眼科に行ってみたら・・
昨日の土曜日の午前中、眼科に行ってきました。3日ほど前から、左目の中がゴロゴロするというか、チクチクするというか、奥二重の辺りがちょっと腫れていて、ドライアイ用の目薬をしても、アレルギー用の市販の目薬をしても良くならず、さすがに気になってしまって、急遽前日の金曜の夜にインターネットで近所の眼科を探して、土曜の午前中にやっている眼科に行ってきたのです。
半年ほど前に東京に帰省した時に、ベーチェット病の目の症状が出ていないか、定期検診をしました。その際は大丈夫でした。そこで、せっかく眼科に行くなら、一緒にその定期検診もしてもらおうと、名古屋で始めての眼科で、ベーチェット病であることを話し、今回は左目のゴロゴロ感と腫れが気になって来院したが、一緒にベーチェットの症状の検査もして欲しいことを告げました。そうしたらまあ、びっくり!こんなに丁寧な検査はしたことないよ~、というほど、いろいろな器具を使って検査をしました(じゃあ、今までの眼科での検査は何だったの?でも結果が分かれば良いのですが)。
さて結果は・・・ベーチェットの症状はなく、大丈夫とのこと。ほっとしました。が、ここからが驚いてしまったのですが、角膜の細胞の数が減っているとの事?へ?と、始めてのお話だったので、全く知らないことでびっくりしたのですが、角膜の細胞数の検査もしてくれていたらしいのです。写真を見せて下さったのですが、「普通の人が3500、少なくなってしまった人の1500(1700だったかな)。で、あなたは2200しかもうないのよ。」と言われた瞬間、頭が空白。角膜の細胞数は減ってしまったら増えることはあまりない(時に増えることもあるらしい)。このまま減ってしまったら、最終的には角膜移植ということになる。ええ~!!←私の心の声です。結局、コンタクトレンズで、黒目を覆っている時間が長いほど、目が酸素不足になってしまって、角膜の細胞数が減ってしまうことにつながっているそうなのです。だから、私は、2ウィークのコンタクトは絶対ダメ。1Dayのコンタクトも運動する時など、必要な時だけにして、終わったらすぐにはずすこと。と注意をされてしまいました。基本的にはメガネを使用するようにと、女性の50代後半くらいのふくよかな先生でしたが、何ともてきぱきとしっかり指示して頂いて、最後に、「何かほかに聞きたいことはありますか?」と言われて、はっと気付き、「先生、左目がゴロゴロして・・」とそこで始めて来院の本来の理由を告げると、「ああ、結膜炎だから、薬を出しておくわね」で、終了しました。
おどろきました。左目のゴロゴロ感はどこへやら(目薬つけて治るの待ってます)。角膜の細胞数が減っていて、このまま減り続けたら移植だなんて言われたら、びっくりもします。今まで毎回の眼科検診で、ベーチェット病の症状である、ぶどう膜炎などが現れていないか、だけ気にしていたら、とんでもない!まさか角膜なんて話になるとは。ショックでした。まあ、ベーチェット病だと診断された時点で無理だと分かっていましたが、私は病気を発症する前まで、臓器提供の意思表示カードを持っていました。でも角膜だけ、提供しない、に○をつけていたのです。しかし病気を発症してからは、臓器はもう提供できないから(多分無理です。主治医にもそう言われた覚えがあります)、出来る事ならせめて角膜だけでも、と考えていたのですが、これで角膜の提供もダメになっちゃうのでしょう。持病だけを気にしていたら、他がおろそかになってしまっていたなんて。実は、東京の眼科で、すでに去年の夏頃に、「あなたはアレルギーがあるからコンタクトレンズは1Dayだけにして、必要ないときはメガネにしなさい」と言われていました。それなのに、2ウィークのコンタクトが余ってしまっていて、もったいないからと時々使っていたのです。それに2ウィークの方が付け心地が良かったのです。もしその時から止めていたら、角膜の細胞数だってここまで減っていなかったかもしれない。くやんでも遅いですが、お医者さんに言われたことはしっかりと守らないと、後でこういうことが起きてくるのだと、確信しました。もし自分が脳死になってしまったら、人様に迷惑ばかりかけてきた私が、せめて臓器だけでも誰かに使って頂きたいと思っていたら病気になり、さらに角膜は・・と思っていたら、多分それまでダメになりそうとは。
今日は長くなってしまいました。必要以上に、自分の体を気にしすぎることはないのかもしれません。でも、お医者さんに注意されたことは守りましょう。と、自分にさらに言い聞かせています。
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