旦那が葉巻を吸い始めました
タバコ喫煙歴10年(?)だった旦那が、去年の夏から禁煙を始め、何と成功いたしました。これにはびっくりしたのですが、たまたま出張でハワイに行く機会があり、それをきっかけに止めることが出来たのです(アメリカは、かなり喫煙できるスペースが限られているようですね)。すごく大変なのかな~と思って、きっと無理だろうな、なんて考えながら、あえて、「禁煙頑張って」とも言わずに本人の意志にまかせていました。そうしたら、結構、ケロッと止めることが出来たので、しばらくしてから、「タバコ、よく止めることが出来たね」と聞いたところ、「時々すごく吸いたいときもあったよ」と言っていたので、そんなこと一言も言わずに止められて、とても感心したのでした。ちなみに私も前は吸っていましたが、病気(ベーチェット病)を発症してからは、鼻と喉の粘膜症状が悪化するのが嫌なので、完全に止めました。20代で一日1箱多いときは2箱、大学を卒業してOLになり吸える時間も限られるようになって止めた時もあり、また吸い始めたりを繰り返し、病気発症前までは、一日半箱位だったでしょうか。旦那は一日1箱~2箱吸っていました。
自分がタバコを吸わなくなると、タバコの煙ってとても気になるものですね。(友人が吸っているのは良いんですけど。)特に副流煙に関しては、敏感になったりして。そのこともあり、空気清浄機も買ったりしたのですが、旦那がタバコを止めたので、空気清浄機もあまり反応せずに、穏やかな日々を送っていたわけです。ところが、ある日、ドアのインターフォンが鳴りまして、出てみると、郵便局から届いた荷物。何だか税金がかかり、その場でお支払いして、手にした小箱をよ~く見てみると、英語で「シガー」とか書いてあります。ピンときました。最近、葉巻の本を、旦那が買っていたのです。
帰宅した旦那を問い詰めたところ、どうやらインターネットで海外から葉巻を買ったのです。どうして、なぜ、せっかくタバコを止めたのに。禁煙から一年半。葉巻は煙を口の中に含むだけで、肺に吸い込まないので、体に害はあまりない、みたいなことを旦那は言いますが、どうやらそれも、全く吸わない人に比べると、やはりあるみたいです。それもそうですが、私自身も、また副流煙のことを考えてしまいました。一応、始めて葉巻を試してみるときに、私も一緒に試しましたが、私はもちろんその一度きりです。喉への影響を考えたら、吸おうとは思えませんでした(でも時々、イライラすると、タバコを吸いたくなる時もある)。旦那はそれから、毎日ではなく、週に一度くらい、土日に、しかもマンションの外廊下に出て吸っています。気を遣ってくれているみたいですが、葉巻って、実は匂いがすごいのですよね。タバコよりも、匂いがきつい。いくら外で吸ってきても、入ってくると、もう葉巻の匂いが部屋中に漂います。でもそれくらいでは、空気清浄機はあまり反応してくれません・・・。
どうしても旦那が今後も葉巻を吸いたいと言うなら、仕方ないのですが、せっかくタバコを止められて、やはり「煙」という枠では似たようなものだと思うので、ちょっと残念です。これも慣れでしょうから、旦那が趣味として、葉巻を、我が国の首相のように楽しみたいのなら、慣れるしかないのでしょう。でももう少し、匂いの軽い葉巻がないものか、探さないと。あれは吸っていない人間にとっては、ちょいときつい香りです。
« 体調が悪いのか、体が固まっているのか | トップページ | 旦那へのイライラの解決法 »
「結婚」カテゴリの記事
- ああ~、髪が~。(2019.12.02)
- だったら言ってよ~。(2015.03.18)
- 結婚かあ~。(2014.10.14)
- 結婚、以外の生き方(2012.10.07)
- ロイヤルウェディング(2011.04.30)
大学時代はパイプをやっていた先輩も居ましたが、葉巻もパイプも様にならないようです。
さて、ウチの母方の祖母は料亭の娘だったそうで死ぬまで着物を着ていましたが、16歳から83歳の死ぬ間際まで煙管に両切りの煙草(昔のピースだったと思います)を詰めて最後のなくなるまで吸っていました。
煙管につめる本当の煙草の葉じゃあないですが…。しかし、何となく日本人に煙管は合いますね。
この祖母は、孫の僕が結婚するまでは生きるんだとよく言っていましたが、残念ながら結婚式の1週間前に亡くなりました。神戸で亡くなったのですが、亡くなる直前に東京に住んでいた僕の枕元に現れて微笑みかけて姿を消しました。本当に優しい婆さんでした。
それに反して祖父は大病を何回もしたので、大好きな両切りの缶ピースを70過ぎた頃に止めました。
この祖父は、祖母と同い年でしたが何とか僕が結婚するまではしっかりして生きていましたが、1年後には痴呆になり亡くなってしまいました。
これまた外孫なのに孫の中で僕たち兄弟を一番可愛がってくれました。多分、僕たち兄弟が関学に進学したからでしょう。爺さんは尋常小学校しか出ていませんが、男の子は関学で女の子は神戸松蔭女子学院と勝手に決めていたようです。戦死した長男(伯父)が灘に進学したいと言ったら大反対したらしいですから。
あと3年でウチの母親も祖母が亡くなった年齢に達します。祖母に良く似た顔形ですが、足は少々悪いですがエネルギーは格段の違いです。この母親はもっと長生きしそうな気がします。
投稿: hanamaru | 2008年11月17日 (月) 17時08分
華丸さん、実は私の実家の母親の母、要するに私の母方の祖母は、煙管を吸っていたらしいのですよお。もう母親が14歳頃に亡くなったそうなので、かれこれ50年以上前です。もっと前の写真だと思うのですが、一度だけ、祖母の写真を見たことがあって、それが衝撃的でした。まだ日本髪で着物を着ていて、片手に煙管を持っている姿だったのです!!びっくりして、その写真を見つけた、母親のお兄さんの家で始めて祖母の話をいろいろと聞いた覚えがあります。
祖母は随分とさばさばした性格の女性で、祖父が体が弱かったらしく、祖母の方がテキパキしていたそうです。しかしまだ50歳くらいで、「銭湯に行って来る」と言って出掛けたきり、その銭湯で高血圧で倒れて亡くなったそうです。
どうも話を聞いていると、うちの母親にそっくりです。煙管は吸いませんけど、若いときはタバコも一時吸っていたそうですし。粋なおばあちゃんに、会ってみたかったです。
投稿: ケロ | 2008年11月17日 (月) 10時16分
僕の場合、大学生時代に“ハーフ&ハーフ”という洋モクが仲間の間で流行っていた時代がありました。
ハイライト(現在290円、当時180円?)の時代に300円ぐらいしたので、格好つけていたと云う事でしょうか。ちなみにラークを吸っていた時代もありました。高くて金欠になって、ハイライトに戻りました。
本格的な葉巻はロンドンに行って帰って来て、しばらくの間だけやっていた時代があります。1本あたりは高いのですが、ソウしょっちゅう吸うものでもありませんので安上がりだとか云って。本当は格好付けたかっただけでしたね。
イライラ解消の為に吸うのでしたら、長続きしませんネェ。あれは、ゆったりした時間に吸うもんですわ。
そのうち、止めはるでしょう。
煙草吸うなら興味あるのは、煙管ですね。
鬼平犯科帳で吉右衛門が吸っている奴。着物姿で吸ってみたいなあ、なんて。あれの方が日本人には似合う。どっちにしても、続きませんが…。
投稿: hanamaru | 2008年11月17日 (月) 07時10分