義母のシチュー
旦那の母、つまり私の義母は、とても綺麗でスタイルも良く、ファッションやお化粧もセンス良く、結婚してからは専業主婦を20年くらいして、今はバリバリのキャリアウーマンです。ちなみにまだ56歳。私は旦那が8歳年下なので、義母というには若いのです。
うちは嫁姑の関係については、さほど今のところ問題なく経過しています。これまでにはちょこちょこと、その時に応じていろいろとありましたが、とりあえず仲は良い方だと思います。まあ、うちの義母はとにかくよく話しますし、時には言い過ぎ、とか、やり過ぎ、みたいなところもありますが、それは全て自分の息子が大事であり、息子達もうちの旦那と弟の二人兄弟で男の子。可愛くて仕方ないのでしょう。何と、仕事をしている間をぬって、時には一ヶ月に一度の割合くらいで、荷物など送ってきてくれます。
先週の金曜日。翌日、旦那の誕生日でしたので、義母から荷物が届きました。旦那へのプレゼントとその他にもお菓子や本や雑貨類、そして・・・・シチューです!!
義母は専業主婦の期間が長かったせいか、料理が上手で、シチューは全て最初から手作りです。市販のルーを使いません。小麦粉から作るわけです。ホワイトシチューもビーフシチューも、ちなみにハッシュドビーフも。(カレーは作らないそうです)で、10日ほど前に、旦那と義母が携帯電話で話している時、「え!?何??死にたいの?え?」とか言ってる旦那の声が聞こえました。義母は感情の起伏が激しい人なので、また疲れや悩みが重なって「早く年をとって死にたいわ」くらいのことを言ったのかもしれません。(←これは子供にとってみれば辛い言葉なので、聞きたくないですよね。うちもいろいろ事情がありまして、こういう言葉を義母から何度も聞いていて、よく旦那が怒っています)何か大変なことでもあったのかと思ったのですが、ここはユーモアで収めよう、なんてふと旦那に向かって「死ぬ前にお母さんのシチューを食べさせて」と大声で言ったのです。そうしたら旦那が、それをそのまま義母に伝えたのですね。その後は冗談でワイワイ携帯電話で話していたようです。
そのいきさつがあったので、金曜日の荷物の中に手作りシチューが、しっかりと封をしたタッパーに入って、保冷剤とビニールに二重にくるまれていたのを見て、笑っちゃいました。すぐに義母にお礼メールを入れたら、返事が「これで私はいつでも死ねるわね」と書いてあったので、「いえ、いつまでも長生きしてください」と返したのでした。めでたし。
シチューは大変美味しく、今夜は一人分、まだあります。マザコン旦那は、ママのシチューが大好きですので、今夜も食べさせてあげましょう。義母が元気なうちは習いませんが、作るのが大変なお年になってきたら、義母の手作りシチューを覚えようと思っています。
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