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「天地人」を読みました

 今年の大河ドラマの原作、「天地人」をやっと読み終わりました。文庫本が出ていなくて、新装版というのでしょうか、ハードっぽい大きさの上中下巻の3冊。下巻の最後、あと20ページくらいまで昨夜読みまして、本当は今日、天気が良かったら買い物に行こうと思っていましたら、今朝は寒くて、天気はまあまあですが、勝手に「車は地面が凍ってるかもしれないから、今日はやめよう」と決めて、コタツの中で午前中から残りのページを読んでしまったのでした。

 3冊もあったのに、主人公・直江兼続の半生を描くには、何だか短いような気がしました。しかも戦国時代で、上杉家に仕えた直江兼続中心のストーリーでも、その時代の状況を交えながらの物語でしたので、物足りないのです。もう少し、「あの人とはどうなったの?」とか「あの人のその後は?」みたいな部分が結構ありました。でも一応、兼続の物語だから、これで良いのかしら、とも思いますが。

 兜に「愛」の文字が掲げられてることで有名な主人公ですが、その「愛」の意味は、ぜひ原作を読むか、テレビのドラマを見てください。戦国時代に、兼続の意味での「愛」を掲げて戦うのは、勇気がいることだったのではないかと思います。私もいくつか戦国時代小説を読みましたが(ちょっと勉強もしましたが)、直江兼続のような武将は、記憶にありません。あの上杉謙信率いる「義」を重んじた、勇猛な上杉家が、なぜ最終的に徳川家についたのか。小説ですが、もしかしてそうだったのかもしれないな、なんて思ったりもします。(多分、そうだったのでしょう)

 それにしても、大河ドラマで主人公を演じている、妻夫木君は、中々きれいな顔立ちをしていて、好青年の印象。トーク番組などで最近よく見まして、今まではあまり気にしたことがなかったのですが、ちょっと気になる存在になりました。(←私が気にしたって仕方ないですが)さらに、幼少期の兼続(与六)を演じた子役の子供が可愛い!!泣いちゃうシーンが結構あったのですが、もう可愛くて可愛くて。子役の子は上手ですね。見ているこちらがもらい泣きするくらい上手です。さて、原作本は読んでしまいましたので、これからはドラマの方がどのようになっていくのか(多少、原作と違う部分がありますので)、楽しみです。

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