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「私なんて必要とされていない」病

 気分がしている時は、だいたい「私なんて、だーれにも必要とされていないわ」と思います。誰でも一度は思ったことがあるのではないのでしょうか。

 来るんですよね~、私も。年に何回も、そう言う時が。この数日はそういう日でした。結婚式を挙げたばかりの親友と夕食を一緒にしても、帰ってきて一人になれば、また落ち込む。

 夜、寝ようとして実家の布団に入ると、考えてしまう。私には子供もいないから、本心から頼りにしてくれる人もいない。実家の父親には母親の存在が絶対。持病のある私にとっても母親は大切で必要。今、実家は自営業の経営状態が苦しいので、実家にいる弟は経済的にも必要な存在。そんな実家を支えている父親は大黒柱。絶対的に必要。

 私の夫は、昨日まで転勤先の広島の自宅に、義母が一緒に行っていたので、多分、私なんてあまり必要ではないだろうと言うことが感じられる。旦那は家事をしません。彼なりに私を大切にしてくれているのだと思いますし、持病のある私を養ってくれて、好きな趣味もさせてもらえて不満も言ってはいけないとは思います。しかし、私は家で、家事担当。多分、私がいなくても大丈夫でしょう。家事をしてくれる人はまだまだ見つかるはず。旦那は8歳も年下ですから、すぐに新しい奥さんか彼女が出来るでしょうし、義母もまだまだ若いので、旦那のことを面倒見る人は私でなくても良いのです。

 そんなことを考えていたら、「なんだ私なんて誰も必要としてないわ」と、なるわけです。頭では分かっているのです。両親や弟、親友達が、私の存在だけでも、認めてくれていることを。だけど、落ち込んでいる時って、ダメです。どんどん落ち込んでゆく。ついでに、私はもしかして病気がまた増えるかもしれない。こんな人間は、必要とされているどころか、回りに迷惑をかけるだけじゃないか。

 でも私は、落ち込んでも立ち直りも早いほう。今日、先週の検査結果が出て、それを聞いて、子宮頸ガンは大丈夫、ベーチェット病のほうは、とりあえず数値的には(間接痛の数値が高いけど)安定、あとは自分で体調管理をして無理しないこと。明日、広島の自宅に戻って、やっと本格的に落ち着いて広島での生活をすることになります。だったら・・・・

 住むのは始めての土地で、好きな趣味をして、自分がいなければめちゃくちゃな自宅を掃除洗濯して綺麗にし、料理して、広島の良い場所にたくさん行って、少しでも楽しもう!という気持ちでになってくるわけです。あ~、単純。

 でも、いつも心のどこかにある「私なんて必要とされていない」と言う気持ち。この気持ちの波を何とか乗り越えながら、生きてゆくしかないのでしょうね。もしかして、やっぱり持病の一つかも。

 

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