バイオリンコンサート
昨夜、バイオリンのコンサートに行ってきました。クラシックコンサートは、約7年ぶりくらい。楽しみにしていました。
過去には独身時代に、なぜか新聞の懸賞に当たったりして、大きなコンサートホール(確かサントリーホールとか)でのオーケストラコンサートや、芸大の卒業記念オペラ(非常に若くて綺麗なカルメンでした)など、東京で行ったことがありました。その後は一回目の結婚生活中に、長野県内でピアノのコンサートや、第九など聞きに行った覚えがあります。個人的にはショパンが好きで、ピアノのコンサートが好きでした。(というほど、クラシックに関しては詳しくありませんが)
昨日は、旦那の関係で、まあ早めのクリスマスプレゼントみたいな感じで、コンサートのチケットを買ってくれたのです。しかも最前列でした。生まれて始めて、生のコンサート・舞台で、最前列を経験しましたが、すごいですね~。演奏者の鼻をすする音まで聞こえました!それにしても、感動的でした。
富山市のオーバードホールで行われた「川畠成道 デビュー10周年コンサートツアー」。川畠さんは37歳。舞台に現れたときに、小柄で年齢が何歳くらいか分かりませんでした。後で調べてみて、37歳と知ったのですが、その演奏からも、まるで少年のような透明さが伝わってきたのです。私は男性の演奏が好きで(女性ももちろん好きですが、どちらかというと、強弱のしっかりした音が好きなので)、ピアノにしてもバイオリンにしても、強さとキレのある音が好きなのです。しかし、川畠さんに関しては、全く音楽に関しての素人である私が言うのも変ですが、まるで、女性が弾いているといってもいいくらい繊細で、それでいて、強いところは強くキレがあり、緻密なテクニックにびっくりして、それを最前列で見ることが出来たことが、また感動的でした。アンコールに5曲も弾いてくれまして、その中でも、今年チャレンジしていると、本人がコメントして弾いてくださったアルゼンチンタンゴは、聴いていて涙が出てきました(タイトルを忘れてしまったのが残念)。クラシックコンサートにしてはめずらしく、アンコールで本人がマイクを持って挨拶しながら、ちょっとしたコメントを入れて曲紹介をしてくれたのです。その時の声がとても柔らかくて、川畠さんが優しい人なんだなあ、と感じました。演奏していてもその音や、選んでいる曲などで、何となくその方の性格というか、人間的な雰囲気が分かりますよね。昨日のバイオリンコンサートは、本当に素敵なクリスマスプレゼントでした。(ちょっと早いですけど)
また機会があったら、クラシックのコンサートに行きたいです。やはり生で聞くのは素晴らしい!歌手のコンサートも良いですが、クラシックは特に心が穏やかになるというか、私は大好きです。ただ・・・クラシックコンサートは、ちょっとお値段がお高いのですよね~。中々自分では手が出ませんので、今回のように、旦那からのプレゼント、みたいな状況を今後も願っています。が、本来なら、自分で手に入れて行くものですよね、多分。
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