「任侠ヘルパー」でちょっと感動
SMAPの草なぎ君主演のドラマ、「任侠ヘルパー」の第2回目放送を、昨夜見ました。先週の1回目を見逃してしまいましたが、昨日の回はなかなか「良いな」と感じました。
設定や内容など、ちょっとありえない状態で、少々乱暴な場面もありますが、ドラマですし、楽しく見るには良いだろうと思っていたら、これが結構良くて、ちょっと涙が出てしまったりして。
自分の祖父母がもう高齢で、ブログにも書いていますが、祖母が少し認知症で、さらに足腰が弱って入院しているので、祖父と一緒にお見舞いに行ったりしていましたので、何だか身近な問題として見ることが出来たのです。昨日の放送は老人介護施設で問題おじいちゃんの役を、津川雅彦さんが演じていましたが、役の設定はまだ70歳。足が弱くなって、時々おもらしをしてしまうので、オムツをするかどうか、なんて言う場面もあって、でも問題おじいちゃんは、ことごとく反抗してみんなを困らせているのです。そんなときに毎年シルバー部門の柔道大会決勝戦で対戦しているその相手の道場に行ってみると、その方は体調を崩されていて、自宅へ行くと、寝たきりになってしまっていた、という状態を見てしまって、津川さん演じるおじいちゃんはガックリしてしまうのです。リハビリもせずに、柔道大会の賞状なども棄ててしまうよう手配したり、オムツもはこうか、なんて気持ちになってしまいました。そこで草なぎ君が、少々手荒い方法でしたが、おじいちゃんを元気づけて、柔道が出来るように自らリハビリを始めたのでした。という感じのお話でした。
改めて驚いたのは、1回目の放送の高齢者役は池内淳子さん、昨日は津川雅彦さんと、本当に大物俳優さんが、本来なら「老い」については躊躇するだろう役に挑戦して下さっていて、見ている方も真剣に見てしまいます。しかも津川さんの役はまだ70歳。それでもやはり、現実問題として70歳でヘルパーさんのお世話になっている方も大勢いらっしゃるのです。そして、オムツの問題も現実的にあるのです。うちの祖父も最初のうちは恥ずかしいのか、はきずらかったのか、やっぱりおもらしをしていたようです。そういう、現実的な問題と、ドラマであることと、見ていて何だかごちゃ混ぜになってしまいますが、でもなかなか面白い、それでいて問題提起もしているような、そんな気もしました。来週も見ちゃおっと。
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