないようです。そうしないと、家族や勤め先に大変迷惑がかかることが、よく分かりました。こういう時期だからこそ、会社も人員ギリギリで仕事をしています。私が休むと、他の方に本当に負担がかかるのです。また、入院すると、家族に負担がかかります。自分の体にも負担がかかり、病状が悪化します。良いことがありません。今回のような入院を、二度と繰り返さないようにしたいと思います。

何となく回復?

 昨日は久しぶりのお出掛けをして、今日の疲れはどうかな?と思っていたら、結構大丈夫!お出掛けと言っても、ランチをして、移動して、ウィンドーショッピングして、お茶して、移動して、ウィンドーショッピングして、休んで、と出来るだけ、疲れたら休む、という感じでの外出でしたから、昨日の夜は少し足の裏や甲が痛くなりましたが、今日にまでその痛さは残っていませんでした。久しぶりの外出で、かえって気分的には充実して楽しくて、適度の疲れもあり、よく眠れました。

 さて、今日は一日家で衣替えをしようと決めていました。母親が付き合ってくれて、入院中に春になったり冬になったりしていた気候も、さすがにもう冬の寒さには戻らないだろうと、冬物のウールのセーターやスカートはクリーニングに出したり、タートルネックのシャツは半袖のシャツと入れ替えたり、ブーツをきれいにして箱に収納したりと、冬の品物の片づけと夏の洋服を少し出したりしました。あとは、母親とご飯を食べたり、お茶を飲んだりしながら、いろいろと話しているうちに、何となく体調が良いような気がしてきました。

 毎日少しずつ動きながら、ゴールデンウィーク明けの仕事復帰に向けて、体調が戻ってくれば、と考えていたのですが、何とか戻ってきそうです。ただ、もう無理は出来ないな、と自分で分かっていますので、仕事についても考えていることはあります。

 今回の入院で、いろいろと考えました。ただ、先の事をたくさん考えすぎると、不安ばかりになってしまいますし、とにかく今は私自身の体調回復と、この半年間、突っ走ってきた状態を少し休んで、また再出発したい、と思っています。この数日でだんだんと日常生活に慣れてきて、体調も気分も回復してきていると感じていますので、焦らずに少しずつ・・・

リハビリのつもりで?

 退院から3日目。今日はリハビリもかねて、外出しました!まずは、弟の勤める創作中国料理店に、ランチを食べに行って来ました!

 自宅から最寄り駅まで行って、そこから地下鉄で40分くらい。お店は青山にあります。今日はお天気がとても良くて、お店から外の眺めがとても綺麗でした(ビルの最上階にあります)。最初の一杯だけシャンパンで乾杯!(一応、私の退院祝い)私は食べる方に専念。しかし・・・病院食に慣れてしまっている私の胃は、この二日間で、自宅のご飯でさえ胃もたれする状態。しかも量があまり食べられない・・・せっかくのバイキンラグンチなのに・・・。なので、少しずついろいろな種類の料理を食べました。

 お腹がいっぱいになって、さらにデザートも食べてから、お店を後にして、今度は地下鉄で銀座へ。

 銀座はたくさんの人で賑わっていました。銀座に行ったのに、私は自分のMDに取ってある曲が聴きたいので、MDプレーヤーを探しにビッ○カメラへ。今時はMDプレーヤーは少ないのですね。ああ、どうしよう、たくさんの私のMD・・・。プレーヤーを持っている友人に頼んでみようか・・・ということで、とりあえず今日は断念。他の物を見てから、ちょっと疲れたのでお茶を飲みに喫茶店へ。途中で眼鏡屋さんでサングラスを見たり、ジュエリー店でネックレスを見たりしました。

 今日は結構歩きました。一昨日と昨日は、自宅近所のスーパーに出掛けたり、父親の車で移動、と、少しずつ体を日常生活に慣れさせるようにしていましたので、思い切って今日は動きました。やはり歩くと、足の指や裏・甲の部分と、間接が多少痛むのですが、休むと回復します。こんな風にして、しばらく様子を見るしかないな、と思っています。とりあえずこのゴールデンウィークはリハビリのつもりでいます。

とりあえず、お別れしました

 約3週間の入院の間、主治医の考え(と、いうほどでもなかったようですが)で、3年以上も飲んできた薬の一つ、精神安定剤をやめました。お別れしたのです。

 ベーチェット病が悪化して、ステロイドの内服を始めて約3年半。入院してステロイドを点滴で入れた3年半前の入院から、夜、眠れなくなることが多くなり、主治医が安定剤を処方してくれました。点滴治療が終わって内服になってからも眠りずらく、退院後、前の旦那との生活に戻っても眠れないことが多くなり、最初に処方された1錠から2錠になり、今から1年ほど前には血圧が高くなり、3錠まで飲むことになりました。このまま飲み続ける薬の一つだと、思っていました。飲まないと、眠れないと思っていましたから。

 ところが、今回の入院中、主治医が安定剤を抜きにして薬を処方してくれました。最初は「忘れたのかな」と思っていましたが、ある時、聞いてみたら、「ああ、いらないような気がしたから。もういらないだろ」と言われて、「はあ、そうですね」ということになり、安定剤なしで入院中を過ごしました。眠れないときはどうしたら良いか、と言う私の質問には、安定剤を飲んでも良いし、睡眠導入剤を飲んでも良いよ、と言われたので、私は導入剤の方を飲むことにしました。癖のようになったたり、飲まないと眠れない、と思いこんではいけませんが、私の今の状態ですと、眠れないほどのステロイドは内服していませんし、プライベートで悩み抜いているわけでも、多分ありません。主治医は離婚したことはもちろん分かっていますので、私が夫婦間で悩んでいたのも知っています。それがなくなったのは、ある意味、ストレスが一つ減ったことだと考えている部分もあるようです。確かにそれは、きっと当たっているのです。(ただ、経済的なことで、少々悩んではいますが)それに、血圧も今は高くありません。精神安定剤を飲む理由が、あまりありません。だとしたら、布団に入って1時間以上眠れないわ~次の日に支障をきたすかも~、もしくは最近寝付きが悪くて寝不足でどうしても今日はしっかり寝たい!と言うときに、睡眠導入剤を飲むことにしたほうが良いと判断しました。入院中も、寝不足の日が2・3日続いたら飲んでいました。あとは、5時間くらいの睡眠でも、入院しているのだから大丈夫、今日の夜は眠れるだろう、くらいに思っていたら、安定剤を飲まなくても、眠れる夜が続くようにもなりました。

 この考え方は、例えば、次の日に仕事がある、という環境だと体力的に続かないかもしれません。持病があると特に寝不足は体力を消耗して、病状も悪化させます。入院しているときは、仕事を休んでいますから、「睡眠不足でも入院しているのだから大丈夫」でもすみました。体調を考え、さらに、できるだけ必要のない薬は減らしたい、ということですと、毎日のフルタイムの仕事を続けていくのは難しいかな、と今、考えています。せっかくお別れすることが出来た薬に、また頼らなくてもいい環境を作ることが、今の私には必要なのかもしれない、と思います。

病院での出会い

 今回の入院では、様々な人に出会いました。特に印象深かったのは、高齢の女性の3人!人生の大先輩!

 多分、3人の中で一番年上だと思われる91歳の女性は、左足の太ももを骨折して入院したとの事。すでに歩行器を使ってご自分で歩くようにしていたらしく、病室は階数が違っていたのですが、談話室でお会いしてたまたま二人っきりでしたので、かなりプライベートな部分までお話しました。島根県出身で、16歳で東京に一人で出て来て、いろいろなご経験をされていました。当時としては周囲の猛反対を受けながら、8歳年下の男性と結婚し、旦那様が70歳の時に他界され、それからはお一人で暮らしていたとのことですが、今回の入院をきっかけに、息子さんが家を売りに出されて、退院後は施設にお入りになるとのこと。「おうちで暮らしたいのではないですか?」とやんわり聞いてみたら、「もう欲はありません。なるようにまかせます。」というようなお答えでした。本当に91歳とは思えない、若々しくて頬がほんのり上気していてピンク色でした。

 88歳の同じ病室の女性は、岩手県出身。やはり談話室で一緒になり、お話しました。半年前に岩手から、娘さんのいる埼玉県に引越してきて、一緒に住むようになったそうですが、実の娘とはいえ、同じ家に一緒に住み始めると、時が経っていろいろと問題が出てくる、ようなことを話されていました。それは病室に娘さんがお見舞いに来るたびに、最後には言い合いになっている様子が筒抜けでしたので、察していました。さらに、お若い頃、結婚後に太平洋戦争中の満州に4・5年住んでいたそうです。日本人もたくさんいたそうですが、ほとんどが満州の方でも、日本語を話せる方が大勢いたので言葉も物質的な不自由も全くなかったとのこと。しかし戦争が終わり、日本へ戻る際、満州に行く時にたくさん持っていった家財道具は全て置いて、小さな息子さんを連れて帰ってくるのがやっとだった、と辛い体験のお話もお聞きしました。私は祖父母から戦争中の話を少しは聞いていましたが、実際に満州に住んでいらした方にお話を伺ったのは始めてでした。

 もうお一人は、同じ病室で、私のベッドの前のベッドに寝たきりの女性。お年は分かりませんでしたが、高齢であることは分かります。じょくそう(床ずれ)が原因で入院されたとの事。お話も良く聞いていないと、聞き取りづらい部分があります。が、看護師さんやヘルパーさんとのやり取りを聞いていると、とても楽しい方だというのが良く分かりましたので、少しずつお話するようになりました。不思議ですが、ほんの数分話している間に、プライベートなことまで話していました。いつも、じょくそうのところが痛そうにされているので、「どうしてそんなになるまで・・・」と言うと、「分かっているんだよ、それは自分が一番。でも入院すると、これ(親指とひとさし指でお金のサイン)もかかるでしょう、実際」とおっしゃったのには、びっくり。かなりぶっちゃけトークでしたので、私もぶっちゃけました。私がしばらく前に離婚したこと、離婚原因の主な部分、実家に戻って仕事を再開したが入院で休んでいること、きっと他の仕事を探すことになるだろうということも。すると「ついてないねえ~」と言った後に、「これからは、明るい方(ほう)にいくんだよ」とおっしゃいました。その言葉が、その一言がなんだかとても心に響いて。「明るい方」というその一言に、全てがこめられているような気がしたのです。そうか、そうだ、明るい方へいこう、と思いました。

 ご高齢の方々は、たくさんのご経験をされていて、お話していると、本当に人生の大先輩で、貴重なことをたくさんお聞きすることが出来ます。少しだけ、記憶があいまいなところもあるかもしれませんが、そんなことはほとんど問題ありません。真剣に聞いていると、真剣にお話してくれます。精神的に辛い入院でしたが、こうした出会いもあり、良いこともありました。

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