一回り以上年下の彼氏?
なーんちゃって。確かに今日ランチをした相手は、一回り以上年下の男性でしたが、彼氏ではありません。というか、そう言いたくなるほど、嬉しい再会ではありました。
私がまだ一回目の結婚生活で長野に住んでいた頃、地元のコミュニティFMラジオ局で働いていて、その時に1クールだけ(確か)、高校生を使ったコーナーを作りました。私が担当したのは、当時の夫の出身校だった高校生で、男子4人組み。その頃、高校2年生だったと思います。だから17歳くらいかな。例えば、ラジオのボランティアで、学生を使うというのは、結構覚悟が必要なのです。一回、二回くらいはみんな面白がって出演します。それが、毎週一回、決まった時間に必ず15分のコーナーを1クール続ける、というのは、本当にラジオが好きならともかく、ただの遊び心や興味で出演するとなると、まず続きません。使う方(ラジオ局の担当者)は、それを覚悟で使うのです。もし当日ドタキャンなんてことになったら、1コーナー吹っ飛びますから、そうなった時のためのネタや音楽も、用意して置かなくてはならないのです。現に学生ボランティアを使って、ドタキャンされた担当者もいました。
しかし、私が担当した当時高校二年生だった男子学生4人は、1クールきちんと出演しました。毎週ただ高校生が話しているだけでは、リスナーもつまらないと思い、コーナーの「お題」もちゃんと考えて、彼らは次の週までにそれについて調べてきたり、自分たちの高校の同級生に聞いてきてアンケートのように結果を報告したりしたのです。例えば、最近の高校生の制服について、とか、高校生の間で流行っているグッズについて、とか。そして、4人揃わないときには、必ずその理由をラジオで話していました。さらに、彼らがテスト期間に入ったときには、強制的に休ませました。(←地元のラジオ局なので、やはりリスナーの情報が早いですから、あの高校生は試験中なのに、勉強もしないでラジオに出ている、なんてことになったら、大変ですから)
その高校2年生だった彼らの一人が、私に連絡を取りたがっている、というメールが当時のラジオ局の同僚から、先々週私の携帯に届きました。メルアドを知らせると、すぐにメールが届いて、当時高校2年生だった彼も、もう26歳とのこと。おお~、大人だ~。東京に来る用事があるので、予定が合えばケロさんに会いたい、と言ってくれるではないですか~。嬉しいやら驚きやら。ということで、今日、彼がわざわざ私の実家の最寄り駅まで来てくれて、近くの中国料理店でランチをしたのでした。
どうやら彼も持病があるらしく、私の病気を心配してくれて、病気の話や、仕事の話し、お互いの近況報告などをして、2時間ほど話してから彼と別れました。(←って、付き合ってたわけじゃなく、って、しつこいか)彼はどうやら、長野のラジオ局でしばらくディレクターをしていたらしく、その仕事を辞めて、この秋から大阪の学校で音楽(サウンドクリエーター)の勉強を1年間するのだそうです。お互いに持病はあるけど、彼はまだ若いし、私はアラフォーだけど、好きなことをしよう!と言い合いました。いつ病状が悪化するか分かりませんし、興味を持ったことをしたい!と思ったら実行しないともったいない気がします。これからも近況報告をメールでしようね、と話しました。
こんな風に、人とのつながりが続いてゆくなんて、思ってもみませんでした。とても嬉しい出来事でした。
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