なんちゃって手相
東京の実家に帰省中です。明日は病院で、その前に今日、一日時間があったので、美容院に行ってきました。
私の行きつけの美容院は、一応予約優先。いつも土日はお客さんで混み合うので、昨日のうちに予約しておきました。しかしそういう日に限ってすいているものですね。お昼くらいに行ったのですが、女性が一人いただけで、その方も私が入って10分くらいで終わって、それから私がカラーリングしてカットして帰るまで、なんと客は私一人でした。
もうその美容院に行き始めて、7年近くなりますので、店長さんもよく知っています。しかも、弟が行きつけの美容院で、私が紹介をしてもらった立場ですので、余計に話が通じます。今日みたいに、お客さんがいない時などは、結構個人的な話もしたりします(ちなみに店長さんは男性で、私より2・3歳年下)。いつも行くと、可愛い笑顔で迎えてくれた女性の従業員の方がいなかったので、「彼女はどうしたの?」と尋ねると、辞めてしまったとのとこ。良い子で残念だった、と店長さんは嘆いていました。もう一人、男性の若い従業員の方と、今は二人できりもりしているそうです。最近は細かいことが重なって、悩んで「うつ」っぽくなったり、体調を崩して病院に行ったりして、体重がずいぶんと落ちてしまったと、店長さんは言っていました。
一通り、カラーリングもカットもセットもお互いの近況報告も終わった後、私以外にお客さんがいなかったので、私は店長さんと、男性の若い従業員さんの手相を見てみました。私は自分で「なんちゃって手相」と言って、話題つくりのひとつとして、時々知り合いになった方に、「手相見てみようか」なんて声をかけるのです。たいていは女性でして、女性はそういうことに興味がある人が多いので、それが仲良くなるきっかけになったりします。ただ、私のは「なんちゃって手相だから」と念を押しておいて、見るわけです。で、その手相の知識は、テレビで見た銀座の母の番組で知ったこととか、自分で雑誌やネットで見たこととか、そんな情報がごっちゃになったもので、あまり詳しくは分かりません。手の平の印象や血色、線のはっきりしていることや、それこそ結婚線が何本か、とかその程度です。でもそれだけでも十分コミュニケーションにはなりますから。ただ、「これはいまいちだな」という事に関しては、私のなんちゃって手相で見えたとしても、相手には言いません。あくまでも、なんちゃって、ですし、例えば手のひらの血色が悪かったりしたら、「もっとたくさん食べてスタミナつけてね」くらいにしておきます。
今日、美容院で見た店長さんと従業員さんの手相。なんちゃってだけど結構あたっていたらしく、盛り上がりました。男性でも手相に興味がある方はいるのですね。喜んでもらったみたいで、コンディショナーを買ったこともあったのか、エコバックの可愛いバックをもらってしまいました。ラッキー。まあ、なんちゃって手相、くらいが一番話のネタにもなるし、良いのかもしれません。あまり詳しく分かりすぎて、しかも悪いことまで言うようになったら、なんちゃってではなくなってしまう気がしますから。それにしても男性でも手相に興味があるんだ~、と新しい発見をしてしまいました。
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