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なんちゃって手相

 東京の実家に帰省中です。明日は病院で、その前に今日、一日時間があったので、美容院に行ってきました。

 私の行きつけの美容院は、一応予約優先。いつも土日はお客さんで混み合うので、昨日のうちに予約しておきました。しかしそういう日に限ってすいているものですね。お昼くらいに行ったのですが、女性が一人いただけで、その方も私が入って10分くらいで終わって、それから私がカラーリングしてカットして帰るまで、なんと客は私一人でした。

 もうその美容院に行き始めて、7年近くなりますので、店長さんもよく知っています。しかも、弟が行きつけの美容院で、私が紹介をしてもらった立場ですので、余計に話が通じます。今日みたいに、お客さんがいない時などは、結構個人的な話もしたりします(ちなみに店長さんは男性で、私より2・3歳年下)。いつも行くと、可愛い笑顔で迎えてくれた女性の従業員の方がいなかったので、「彼女はどうしたの?」と尋ねると、辞めてしまったとのとこ。良い子で残念だった、と店長さんは嘆いていました。もう一人、男性の若い従業員の方と、今は二人できりもりしているそうです。最近は細かいことが重なって、悩んで「うつ」っぽくなったり、体調を崩して病院に行ったりして、体重がずいぶんと落ちてしまったと、店長さんは言っていました。

 一通り、カラーリングもカットもセットもお互いの近況報告も終わった後、私以外にお客さんがいなかったので、私は店長さんと、男性の若い従業員さんの手相を見てみました。私は自分で「なんちゃって手相」と言って、話題つくりのひとつとして、時々知り合いになった方に、「手相見てみようか」なんて声をかけるのです。たいていは女性でして、女性はそういうことに興味がある人が多いので、それが仲良くなるきっかけになったりします。ただ、私のは「なんちゃって手相だから」と念を押しておいて、見るわけです。で、その手相の知識は、テレビで見た銀座の母の番組で知ったこととか、自分で雑誌やネットで見たこととか、そんな情報がごっちゃになったもので、あまり詳しくは分かりません。手の平の印象や血色、線のはっきりしていることや、それこそ結婚線が何本か、とかその程度です。でもそれだけでも十分コミュニケーションにはなりますから。ただ、「これはいまいちだな」という事に関しては、私のなんちゃって手相で見えたとしても、相手には言いません。あくまでも、なんちゃって、ですし、例えば手のひらの血色が悪かったりしたら、「もっとたくさん食べてスタミナつけてね」くらいにしておきます。

 今日、美容院で見た店長さんと従業員さんの手相。なんちゃってだけど結構あたっていたらしく、盛り上がりました。男性でも手相に興味がある方はいるのですね。喜んでもらったみたいで、コンディショナーを買ったこともあったのか、エコバックの可愛いバックをもらってしまいました。ラッキー。まあ、なんちゃって手相、くらいが一番話のネタにもなるし、良いのかもしれません。あまり詳しく分かりすぎて、しかも悪いことまで言うようになったら、なんちゃってではなくなってしまう気がしますから。それにしても男性でも手相に興味があるんだ~、と新しい発見をしてしまいました。

最近のサービスエリア

 今日は、旦那と旦那の後輩と3人で、富山から東京まで車で来ました。私はいつもの定期検査のための帰省で、旦那と後輩の二人は研修が東京で行われるためです。ちょうど予定があったので、3人で車での東京行きとなりましたが、やはり車内で5~6時間は大変ですよね。男性二人でしたので、私は運転せずに楽々させて頂きましたが、運転する方はさすがに疲れると思います。私は東京の高田馬場駅で降りて電車で実家に向かい、旦那達は夕方からの研修に向かいました。ちなみに、午前9時半に富山を出発しました。

 さて、車での長旅の場合の楽しみと言えば、高速道路でのサービスエリアの食事。最近のサービスエリアは、本当に変わりましたねえ~、びっくりです。今日は、お昼ご飯を、関越道の横川SAで食べました。私が知っていた限り、横川といえば釜飯で、SAもなんとなく古い感じのイメージしかなかったのですが、今日行ってみたら、なんと!スターバックスが出来ていました!!工事中の部分がありましたので、食事はレストランではなく、よくSAにある食券を買って出す、みたいな大きなホールでの食事でしたが、横川はカウンターで直接注文し金額を払って、番号札をもらう方式でした(もしかして現在工事中だから臨時の方法かしら)。食べるのが大好きな私は、何にするか、横川SA一押しのメニューは何かと、カウンターで見ていたら、「上州舞茸とエビの天丼」というのがありまして、即、決断!!大きなエビが2本と舞茸2つ、ししとうの天ぷらがのっている天丼で、野沢菜とおみそ汁も付いていました。ごはんの量が多くて、私は半分くらい残して旦那に食べてもらいました。他にも、前のテーブルにいた4人のおじ様達がそろって食べていた「上州づくし豚すき重」も、すご~く気になりました。

 今や、それぞれのSAで、レストランでの食事を工夫している様子が、テレビなどで紹介されていますよね。私は北陸道のSAの食事も気に入っています。と言うほど、食べたことはないのですが、日本海沿いなので、やはり魚介の丼やら、天ぷらやら、新潟地方はもち豚のカツカレーなんて、とても美味しかったです。お土産もいろいろな物があり、屋外でも地場産の野菜や果物などを販売しているSAもあります。先日は琵琶湖旅行の帰りに、賤ヶ岳SAでは滋賀県限定の織田信長キューピーを、去年と同様に買ってきました。去年とは違うスタイルの信長になっていました!

 私の子供の頃は、SAでの食事はいまいちだ、なんて思っていましたが、今やSAでの食事が楽しみ!!その地域のどんな特色のあるメニューを出しているのか、またどんなお土産があるのか、どんなお菓子やパンがあるのか、車での長旅では、トイレ休憩だけでなく、それがほっと一息つく時間であり、気持ちもお腹も満たしてくれる、嬉しい時間となります。私達夫婦は車での旅行や移動が多いので、これからもいろいろなSAに入ってみたいです。

フラメンコでストレス解消

 このところ、モヤモヤした気持ちが、心の中で渦巻いていまして、何となく気力もなく、昨日はとてもブルーな気分でした。ブログを書きながら、頑張って前向きになろうと思っても、そういう時はダメですね。私が元気がないので、旦那がえらく心配していたみたいで、夜も寝つきが悪く、やっと寝たと思ったらトイレに起きたり、寝返りを大きく打ったりするたびに、旦那も寝ぼけながら「大丈夫?大丈夫?」なんて、私に声をかけていました。実は旦那には内緒にしていましたが、ちょっと微熱気味で、体もだるく、喉の様子もいまいちで、これで夜中に起きて喉が腫れていたりしたらどうしよう、と自分でも怖かったです。でも朝起きて調子が悪くなければ、毎週金曜のフラメンコの練習に行きたかったので、体調が今一歩の状態を、旦那には言わずにいました。

 それが正解でした!毎週金曜は、朝、旦那は一人で起きて出社します。私はフラメンコだから一緒に起きなくて良い、ギリギリまで寝ていて良いと言ってくれていますので、甘えています。旦那が出社した後、朝9時頃に起きてみたら、昨日よりは調子が良かったのです。しかも心のモヤモヤも、やはり寝てしまったほうが、忘れてしまうのですよね。朝食をパンとコーヒー、リンゴにヨーグルトをたっぷりかけて食べた後、景気づけに(?)、毎朝の薬(プレドニン)をゴクッと飲んで、フラメンコの支度。定例の実家の母親との電話もして、体調が大丈夫の旨を伝えて(母親にはいつ症状が悪化して帰るか分からないので、一応、悪くなると真っ先に連絡しておきます。そうすると、母親も待機している感じなのです。ほんと、迷惑ですよね。本当は逆ですよね~)、車に乗って出発です!

 いつもより早めに練習場所に着いたので、私が一番乗りでした。だんだんフラメンコ仲間が集まってきます。今日は天気があまり良くないせいか、いつもより2・3人少なめ。それでもいつも通りに練習は始まりました。今週は三連休で旅行に行ったり、気持ち的に落ち込んだり、考えたり、悩んだりして、実は家での自主練習をさぼっていました。それでも何とか練習についてゆき、始まったら頭から他の事なんか吹っ飛んでしまいます。やはりいろいろと悩みやらモヤモヤする事があっても、集中して好きなことをしている時や、特に体を動かしているときなどは、他の事を考えている余裕がありませんので、それがストレス解消につながるのでしょう。終わったときには、昨日自分の体調が悪かったことも忘れて、汗だくだくでした。

 家に帰ってきてしばらくすると、筋肉痛やら、関節痛やらが出始めます。フラメンコの影響なのか、少しはベーチェットの影響なのか。でも、それでも良いのです。毎週金曜にフラメンコに行って帰ってくると、気持ちがすっきりします。私にとってのストレス解消法であり、そして大好きな趣味の一つであり、フラメンコが出来るほど体調が安定してることと、出来る環境に感謝です。

そろそろ何かをしたい気持ちと・・・

 昨日の夜のテレビで、スケーターの井上怜奈さんの半生が紹介されていました。CMで話題なのでご存知の方も多いとは思いますが、お父さんを肺がんで亡くし、自分も若くして肺がんを患い、アメリカで治療をしながらスケーターとしての活動を続け、今やアメリカを代表するペアスケーターとなり、今年全米選手権でのスケーティングの後、氷上でペアの相手である男性からプロポーズをされたことが、そのCMでも取り上げられています。それが大変感動的なので、あのシーンを見ただけでも涙がポロリしてしまいます。私は、そのCMより前に、結構スケートが好きで、テレビで選手権が放送されていたり、スケーターのドキュメントがあると見ていたりしましたから、井上怜奈さんという選手のことは知っていました。一度何かのテレビで特集を見たことがあったのです。アメリカでバイトをしながら頑張っていたこと、お父様の病気のこと、ご自身の病気のこと、そして復帰してペアとして活躍していること、さらに昨日のテレビでは、ご本人のインタビューも聞けて、私はふと、思いました。自分もそろそろ何かをするか・・・・

 ガンを患っても、治療を続けながら、スケートを続けた怜奈さん。何とコメントしていたかは正確には覚えていませんが、彼女がやりたいことを思い切りやっていること、ペアの相手である旦那さんとも遠慮せずにお互いを尊重し、支えあっていること、怜奈さんの表情から後悔のない人生を歩んでいることが良く分かりました。病気の種類は違いますが、あれ?私もそろそろ何かしたほうが良いような・・・そんな気持ちになったのです。

 ただ、以前、主治医に「私は仕事をしても大丈夫か」と聞いたときに、「してみないと分からない」と言われました。怖いのです。最後の入院から2年がたちました。その時の入院は約一ヶ月。今までで一番長く、症状的にも辛かった。退院しても、通常の症状までも悪化してしまった。あれからずっと、ステロイド薬は維持量として、プレドニン一日10㎎を飲み続け、それでも時々、間接やらリンパ腺が痛み、口内炎、陰部潰瘍も当たり前になってしまいました。もしまた症状が悪化して、あれ以上に辛くて長い入院になったら、その予後はもっと辛くなるのではないか、と不安なのです。ベーチェット病で、もっと辛い症状の方は多くいらっしゃいます。エグザイルのマツさんも、眼の症状が出ていながらも、アーティスト活動を続けていらっしゃいます。

 こう思うのは、昨日の井上怜奈さんのテレビを見たのと、もう一つには、旦那も義母もみんな仕事で頑張っているのに、私だけブラブラしている、という負い目もあります。時々、その負い目みたいな感情に、自分がつぶれてしまいそうになる時もあります。こんなんなら、仕事して、病気が悪化してもいいじゃないか、なんて思ったりして。でもそんなことになって一番困るのは私自身ですし、私の両親や兄弟も心配します。何とか、体調と折り合いをつけられながら週に1・2回だけでも出来る仕事、そんな自分勝手な仕事、ないですよね。もう少し考えて、その時がきたら、何かしてみようと思います。私って結構、そういうチャンスがあったりしますから。前向きに前向きに。

「怒り」の感情

 実は、ここ10日間くらい、いろいろと細かなことが重なってて、私の心は「怒り」の感情が積もっていました。それは、このブログにもチョロチョロと書いていたので、もし読んでいてくださる方がいらっしゃれば、お分かりになったかもしれません。お恥ずかしい限りです。それが、昨日、まるで心の柔らかいコップのような入れ物に、プチっと穴が開く出来事があって、「怒り」がそこから流れ出し、始めて「怒り」の感情をしばらく持ち続けていて、大変疲れたと、気付きました。

 昨日のその出来事と言うのは、今年の夏、8月のお盆前に、私が自分のマンションの駐車場で、車を後ろから駐車場に入れている際中に、お隣の車にこすってしまった事故(?)から、続いていました。その件は、8月のブログにも書きましたが、同じマンションですし、トラブルになるのを避けたいし、すぐにうちの旦那、保険の方、警察、管理人さん、そしてこすってしまった同じマンションの住人の方(仮にTさんとしておきましょう)に連絡して、迅速に行動しました。Tさんが何階に住んでいるかが分かって、すぐにうちにあったお菓子を持って謝りに行った際に、私達夫婦より年下(私よりも10歳下でした)で、最近引越してきた家族で、子供さんも3歳くらいの子がいることも分かりました。こちらが車を傷つけた方なのに、とても腰の低い奥さんで、全く恐縮してしまい、後日改めてきちんとしたお菓子を持って謝りに行った次第です。二回目に伺った時には、逆に‘さつまいも’まで私が頂いて、いろいろと立話して、この件が一段落したら仲良くなれるといいな、なんて勝手に思っていました。Tさん宅のお車は、私が見たところで、10年以上はたっていると思われる、いわゆる4駆の外車で、「これはきっとこだわりがあって乗っているのだ」と私は思い、自分がつけてしまった傷以外にも細かい傷がついていて、しかも錆びていたけれど、とにかく直していただこうと、うちの保険の方にお願いしてやりとりして頂きました。Tさん宅の駐車場にはしばらく軽自動車の台車が置かれており、1週間ほどで、私が傷つけてしまった車が戻ってきたようです。傷はきれいになっていました。その後、どうやら修理代は5万くらいだとのことだったので、実費で支払うことにしました。明細が届いてびっくりでしたが、5万のうちの2万位は台車代でした。まあ、それでも翌日に入金して、一件落着したと考えていたのです。

 しかし、それから一ヶ月するかしないかで、そのTさん宅は車を新車に替えたのです。フランス車で、いわゆる3ナンバー。私はぶっちゃけ、腹が立ちました。そう、まさしく逆恨みだとは分かっていても、腹が立ったのです。私が前の車に傷を付けたときには、新車にすることを決めていたのではないでしょうか。もちろん、前の車を引き取ってもらうのに査定にひびいてしまうから直したのでしょうが、他にも錆びていた傷がいろいろ付いていましたし、私から見て、その車はこだわりで乗っていたのならまだしも、車を乗り換えるならもしや廃車になるのではないか、と思われるギリギリの車でした。それから「怒り」の感情が沸きました。こんなこと書いたら、ケロはおかしな人間だと思われるかもしれませんが、正直に思ったことを書いています。一言、「新車を買うつもりですが、査定にひびいてしまうので・・・」とか言ってくださっても良かったじゃないか、と思ってしまうのです。そうだったとしてももちろん、修理代はお支払いしますよ。私って、バカですよね。だいたい車をぶつけた私が悪いのに、相手に期待するなんて。そこまで皆、他人との仲を考えていませんよね。それからはTさんとは全く会っていませんでした。最近は私が買い物に行くときも、そのフランス車が駐車場にないことが多かったので、「奥さんも働き始めたのだ」と思っていました。

 昨日のことです。お昼1時くらいに、うちのインターフォンが鳴りました。出てみると、そのTさん宅の奥さんです。「お久しぶりです~」と私は外面が良いので話しかけ、「最近、仕事を始められたのですか?」なんて言ったら、「そうなんです。でも午前中だけなので、今度、ランチでも・・」なんて、ものすごく腰の低い感じで言ってきました。私はそれを言いにきたのかと、またバカな期待をしたのです。「そうですね~」なんて明るく答えたら、その後、「あの~、実は車のことなんですが~、気をつけてはいるのですが、子供がドアの開け閉めで、どうしてもドアがあたってしまいそうになるので、もう少し左に寄ってもらえませんか?あの、枠の中には入っているんですが、お時間のある時に下に行って見て下さい」とのこと。その瞬間、私の「怒り」はまず頭から噴火しました。その場はとりあえず終えて、いやあ、本当に最近の若い人は、あんなに腰の低い感じでも、言う事は言うんだな~、と驚きと怒りで心がいっぱいになりました。早速、車のキーを持って、下の駐車場へ行って見ると・・・・うちの車とTさん宅の車の並んでいるのを見て、私は噴き出してしまいました。まさにその時、心の柔らかい入れ物にプチっと穴が空いて、「怒り」が流れ出始めました。だってうちの旦那の車の止め方、ひどかったもん。確かに駐車場の白枠には入っているけど、もう少しお隣のことを考えてあげていたら、左に止めてあげないと、今度はこちらの車が傷つきます。だってうちの左側は柱ですから。うちの旦那は雑なんです。急いでいて、そうなったのでしょう。私が車を左に寄せるのに車内に乗るのだって、体を斜めにしながらでないと入れないくらいでした。だいたい駐車場が狭いのです。

 長くなりましが、昨日のこの件がきっかけで、この10日間くらい重なっていた「怒り」が、心の穴から流れていきました。怒っていると、疲れます。本当にそう気付きました。無理に「怒り」を抑えることはしないほうがいいと思うのです。ただ、怒り続けることを、やめること。どこかでキリをつけること。あとは、細かいことは忘れる。これをしないと、精神的に自分が参ってしまうと、分かりました。だから、昨日の一件には、感謝かな。

誕生日旅行での京都観光

 昨日のブログに書いたように、二泊三日で琵琶湖にある旦那の会社の保養所に、私の誕生日旅行へ行って来ました。一応、毎年の恒例なのです。昨年は同じ琵琶湖の保養所に泊まり、比叡山や京都の三十三間堂へ行ったり、帰りがけに安土城跡に行ったりしたのですが、今年は京都のどこかにもっと行こう!と決めてまいした。

 去年、この時期に行って、とにかく京都の祇園あたりの道は、もう混んでいて混んでいて、車での移動が大変だったので、祇園やら中心部へは行かずに、中々行く機会がないところへ行こうと、大原の三千院に行くことに決めました!琵琶湖の保養所に着いた一日目はどこも行かずに、二日目に朝食を食べて、午前10時前に出発。なんと三千院まで、車で30分くらいで着く予定で、もう楽々な気分でした。ところが・・・・甘かった あと3キロで着くところから、なんと車の渋滞が始まっているではないですか。これにはびっくり!そこから三千院近くの駐車場に止めるまで一時間。やっと止めても三千院へ行くまでの登り道がまるでデパートの土日のデパ地下か、バーゲンみたいにものすごい人の列。まだ午前中なのに、早く来た人が多かったのですね。結構歩いて着いた時には、疲れました。でも三千院は、紅葉が趣があり、静かな空間で、とても良かったです。考えてみたら、いまが絶好の紅葉の時期。よほど早めに出かけないと、京都はどこへ行くにもダメですね。

 三千院の後には、上賀茂神社、曼殊院と、普通の京都観光ではあまり行かないと思われる所へ行って見ました。というか、できるだけ、車が混まない場所を考えたのですが、やはりどこへ行っても混んでいました。特に神社などは、紅葉を見に皆さんが来るので、車移動は大変。だからと言って、バス移動にしても、路線バスもものすごい人で混んでいました。道も混んでいてバスの中でも立ちっぱなしじゃ、着くまでにヘロヘロですね。最後に行った、曼殊院は庭園が素晴らしく、こんなお家に住みたいね、な~んて旦那と言っちゃいました。私達二人とも洋室が好みのはずですが、やはり日本人。和室の素敵な家屋に入ると、心が落ち着きます。

 そして、三日目の帰りがけに、今年は念願の、彦根城に寄りました。実は今回の観光で、ここが一番良かったです。それこそ、チェックアウトを9時半にして、すぐに彦根城へ。10時半頃に着いた時には、まだまだ駐車場も道もガラガラ。しかも天気も午後が雨の予報で、ぎりぎり曇りの状態でした。彦根城は天守閣のまわりが本当に広い敷地で、たくさん歩きました。天守閣ももちろん登りましたが、国宝で、基本的に400年前の状態を保っているようなので、中の天井なんて、あんぐり口を開けながら見てしまいました。外の風景は、ぐるりと彦根を眺められて、なるほど、こういう風に外からの敵を見下ろせるように作ったのだな、と思ってしまいました。天守閣の周りには庭園やら、博物館やらいろいろとあり、お堀の中や外や、歩いているうちに分からなくなるほどです。本当はとっても、ひこにゃんに会いたかったのですが、ちょうどひこにゃんが登場する時間とは合わなかったので、残念。お昼12時半くらいから雨が降り始めたし、歩きつかれたので、帰宅することにしました。彦根城の紅葉も素晴らしく、本当に良い記念の写真も撮れました。

 来年は、どこに行くか。はたして、転勤していなければ、また琵琶湖の保養所に行って、今度は長浜城を見ようか、なんて二人で話しながら帰って来ました。帰りはもう、大雨。北陸に近づくほど雨でした。でもゆっくりと、中々良い思いでの旅行が出来ました。

誕生日旅行で琵琶湖へ

 去年も行きましたが、私の誕生日旅行として、旦那の会社の保養所がある琵琶湖に行って来ました。二泊三日の旅です。

 結婚前は、まだ東京に二人とも住んでいましたので、伊香保あたりで一泊3万円する位の豪華(?)な旅館に連れて行ってくれたりしましたが、転勤した旦那のいる北陸に結婚して来てからは、私の体調の関係で専業主婦ですので、やはり独身の頃のような豪華な(?)旅行は、私としても遠慮してしまいますし、そんな大変な金額を支払ってまで、泊まりたいとも考えません。そうしたら、何と、旦那の会社には保養所があるではないですか。去年初めて泊まってみて、なんとまあ、本当に社員にやさしい金額で、希望によっては朝食も夕食も料金をプラスすれば、やはりやさしい金額で、とっても美味しい豪華な食事もつきます。私達が泊まった琵琶湖沿いにあるその保養所は、館内もとても清潔で、部屋もたまたま去年のお部屋の隣で、洋室でした。琵琶湖が眺められる、すてきなお部屋です。

 私の体調を考えての、ゆっくり旅行ですので、富山からですと、琵琶湖まで車で約4時間位でしょうか。初日はお昼過ぎに富山を出発し、どこにも寄らずに直接保養所に入りました。朝食も夕食も二日とも保養所で食べる予定でいました。一日目は、着いてから一時間くらい部屋でくつろいでから、夜6時に夕食。私達の部屋は二階で、一階にあるダイニングルームは吹き抜けの天井。圧迫感もなく広いイメージの空間で、一日5・6組の家族がその保養所に泊まっていますので、一日目の夕食はダイニングルームで皆さん夕食を食べていました。と言っても私達が早い方で、とにかく去年来て、夕食がとても美味しかったので、6時という一番早い夕食にしたのでした。メニューは、鍋がメイン!もちろん、小鉢やお漬物、突き出し、ご飯、なぜかカキフライ、デザートにはマンゴープリンまで出ました。鍋は、お野菜や、きのこ、葛きり、豆腐、白身の魚(鯛かな?)、ブリ、エビ、鶏団子(つくね?すり身をスプーンですくってお鍋に入れました)、豚肉、最後にうどん、本当にお腹いっぱいになりました。

 朝食は二日とも和食。朝からおもいきりたくさん食べましたので、二日とも昼食らしき物はとらずに、観光の途中でちょっと和菓子や、コンビニで肉まんを食べたくらいでした。

 さて、二日目の夕食はやはり保養所で、私達のように二連泊の人達のために、前日とはメニューが違います。去年、二日目に外食して帰ってきたら、保養所のメニューが前日と違っていてとても後悔したので、今回はもちろん二日目も保養所夕食!何と洋食で、もうとても美味しかった!!前菜、きのこのスープ、魚介類のサラダ、ラザニア、チキンのソテー、パスタ、デザートにレアチーズケーキ、コーヒーは飲み放題です。これが保養所の夕食だなんて、二日ともびっくりメニューです。夕食には大瓶のビールを1本二人で飲みましたが、これも社員にやさしい金額。ああ、嬉しい~。

 大浴場も男女分かれていて、ゆったりと入れますし、綺麗ですし、ちょっとしたホテルです。アメニティなどは最小限ですし、ベッドメイキングも二連泊しても特にありませんが、そんなのは、構いません。清潔で、ご飯が美味しく、泊まりやすい環境、管理の方もとても良い方でしたし、本当に嬉しい限りです。さて、保養所のことばかり書きまして、観光のことは明日、書きたいと思います。琵琶湖の保養所から車で30分くらいで京都です。今年は京都に行こう!と決めていました。そして、帰りにひこにゃんがいる彦根城に寄ろう、とも決めていました。行って来ました!詳しくはまた明日。

 

中居君のドラマ再放送

  SMAPの中居君が主演する映画「私は貝になりたい」が公開されるからか、今月に入って富山では、中居君主演の過去のドラマが再放送されています(どうやら東京でも再放送されているようで、中居君ファンのうちの母親は、喜んで見ているようですが)。先日までは、孤独な医者役がとても印象的だった「白い影」。このドラマは2001年の作品なのですね。共演の竹内結子が可愛いこと。この時はまだ、私は一回目の結婚生活のときで、長野で毎週日曜のドラマを、楽しみに見ていた覚えがあります。そして、昨日からは、「砂の器」。これは2004年のドラマ。もう4年も前なのかと、驚きました。

 私は「白い影」も「砂の器」も、両方好きで見ていましたが、あの主人公の、影のある役が中居君にぴったりで、好きだったのです。母親は、「バラエティー番組であんなにおふざけな中居君が、ああいう役をやれるなんて不思議だ」と、言いますが、役者は全く違う性格の人間を演じるというより、その役に自分と合っている一部分を重ねながら演じる、というか、簡単に言えば、役が自分と似ている部分がなければ演じられないと思うのです。私は学生時代に演劇をしていましたが、、どちらかというと役を分析して演じるタイプでしたので、特にそうでした。私の周囲の印象は、「明るく快活」みたいですが、実はいろいろと演じた役の中で一番演じやすかったのは、出稼ぎに行った夫を信じて待ち続けながら、病気になって亡くなってしまうと言う、献身的な女性の役でした。私が献身的かどうか分かりませんが、一人の人を信じて待ち続ける、という部分は確かにありまして、それが多分合っていたのでしょう。ですから、プロの役者さんも、そういうことが多いのではないかと思うのです。私は母親に「中居君も、きっとああいう孤独な部分があるのよ」と、説明します。

 ドラマに出ている中居君と、バラエティの中居君を、私は切り離して考えていますから、昨日から始まった再放送の「砂の器」は、4年もたっていながらも、すんなりと見ることが出来ました。(ちなみに今日は放送がありませんでした)特に「砂の器」は、原作は読んでいませんので分かりませんが(松本清張原作で、ドラマは時代設定を変えているようなので、多分内容もだいぶ違うと予想しています)、ドラマでは、主人公の生い立ち、過去、殺人事件、哀しい愛が絡んで、さらに主人公がピアノ演奏する曲と、主題歌のドリカムの「やさしいキスをして」も、ドラマの印象をとても盛り上げていると、私は思っています。本放送当時から、ドリカムの主題歌が頭の中に残って、ある時にカラオケで歌ってみたら、ドラマで使われているのは一部分で、とても難しくて歌うのが大変でした。

 来週から「砂の器」再放送2話以降が放送されますが、きっとまた見た後には、主題歌が頭の中を駆け巡るのでしょう。中居君の孤独な青年の役、淡い愛が芽生える相手役に松雪泰子さん、この人は切ない役が似合いますねえ。線が細くて、綺麗だからでしょうか。全話見ていて知っていながらも、また見てしまいそうです。

富山市で雪です

 何と、昨日の朝に富山市で初雪が降ったと思ったら、今朝はもう本格的な雪。昨日はまだ、一日の間に、みぞれになったり雨になったり雪っぽくなったりしていたのですが、今朝は間違いなく雪が斜めに降っていました。近所のおうちの屋根にも白い雪が積もっていました。あらまあ~、ほんとに今年は早く降ったなあ、としみじみ思っています。

 去年一昨年と、本当に雪が少なかったのです。3年前はとても降りました。旦那がすでに金沢に転勤になっていて、まだ東京で働いていた私は、3年前のクリスマス時期に金沢に泊まりに来てびっくりしましたから。これが北陸なのだ、と自分にしっかりと言い聞かせて、年が明けた春に結婚して(籍を入れて)金沢に来ました。ところがその年は(一昨年)雪がほとんど降らずに、積もらずに、驚いていたのもつかの間、自分達が金沢から富山へ引越しとなり、引越し当日雪が降っていました。これが数少ないそのシーズンの雪の日の一日でした。そして、去年は、やはり雪が少なく、積もることもほとんどなかったと記憶しています(去年と言うか、去年末から今年の2月くらいですね)

 2シーズンも雪が少なかったし、今年の秋はとても暖かく、過ごしやすい日が多かったので、もしかして雪が早めに降り始めたり、多かったりするのかしら、なんて考えていたら、いきなりの昨日の初雪。さらに今朝の雪。朝の最低気温は、昨日で1.5度、今朝は0.5度、どうやら12月や1月の最低気温のようです。でも不思議なのが、朝、雪が降っていたかと思ったら、もうこのブログを書いている今、お昼は日差しが出ていたりして、コロコロ変るのが北陸独特の天気だと、思っています。ですから、今はすでに雪も残っていません。

 旦那は北陸に来て、3年になるのに、雪が降ると、まだ子供のように嬉しいみたいです。昨夜も何度もカーテンを開けては、「ケロちゃん、ほら雪が降ってるよ!屋根に積もり始めたよ!」なんて無邪気に言ってましたから。私としては、寒いし、自家用車もまだタイヤを雪用に替えてないし、洗濯物は乾かないし、困るのよねえ~、なんて思うのですが。ただ、雪の景色は綺麗ですよね。これは私もそう思います。女性は、特に主婦は多分、日常の生活を重視していますから、不便なことの方が先に考えついてしまって、情緒的なことは、とりあえず二の次。これで、旅行でも行っていて、上げ膳据え膳で、暖かいお部屋でゆったりしながら、窓の外の雪景色を眺めて、「綺麗ねえ」なんて状況なら、ものすご~く良いのですけれど。

実家の母と、義理の母との電話

 昨日は、何だか少し疲れがたまっていたので、自分的にはお休みの日にしていました。まあ、ちょこちょこと家事をしていましたが、精神的なお休みの日と言うのでしょうか。しかし、そういう時は、何かしら起きるものです。

 実家の母親からは毎日電話がきます。それは、私が病気だと言うこともあるし、実家の東京から遠く離れた富山にいて、昼間は基本的に一人でいることが多く、心配してくれているのでしょう。あまり毎日電話をしているのは、親離れしていない感じがして、一時は電話をしないで良いと言った事もありましたが、親が心配してくれているのを、無理に拒否する必要はないと考えが変り、それからはもう定期連絡のようになっています。

 さて、昨日は実家の母と、義理の母と、両方の母親から電話がありました。しかも、精神的にゆっくりしようと思うときに限って、結構内容が濃いのです。まず、実家の母からは、どうやら祖母が認知症気味らしい、と言う話。一緒には住んでいませんので、歩いて10分くらいの所に、父親の弟一家と一緒に住んでいます。88歳の祖母で、87歳の祖父の方が体調が今一歩だったのですが、どうもこの数週間の間に、祖母の言動がちょっとおかしい、ということになっているようです。これについて、一時間近くも話し合いました。結構深刻なので、聞いている方も力が入ります。

 そして夜には、義母からの電話。これは、最初は私の方から送ったリンゴが美味しかったとかお礼を言われて、そんな軽めの話だったのですが、私がちょっと気になって、義理の弟の話を持ち出したのがいけなかったのか。そこから30分以上、弟と、兄であるうちの旦那の話です。義理の弟は、一流会社に勤めています。でも転職を考えているようなのですが、自分の希望する職種に内定が決まるまで、転職はしないみたいです。それは中々難しいと思うのですが、母親にしてみれば、まだまだ若いのだし好きなことをさせてあげたい。今の会社のお給料が低いことと、自分がしたい職種でないことが、転職を考えている理由のようですが、大学卒業時にすでに好きな職種の会社に内定が決まっていたのに、ふと舞い込んできた今の会社の内定に、家族で相談して決めてしまったと、言うのです。それがいけなかったと、義母も義弟も後悔していると言うのです。就職してもう4・5年たつのに、そんな前のことを、しかも義母が後悔しているなんて、私としては不思議でなりません。義弟の人生で、自分で選んだわけですから。でもきっと母親というのはそういうものなのでしょう。自分も勧めてしまった以上、責任を感じているのでしょう。しかも、義弟は、就職活動も完璧だった、今の状況も、これから転職してからの苦難も、私達が考えている以上に予想済みで、それでもなお転職を考えていると、義母は私に話しました。

 義母はとても母性が強く、息子達を大変可愛がっています。それはどこの家庭でも同じかもしれませんが、うちの義母は具体的に可愛がります。まあ、一緒に買い物に行くとか、離れて暮らしていれば、月に一度は何かしら宅急便で贈り物を送ってきたり(洋服の時もあればお菓子などもあります)、転職の話まで真剣に一緒に考えるとか。特に義弟に関しては、非常に感情的になります。昨日は義弟の話を持ち出した私がいけなかったのか。人間誰でも完璧な人はいないと充分分かっていながらも、やはり息子達に関しては、母親としての感情が入り、聞いている方が正直疲れてしまいました。私から見ていると、希望する職に就ける人間なんて、きっと数%の人達でしょう。芸事とか、特別な才能を開花させた人達とか。ほとんどの人間は、食べてゆくために働いていて、それは好きな職に就いているとは言えないでしょう。それでも働いて、気がついてみたら何となく「ああ、これって結構自分に合っていたのかもしれないな」なんて思うものではないかと、自分の経験上、思ったりしています。うちの旦那はすでに、そんな域に入りました。だからこそ義弟の今の状況がよく分かるのでしょう。「転職すれば良いよ」と、軽く言います。私は昨日義母と話していて、これは私が介入するべき話ではないし、考えなくて良いことだと感じました。当たり前ですが、私も少しは心配していたのです。でもあれだけ母親が熱心になっている状況を知ってしまうと、「こりゃあいったい何なんだ」と、感じてしまうから。義弟の人生だから、好きなようにすれば良いのだ、とそう思いました。

 ということで、昨日はあまり精神的に休めませんでしたので、今日休みましょう。朝から富山は雪だかみぞれだかが降っていて、とても寒いので、これから軽く掃除してから、ぬくぬくとしていることにしました。

買っちゃいました!

 この一週間で、欲しい物3つ買っちゃいました!

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 分かりずらいかもしれませんが、奥の黒いのはバック。先週、富山の小さな輸入雑貨のお店で見つけました!持ち手がビーズで輪っかになっていて、本体はポリエステルっぽい生地でバラのモチーフみたいなものが両面全体についています(バラが片面で6個くらいかな)。いわゆるパーティーとか、結婚披露宴とか、ちょっとしたお出かけ用の物で、中に入るのは、ハンカチや携帯、コンパクト、二つ折りで薄めのお財布くらいの大きさです。でもとっても可愛くて一目ぼれでした。色はたくさんあって、ピンクやグリーン、茶色、ベージュと様々でしたが、持っている洋服の色などを考えて、やはり無難な黒にしてしまいました。でも私は、アクセサリーをじゃらじゃらつけるので、持つバックは無難な色の方が良さそうです。

 手前の白いものと、右の金色っぽいのは、日曜に金沢に行った際、駅前の「フォーラス」というショッピングビルで買った物です。白いのは、今年流行の、ファーの帽子!欲しかったのです!!これもビル内にはたくさんのお店があって、本当に色も物も迷ったのですが、私らしくない「白」にしてしまいました。本来ならやはり無難な、黒、茶色、ベージュ、などがいいのかもしれませんが、これこそ別に正式な場所にかぶる物ではないし、遊びでかぶれる年齢も限られてくるのではないかと考え、思い切って白を選んでしまいました。自分では「うさぎみた~い」と、喜んでいます(似合うかどうかは別ですが)。

 で、最後の右にある金色っぽいのは、これまたパーティー系の小さなバック。こちらは本当に小さくて、まあハンカチ・コンパクト・携帯くらいしか入らないでしょう。ただ、両面がビーズと葉っぱの形をした飾りで、手作りらしいのです。とても派手っぽく見えますが、可愛くてちょいゴージャス。実はどうやら売れ残っていたのか、半額でした!だからこそ、買ってしまいました。

 特にパーティーも披露宴も、出席予定はないのですが、突然のお呼ばれとか、例えばクラシックコンサートなどに行く際に持つ、小さめのハンドバックが、一つしかありません。しかもかちっとした形ですので、遊び心がないというか。ですから欲しかったのですが、まさか一気に二つも手に入るとは。でも以前、義母が「(店で見つけて)欲しいと思った洋服は、その時に買わないと、次に行った時にはないわよ。洋服も出会いなんだから」と言ったのが、とても印象的で、バックやアクセサリーなども同じだと思い、買ってしまいました。ものすごくお高いものなら、じっくりと考えちゃいますが、なんと、上の3点、帽子とバック2つで、約8000円なのです!!これはお買い得だったと、自分でも満足満足でした!

旦那へのイライラの解決法

 昨日、旦那の用事で金沢に行きました。車でうちから約一時間。いつもそうなのですが、午前中からの時間制限のある外出や、旅行の際、必ず私は朝からイライラしています。それは旦那に対して。どうしてか。

 私は朝、起きたら必ず何か少しでも食べないと、元気が出ません。それからでないと、外出や用事は出来ないと言って良いでしょう。いずれにしても薬を飲まなければいけないので、必ずお腹に食べ物を入れるのです。昨日のように、時間制限がある外出がせまっている朝などは、忙しくて仕方がないのです。簡単でも、何か買ってきた菓子パンでも食べて、コーヒー飲んで、片付けて、自分の化粧や支度をしながら、旦那の着る物や持って行く物まで気をつける。旅行の時などはさらに、ゴミの始末や、部屋中のチェックなどもありますよね。何だか出かけるまでにヘロヘロに疲れて、イライラしてくるのです。どうしてどれか一つでも良いから、旦那は気がついて手伝ってくれないのだろう、と。

 で、昨日もイライラです。旦那は「ケロちゃん、朝からどうしてイライラ~?」と聞いてきます。いつものことなので、分かっているはずなのですけど。私は金沢から帰ってきて、夜ご飯を食べた後、一息ついて考えました。「もう、こんなことじゃ、自分もイヤだなあ、どうしたら良いのだろう。」って、いっつも考えて同じ答えを出してはいるのですが、中々忘れてしまって、元の自分に戻ってしまうのですよね。簡単なんです。外出を控えた忙しい朝なら、手のかかる朝食はやめる。スポーツドリンクに菓子パンを準備して、私だけ食べて、残ったらそれを持って車に乗り込む(うちは車移動がほとんどです)。片付けなければならない朝食や、無理に旦那に食べさせる必要はない。本人が食べないでも良いと言っているのだから。そうなのです。旦那は朝食は元々食べる習慣がなかったのを、私が健康のために、少しでも食べさせている状態です。特に外出の朝なんか、食べたくないなら食べさせる必要もないのだ。そこで旦那に聞いてみました。「無理に朝ご飯食べさせて、時間がなくなって私がイライラするのと、飲み物と食べ物を持って車に乗り込んで食べたりしても、私がイライラしないのどっちが良い?」「イライラしない方がいい~」と笑顔の答え。

 旦那は私がイライラしない方が良いのです。当たり前ですよね。別に朝食を食べたい!と、旦那が言ってるわけではないのですから。私が食べなければダメなだけで。だったら、自分に負担がかからないように工夫すればいいのです。車の運転は旦那です。横で私が食べていれば良いのです。時々旦那の口の中に、パンでも入れてあげたら良いのです。きっと、私が普段イライラしていることでも、それは旦那に対して何か「こうして欲しいのに!!」という要望が多いからでしょう。確かにうちの旦那は日常生活に関しては、ほとんど役にたちません。でも、しっかりと働いて頑張っています。だったら、私も家庭の担当として、家事に関して役に立たないことが分かっているのですから、自分でイライラしたりして二人の関係が暗くならないように、工夫しなくては。

 はたして、私がしていることで、旦那が「して欲しい」と本当に思っていることは、どのくらいあるでしょうか。私は余計なことをして、自分で自分を追い込んでイライラしているだけではないでしょうか。そう考えます。一度、離婚をして、そう気付いたはずなのに、同じ事を繰り返している気がします。もっと自分を楽にして、それが相手にも心地よいと感じるような家庭にしていきたいと、あらためて思いました。自分の考え方を変える事が、旦那へのイライラの解決法の一つかもしれないと感じています。

旦那が葉巻を吸い始めました

 タバコ喫煙歴10年(?)だった旦那が、去年の夏から禁煙を始め、何と成功いたしました。これにはびっくりしたのですが、たまたま出張でハワイに行く機会があり、それをきっかけに止めることが出来たのです(アメリカは、かなり喫煙できるスペースが限られているようですね)。すごく大変なのかな~と思って、きっと無理だろうな、なんて考えながら、あえて、「禁煙頑張って」とも言わずに本人の意志にまかせていました。そうしたら、結構、ケロッと止めることが出来たので、しばらくしてから、「タバコ、よく止めることが出来たね」と聞いたところ、「時々すごく吸いたいときもあったよ」と言っていたので、そんなこと一言も言わずに止められて、とても感心したのでした。ちなみに私も前は吸っていましたが、病気(ベーチェット病)を発症してからは、鼻と喉の粘膜症状が悪化するのが嫌なので、完全に止めました。20代で一日1箱多いときは2箱、大学を卒業してOLになり吸える時間も限られるようになって止めた時もあり、また吸い始めたりを繰り返し、病気発症前までは、一日半箱位だったでしょうか。旦那は一日1箱~2箱吸っていました。

 自分がタバコを吸わなくなると、タバコの煙ってとても気になるものですね。(友人が吸っているのは良いんですけど。)特に副流煙に関しては、敏感になったりして。そのこともあり、空気清浄機も買ったりしたのですが、旦那がタバコを止めたので、空気清浄機もあまり反応せずに、穏やかな日々を送っていたわけです。ところが、ある日、ドアのインターフォンが鳴りまして、出てみると、郵便局から届いた荷物。何だか税金がかかり、その場でお支払いして、手にした小箱をよ~く見てみると、英語で「シガー」とか書いてあります。ピンときました。最近、葉巻の本を、旦那が買っていたのです。

 帰宅した旦那を問い詰めたところ、どうやらインターネットで海外から葉巻を買ったのです。どうして、なぜ、せっかくタバコを止めたのに。禁煙から一年半。葉巻は煙を口の中に含むだけで、肺に吸い込まないので、体に害はあまりない、みたいなことを旦那は言いますが、どうやらそれも、全く吸わない人に比べると、やはりあるみたいです。それもそうですが、私自身も、また副流煙のことを考えてしまいました。一応、始めて葉巻を試してみるときに、私も一緒に試しましたが、私はもちろんその一度きりです。喉への影響を考えたら、吸おうとは思えませんでした(でも時々、イライラすると、タバコを吸いたくなる時もある)。旦那はそれから、毎日ではなく、週に一度くらい、土日に、しかもマンションの外廊下に出て吸っています。気を遣ってくれているみたいですが、葉巻って、実は匂いがすごいのですよね。タバコよりも、匂いがきつい。いくら外で吸ってきても、入ってくると、もう葉巻の匂いが部屋中に漂います。でもそれくらいでは、空気清浄機はあまり反応してくれません・・・。

 どうしても旦那が今後も葉巻を吸いたいと言うなら、仕方ないのですが、せっかくタバコを止められて、やはり「煙」という枠では似たようなものだと思うので、ちょっと残念です。これも慣れでしょうから、旦那が趣味として、葉巻を、我が国の首相のように楽しみたいのなら、慣れるしかないのでしょう。でももう少し、匂いの軽い葉巻がないものか、探さないと。あれは吸っていない人間にとっては、ちょいときつい香りです。

体調が悪いのか、体が固まっているのか

 今週に入って、何だか急に冬らしくなって、朝晩が冷え込み、日中も気温が上がらなかったりしたかと思ったら、昨日今日は昼間は快晴だったりと、寒暖の差が激しく、体もそれに追いついていかないのでしょうか。今週最も冷え込んだ朝で、気温が5度までいかない日がありました。

 季節のせいなのか、それとも自分の体調が今一歩なのか、今週は分かりませんでした。ちょっと忙しかったせいもあるのかと、肩や背中が痛かったり、寒さからか、間接がちょっと痛んだり、夜になるとドッと疲れて、鼻から喉にかけて何となく違和感があったりして、その度に風邪薬を飲んだり、鎮痛剤を飲んだりと、毎日薬をかえて飲んでいました。しかし、今日はフラメンコの練習日。肩や背中の痛みは、もしや寒さからくる冷えや、体が固まっていたりする可能性もあるのかと思い、全身の柔軟体操から入る練習で、自分の体調を試すべく、もちろん行ってきました。練習はいつもの通り、最後の方は酸素不足になりそうな状態でしたが、体が温まったのか、特に体調が悪いとは感じませんでした。そこでフラメンコの先生に聞いてみました。

 「今週は寒くなったせいなのか、朝起きると、肩や背中が痛かったりして、体調が悪いのか、もしかして寒くて体が固まっているのか分からないのです」と、先生にお聞きしましたら、冬はやはりどうしても、朝起きると体が固まっていることが多いそうです。それは、寝る時にすでに、寒いから体に力が入って、固くなっていてお布団に入る、そのまま眠ってしまうと、体も固まってしまうそうなのです。だから寝るときは出来るだけ、リラックスした状態で、眠りにつくのが良いそうなのです。はあ、なるほど、と思いました。確かに私はベッドに入ると、最初は布団が冷たいから、両腕をばってんにして体を囲むようにしていたりして、そのまま寝てしまうこともあります。何か工夫をして、リラックスするようにすると良いのですね。ベッドに入って本を読むことも多いのですが、それは精神的にリラックスできても、その体勢は本を持っていますから、固まっています。その後、寝る前に、ちょっと全身をベッドの中でゆらゆらさせてみるとか、少しだけ柔軟をしてみるとか、体をほぐすのもいいかもしれません。早速今日から試してみましょう。

 ただ、もしかして、冬は私の病気は悪化する可能性も高いので、関節痛が出るという事は、用心しなくてはいけないのかもしれません。その辺は様子を見ながら、あまり自分を追い込まない程度に、日常生活の家事をしながら、体も冷えないように気をつけながら、過ごしてゆきたいと思います。

久しぶりにバナナ食べました

 昨日の朝と、今朝、久しぶりにバナナを食べました。このところのバナナダイエットブームで、スーパーに行っても、売り切れか、お高いバナナが少し残っている程度で、しばらく食べていませんでした。バナナといっても、特売100円くらいで5本付いている物から、300円近くて4・5本付いていてビニールに包まっている物まで、いろいろとあるのですが、よほど食べよう!!という気持ちが強くない限り、300円近く出して買おうとは思えないのですよね。それくらい、私達にとって、バナナは身近になっていたのでしょう。

 本当にびっくりするくらい、テレビで取り上げられて、ダイエットだの健康に良いだのと特集で放送されると、あっという間にスーパーからその「物」が、売り切れ続出します。今回のバナナもそうですが、過去には、ココア・きなこ・納豆・その他いろいろありましたよね。しかし、バナナはもともと栄養があって、身体に良い果物のひとつであることは皆が知っていたことですし、あらためてなぜこんなに騒がれてしまったのか、やはり「ダイエット」とテレビの影響ってすごいですね。

 あまりに影響がすごくて、朝食にバナナだけでのダイエットは、身体に影響はないのか、なんてテレビでの放送もありました。もちろん、朝食だって何も食べないよりは、バナナを一本でも食べたほうが良いでしょうが、できればバナナだけでなく、バランスの良い朝食にしたほうが良いに決まっていますよね。私は入退院を繰り返して学んだことは、いかにバランスの良い食事をするかでした。特に朝、私はパンが好きですので、パンにコーヒー、必ずヨーグルトか果物を食べます。できればその時期の旬の果物。今年は振り返ってみればいろいろと食べました。春にはイチゴ(大好きです)、夏は特に意識していませんでしたが、梨やキュウイ、秋にイチヂク、その間、りんごやバナナ、最近は柿など。これから大好きな長野のりんごが一箱届く予定です。果物は結構糖分があるので、我が家では朝にとるようにしています。夜のデザートに食べるご家庭もあるとは思いますが、うちでは夜は果物は食べないようにしています。(たとえばケーキみたいなデザートは、土日の休日だけ、夜の9時までに食べるように、一週間の自分たちへのご褒美みたいにしています)

 一昨日の火曜日に、歩いて5分くらいの果物店に行き、そこで久しぶりにバナナをゲットしました。もうスーパーでもバナナは十分手に入りますが、果物店に寄った際に、たまたまありまして、しかも4本一房で250円と、自分の中ではお高かったのですが、久しぶりだし~、と思って買いました。美味しいですねえ。あまり連日食べていると感じないのですが、多分約2ヶ月ぶりくらいに食べましたので、バナナの美味しさが分かりました。(ちょっとお高めの甘熟バナナでしたので、余計に美味しかったのか)どうしてもテレビで特集されたりすると、興味が沸いて買いたくなってしまいますが、踊らされている気もします。これからもこんな風に、「何とかダイエット」とか言って、売り切れの品物が出現するのでしょうか。次は何でしょうね。

冬は家事が増える~

 このところ、急に寒くなってきて、本当に「冬」が近づいてきていると感じます。(暦の上では冬ですが)

 今年、気がついたことがあります。一回目の結婚生活と合わせて、主婦歴10年近くになるというのに、しかも、一回目はやはり寒い地域である、長野に住んでいたと言うのに、若さで毎日GO~!!と言う感じで忙しく過ごしていたからか、気がつきませんでした。それは・・・「冬になると家事が増える」と、いうこと。

 何だか今年の秋に、「ああ、衣替えしなくちゃ。ああ、羽毛布団を出さなくちゃ。ああ、コタツを出さなくちゃ。ああ、暖房どうしよう。」と考えていたら、ふと気がついたのです。そういえば、冬の方が圧倒的に家事が多いと思う、と。

 まず掃除が面倒。いちいちコタツの布団を上げて掃除機をかける。ストーブは、灯油ストーブなら、まだ入ってるかな、、まだ大丈夫かな、と気にしながら使い、寒い外に置いてある灯油缶からいちいち灯油をストーブのタンクに給油する。もちろん、その灯油だってストックが少なくなったら、ガソリンスタンドに買いに行く(大量の方はもちろん持ってきて頂くと思いますが)。洗濯に関しては、私が住んでいるのは北陸ですので、とにかく冬は曇りが多いから、今日のように晴れたら、これを逃さずに2・3回洗濯をして干しまくる。ついでに、洗える毛布などは夏に比べて断然厚みがあって、重い。

 家事以外にも、朝起きると寒い!!すぐに暖房を入れて、コタツを入れて、着替えるのも着る枚数が多い~。節約のため、とりあえず家の中でも厚着がモットーですから、まずは下半身で、スパッツを着用してから家着用のパンツ、靴下、レッグウォーマー、その上からさらに厚手の靴下、上半身は、長Tシャツ、フリースの首まで覆ってあるベスト、その上から厚手のトレーナー、真冬になるとさらにその上にカーディガンを着る場合もあります。これだけ着用するのも面倒だし、考えたら重いですよねえ。寒いから体も冷えて、固まってます。ついでにお風呂に入る時は、これだけ着ているものを脱いでゆくのですから、これも面倒。

 何かと気を遣うことも増えます。旦那が帰ってくるまでは、夕飯を作っていると結構暖かいので暖房を切っていることも多いのですが、帰るコールが来ると、すぐに暖房、コタツのスイッチを入れたり。お風呂も、入る少し前にお湯を溜めたほうが良いだろうな、とか。何だか冬の方が、家事と精神的にも大変みたい。今年になって始めて気付きました。

 まあ、あまり、あれもこれもやらなくちゃ、と考えていると、ものすごくイヤになってくるし、実は3日くらい前に夢も見ました。前に勤めていた会社で、自分のデスクにつくと、仕事が多すぎて「もう!いや~!終わらない~!」と嘆いている夢でした。専業主婦なのに、夢にまで見るなよ~、って感じです。もう少し心にゆとりを持たなければ。手抜きをしながら家事をしなければ。家事だけしているのに、疲れて入院、なんてことにならないように。

夢の中で願望叶う

 昨日は「篤姫」について書きました。大変凛として、筋の通った生き方に憧れている、みたいに書きましたが、でもやはり、篤姫だって女性ですから、きっと誰か男性に頼ったり、甘えてみたりしたくなる時だってあったでしょう。なんていうのは言い訳でしょうか。実は私がそうだから・・・。

 結婚すると、新婚時代は旦那に甘えたりすることもあるかもしれませんが、これが付き合いが長かったり、結婚生活が2年3年となってくると、旦那に甘える、なんてことはまずなくなってきますよね。(場合によっては、急に体調が悪くなってしまったり、以前私が車をぶつけた時みたいに、仕事中だと分かっていても電話したりと、頼りにしてしまうことは、もちろんあります)旦那とは共同生活者という感じになってきますから、恋人時代のように、何だか寂しくなったからメールしちゃった~、とか、声が聞きたいから電話しちゃった~、とか、顔が見たくて会社まで来ちゃった~、なんてことはまずなくなると思うのです。あまり意味がないけど、「甘ったれてみたくなる」ということが、旦那に対しては、なくなります。多分、男性も奥さんに対して、同じように思うかもしれません。

 さて、昨夜、非常に素敵な夢を見ました。それは、夢の中で、私はあのアーティストの「氷室京介」さんに甘えていました。なぜ、氷室さんなのか、分かりません。特にファンでもありません。ただ、あの何となくクールな雰囲気、なぞめいた、ワイルドな感じも漂っているような、ああいう男性に、私は弱い(実は、前の旦那が出会ったときにそうでした。でも真の姿は違っていましたが)。とにかく、なぜか、私は知り合いでもないのに同じ場所にいると言うだけで、彼にメールをします。すると彼は返信をしてくれました。どうやら、何だか、お互いの気持ちが通っているようです。そういう時ってありますよね。恋愛に発展する前で、でもお互いに気持ちが多分通じ合ってるような。そんな雰囲気なのです。そこで何かが起こったのか忘れてしまったのですが、私は同じ場所にいてもちょっと遠い所で、バンド仲間といる氷室さんのところまで、つかつかと歩いて行き、「お願い、一緒にいて」と言います。これって、すごいですよねえ。話すのなんか初めてですよ。(←あくまでも夢)でも氷室さんは、「着いてきて」と言って、バンド仲間に何かを告げると、私を連れて歩き始め、なぜか電車のホームへ向かい、電車に乗ろうとします。そこで私は、どうやら渋谷あたりに出ようとしているのだ、と気付く。氷室さんは、淡々と私を連れて移動しようとしてくれています。黙っているけど、私を受け入れてくれているのが、よく分かるのです。そこで、ああ~!!目が覚めてしまいました!!残念!!

 起きてみて、嬉しいやら、切ないやら。なぜ氷室さんなのか分からないけど、どうやら私は、今の状態で誰かに甘えたいのかもしれない、と思ってしまいました。特に何かあるわけでもない。ただ日常、結構忙しく家事をしたり、外出したり、体調調整したり、旦那に小言を言ったり、それなりに充実している日々を送っているけど、そんな中でも、私の中の女性の部分が、誰かに無条件で受け止めて欲しい、と思っているのでしょう。私はどちらかというと、下町系のチャキチャキに見えますが、甘えたいほうです。しっかりと受け止めてくれる男性に、甘えたいタイプです。(まあ、甘えたくない女性はいないかもしれませんが、甘え方を知らない女性はいるでしょうけど。)

 夢の中で、多分心の深い部分の願望が叶ったのですね。ため息です・・・。夢だからいいけど、結婚しているのに、これ他の男性にしてしまったら、大変なことになりますからねえ。夢夢、そう夢で良かった。

 

「篤姫」もあと残り少なく

 大河ドラマ「篤姫」の放送も、あと5回くらいになってしまいました。ううう・・・一年って早い。毎週楽しみにしていた大河が終わるのも悲しいけど、一年があっと言う間に過ぎるのも、哀しい・・・。

 一時、週刊誌の見出しなどに「大河ドラマの篤姫はきれいごと」みたいな見出しなどがあった気がします。記事は読んでいませんので、どんな内容だったのか分かりませんが、原作とはちょっと違うこと、きれいごとであることくらい、見ている方の視聴者が当然分かっていますよね。現実はきっともっと厳しく、違っていただろうな、とは頭のどこかで分かっていても、あの凛とした「女の道は一本道」を貫き通す姿を見ていると、本当に自分も大奥で、こんな女性についていきたくなるような錯覚に陥ります。(←大奥に入ること自体が難しいか)さらにできれば、自分も篤姫のように、筋の通った生き方をしてみたい、とも思います。現実の世界では、曲げなければいけないこと、すでに気がついたら曲がってしまっていたこと、人間関係がもっとドロドロしていたりと、様々な状況が盛りだくさんです。もちろん、篤姫だって、柔軟な考え方をしていたからこそ、江戸時代を生き、その後の明治時代にも生きることが出来たのだとは思いますが。

 現実では当然、こんな風に物事がすすまないだろう、こんな風に人間関係もいかないだろう、嫁姑問題はこんな簡単ではない、そんなことは分かっていても、だからこそテレビの「篤姫」を見ていて、問題が解決したり、嫁姑が仲良くなったりすると、何だか嬉しくなって元気をもらえるのです。ドラマだっていろいろあって、それで良いのではないでしょうか。きれいごとの篤姫が、私は大好きです。それでドラマの中で生きていてくれている篤姫が、毎回楽しみです。昨日の放送でも、涙が出てきました。郷里の母親からの手紙を見ても、自分は嫁いだ徳川の人間だと言う、その意思の強さが、本当にすばらしい。女性はそういうものですよね。もちろん、お産だとか、体調を悪くしたとか、様々な理由で里帰りする人はたくさんいますが、現実の女性だって、結婚すれば自分は夫の妻で、嫁ぎ先の人間で、これからは夫との家庭が自分の家である、という意識はあると思うのです。(まあ篤姫とは状況が違いますけど)それが、見ている私達に伝わってきて、涙が出てくる。だいたい毎回のように、涙してるのですが。

 物語の終わりが近づいてきています。寂しいです。毎年、大河の最終回が近づくと、さすがに一年見てますから寂しいですが、今回は主役が女性で、かつ鹿児島の方で、(私の父親は鹿児島の人です。でも一度も行ったことがありません。生まれも育ちも東京なのです。私も半分そうですが、やはり行ったことがありません)、最初から何となく気合を入れて見ていましたから。原作は読んでいますが、ドラマの方はどんな最終回となるのか、寂しいけれど、楽しみでもあります。

フラメンコの発表会を見て

 昨日、フラメンコの発表会を見てきました。もちろん、自分が習っている教室ではなく、他の教室の生徒さん達と、先生方がされている発表会です。一時間半にわたる発表会で、衣装もすばらしく、びっくりしてしまいました。

 私は、子供の頃から家族でスペイン料理をよく食べに行っていまして、そのお店では、当時はめずらしく日曜にフラメンコのショーがありまして、小さな頃(小学生の頃)から見ていた私は、それがフラメンコに憧れるきっかけとなりました。その後も、何度もそのお店で見ていますが、ここ5年くらいはそのお店に行っていませんので、見ていない気がします。ですから、自分の教室の先生や自分を含めた生徒さん達以外のフラメンコを、生で見たのは本当に久しぶりでした。

 いやあ、フラメンコの衣装って、お高いんですよ~。まずはその衣装の素晴らしさにびっくりしたのですが、噂によりますと、手作りもあり、業者の方に頼んでオーダーしたドレスもあったとのこと。しかも、2・3度踊られた方は、その度に衣装も替えていた方もいましたので、すごいですねえ~。私はいかにお金をかけずに、が、まずはポイントで、そのためにシューズは失敗してしまいました。ネットで購入したので、届いて履いてみたらちょっと大きめで、パッドを入れて使用しています。だって、良い物を買うと2万円くらいしてしまいますので、本当に出来るかどうかも分かりませんでしたから、まずは手ごろなお値段で試したのです。もう一年以上練習してますが、週一回ですし、よほど練習しない限り、革ですので悪くなりません。もう少し使用してから、次々回の旦那のボーナス時あたりに、新しいフラメンコシューズを、今度はちゃんとお店で試し履きしてから、買ってもらいたいなあ~なんて思っています。シューズだけは良い物を履きたいですね。

 さて、発表会は、とても勉強になりました。生徒さんたちは、子供さんから大人まで、初心者らしき方から、ベテラン、先生クラス、先生まで。生の歌とギターでの踊りでしたので、これも迫力でした。踊る方は、生歌生ギターは大変嬉しいと思います。他の教室の生徒さんや先生の踊りを見ていると、本当にフラメンコは、型はあってもそれぞれ違うんだなあ、ととても実感しました。日本舞踊も、流派によって、同じ曲でも手の動きが若干違うとか、いろいろとありますから、フラメンコにいたっては、教える先生によっても全然違ってくるのですよね。

 しかし、多分、みなさん思っていると思うのですが、何でフラメンコを踊っている人は、あんなに苦しそうに踊るのでしょう。切なそうな表情で踊るのでしょう。昨日の発表会は、それぞれでした。笑顔の方、真剣な表情の方、しかし先生なみに上手な方は、切ない表情の方もいました。私も練習中はかなり切ない苦しい表情だと思います。それは・・・・本当に苦しいからです。私の場合は、マジで酸素不足になりそうなくらい苦しく、余裕がないからなのですねえ。結局、フラメンコも曲の内容によってなのでしょう。切ない愛を歌った曲なら切ない顔、苦しい気持ちを歌った曲なら苦しい顔、楽しいお祭りの歌なら楽しい表情、その内容が分かっていないと、きっと踊る方はいけないのでしょう。これ勉強になりました。でも私は、今練習している曲がどんな曲なのか、一向に分かっていません。先生に聞いてみましょう。

 他の方の踊りを見るのは、良い刺激になります。私もああなりたい、私はあそこを重点的に練習だ、などいろいろと気付くことがあるからです。また機会があったら見てみたいのと、もちろん機会があったら、自分も発表会に出てみたいですが、衣装が・・・・。う~ん、節約衣装でも何とか出られる発表会だと良いのですけど。

 

深く考えすぎない

 ここ最近、体調が安定しています。と、思っています。前回、東京の病院で検査をして、その結果は、なぜか白血球も1万越えしているし、数値的には高めだけど、これといって症状が悪化していないから、このままの生活してね~、趣味のフラメンコは続けてね~と主治医に言われました。前回の東京への帰省で、自分の中で何か変ったのですね。まあ、夏が終わったこともあり、体調が安定しているのかもしれませんが。

 やはり、真夏と真冬は、症状が悪化しやすいです。これは持病がある方は、そうなのではないかと思います。私のベーチェット病は、毎月の生理によっても変ってくる傾向もありますが、本来ならベーチェットは寒さに弱いそうですが、私はなぜか夏の方が、症状が悪化しやすい。私自身が、夏の暑さに弱いからでしょう。今年の夏はブログにも書きましたが、二週間ごとに寝込んだりして、かなり精神的にも悩みました。どうしてなのか、私の何がいけないのか。決して無理しているつもりはないのに、なぜ寝込むほど疲れたり、だるかったりするのか。主治医にも聞きましたが、それは人によって症状も違うし、数日寝たり起きたりを繰り返しているうちに治ってくるなら大丈夫だろう、ということでした。

 前回の帰省の際に、何か自分の中で吹っ切れて、「あまり深く考えずに、外出したいときはして、疲れたときは横になり、無理しない程度に遊んで、昼寝(シエスタ)もして、別に人に何と思われようと自分の生活リズムを持って、好きなようにしてみよう」なんて思いまして、その通り生活していましたら、気がついたら、この一ヶ月は特に寝込むこともなく過ごしてきました。(もちろんシエスタは平日しています)新しい料理などにも挑戦したり、ちょっと手芸などもしてみたり、興味を持ったことに取り組み、フラメンコ仲間とランチしたり、近隣の新しい知人の方が出来たりと、日々いろいろな変化があって、精神的にも安定しているのかもしれません。そうそう、旦那が週に必ず二日間は、帰宅が遅いときがあるので、その日は夕食を外食にしてもらうようにもしました。そのおかげもあって、平日の夜が楽になったこともあると思います。かわりに日曜の夕食は今のところ、腕をふるって作っています。

 「あまり深く考えすぎない」ことは大切だなと、今さら実感しています。今年の秋は眠くて眠くて仕方ありませんでしたが、夜、ベッドに入って何かを考えないようにしたら、よく眠れるようになりました。これ大事ですよね。シエスタのときもそうです。寝るときは何かを考えない。それと、とりあえず、行きたいところ、やりたいことがあったら、行動してみる。もしそれで疲れたら、疲れを取るために後で休む。万が一、それで病状が悪化したら、それがやりすぎだったと分かる、くらいのつもりで動いていました。今のところ、症状は病院に行くほどにはなっていません。(日々、小さな変化はありますけど)こうやって、持病と長くうまく付き合っていくことになるのかな、と思っています。やはりかなり精神的な部分は大きいですね。気持ちの持ちようで、毎日が大きく変ってくる気がします。これから年末にかけては、いろいろなプライベートな行事があります。これを体調をコントロールしながらうまくこなしていけたらいいな、いやきっと出来ると思って、生活していきます。

二宮清純さんの講演会

 昨日、富山市内で行われた、スポーツジャーナリスト・二宮清純さんの講演会に行ってきました!テレビなどでも活躍されていて、私は著書は読んだことはないのですが、テレビでの冷静で公平なコメントに、いつも感心していました。そんな二宮さんが富山市で、しかも私が住んでいる所から、歩けば15分くらいで行ける場所で講演する!と知ったときから、行くことが出来るように、知り合いの方にお願いしてありました。

 私は結構、講演会などで話を聞くのが好きです。その際は、ものすごくメモを取ったりして、真剣です。万が一、質疑応答などがあったりしたら、手を上げて質問しちゃったりします。昨日の二宮清純氏の講演の内容は、「勝者の思考法」。スポーツジャーナリストということで、様々なスポーツ選手や監督の名前と、実際の例、二宮さんが経験したこと、聞いたことなどを約1時間半に渡って話してくださいました。会場は満員。ほとんどが、サラリーマンや営業関係の女性など。私のように一般人は多分、少なかったと思います。しかし、私は多分、誰にも負けないくらい、メモを取っていました。

 私は、あの淡々と冷静な二宮氏が、一時間半もどんな風に講演するのか、まずはそこに興味があったのですが、さすがにプロの話は上手い!!世間の話題であった、オバマさんの勝利確実の話から入って、そして富山と自分との関係から始まり、富山の知り合いの人などからスポーツ選手の話題になったのですが、そこまでちょっと笑いも混ぜながら、聞いている私達をグッと自分に近づけるのですよね。それから本題に入り、20分ずつ位で、大きな話題を4つくらいに分けて話されました。イチロー、野茂選手の話で「オンリーワンの技術が必要だということ」、仰木監督の「人材育成は適材適所適時」、小出監督の「褒めて育てる・長所が伸びれば短所は消える」、そしてサッカー・川口チェアマンの話から「21世紀のリーダーの条件」で、最後にイタリアのサッカー教本からの教えで締めくくられました。(まるでレポートが書けそうです。)ちょっと聞き疲れしてきたかな、くらいのあたりで自分のプライベートな話を混ぜながら笑いを取って、一番最後に、「高いところから偉そうなことをお話しました」と、ご自分を謙遜されました。質疑応答はありませんでした。

 とても良い機会になりました。良いお話を聞くことが出来ました。「勝利の思考法」。きっと会社員の方などは、大変役に立つお話だったと思います。私は何に役立てようかと、聞きながら考えていたら、「旦那を褒めて育てる、かしら」と気付きましたが、これは難しい・・・ まあ、せいぜい家にいる時は、仕事モードから頭を切りかえられるような状況に、私が気をつけるくらいでしょうか。それと、もう一つ、これは全ての人に共通することだと思ったのは「頑固と柔軟」。イチローの振り子打法、野茂投手のトルネード、これをやめろと周囲に言われても頑固なほどにやめなかった、だから彼らはオンリーワンの技術で大リーグで活躍するほどの選手になれた。しかし反面、良いことだと気付いたことは柔軟に取り組んでいく、新しいことを取り入れたり変えたりしてみる。石頭ではなくて、信念を持つ。しかし柔軟に、自分が納得すれば切り替える、取り入れる。これがが成功する条件の一つだと、二宮さんは話していました。これについては、私達全ての人に言えることですよね。自分の生き方として、これは通したい、と思っていることはあるけれど、その他のことは、気付けば認めて、新しいことに挑戦したり、変えてみたりする。そうすることで、人生がより豊かに楽しくなっていくのではないかと、感じます。

 やはり時々、外の世界に出て、こうして話を聞いたり経験したりすることが、必要だなあ、と思いました。また機会があったら参加したいです。いろいろと気付かされることがあります。昨日は良い機会に恵まれました。 

 

夫婦でも分からないことはある

 昨日の朝からワイドショーを賑わしている、小室哲哉氏の逮捕事件。これについては、芸能界の方ですし、小室氏自身の生い立ちなど、よく分からないことが多いので、何ともコメントのしようがないのですが、どうも自分と重ねて考えてしまうのは、奥さんの立場です。まあ、うちの旦那はサラリーマンですので、思い切ったこと(?)は出来ないと考えておりますが、これは実は分かりません。

 きっと小室氏の奥さんであった(すでに離婚していたとの事なので)KEIKOさんは、内情をあまりよく知らなかったのではないかと、思うのです。金銭面で夫婦のどちらが握っているかによって、そのへんは違ってきますよね。奥さんが家庭の経済的金銭面を担当していれば、旦那さんはお小遣制でしょうから、そのお小遣いの中でのやりくりとなり、よほどの裕福なお小遣いでない限りは、事件になるほどのことは出来ないでしょう。一方、うちもそうですが、旦那さんが金銭面を担当していて、私のように、食費雑費などを月々もらっている状態ですと、自分はその中でやりくりすれば良いので楽といえば楽ですが、あとは旦那がどんな風にお金を使っているのか、よく分かりません。もちろん、電気ガス水道電話代などの金額、積み立てなど、大まかなことは分かっていても、じゃあ月々どのくらいのお金が残っているのか、ボーナスでもどの位の金額が、旦那の手元に実際に残るのかは、分かりません。そのお金で何かしていても、こちらは分からないのです。

 こんなことを書いていると、世の奥さん方から「じゃあ、あんたが担当すればよい」と言われそうですが、うちは旦那なのです。(一回目の結婚の時は、私が担当してました)旦那は人付き合いで、お土産を買ったり、いろいろと出費があるようです。実家の義母とのお金の話もあるようです。いろいろな事情があり、旦那の担当になっています。これは仕方ないと判断して、そうなりました。

 実はこのところ、旦那の機嫌があまりよくありませんでした。どうしてだか、分かりません。仕事の関係なのか、お金がないのか。何かあれば、ちらっとでももらすのですが、知られたくない事は、徹底的に隠します。で、話さなければならなければ、最後に話すのです。こういう事態になると、もう私は手が出ません。とにかくなぜだか機嫌だけ悪く、三連休の間も、家にいる時は常にパソコンでゲームをしていました。二人で話はするのですが、必ずゲーム越し。5・6・7時間、ずっとゲームを付けっぱなしです。(外出したり、お風呂入ったりしますから、その間は離れますけど)こういう時は、何かあって現実逃避の状態。最初の頃は文句も言いましたが、自分が休日にしたくてゲームをしているのに、特に何をするでもない夫婦の時間に、ゲームをするな!と言うのも可哀想かなと思って、文句も言わなくなりました。私はテレビを見ながら、手芸なんかしていました。

 夫婦の間でも、分からないことが結構あります。特に何も言わない旦那様だと余計に何だか分からない、ということになりますよね。昨日からの小室氏の事件を見ていると、奥さんだったKEIKOさんは辛いだろうな、と感じてしまいます。

久しぶりのイタリアン

 昨日までの三連休中の最初の土曜日に、久しぶりに、イタリア料理を食べに行きました!!夕方から外出して、午後6時に予約を入れてありました。そのお店は、旦那の知り合いの方のご友人が経営しているとの事で紹介して頂き、お勧めの料理なども聞き、それを含んだコースメニューを事前にお願いしてありました。

 お店に着いた頃には、すっかり日が暮れていて、イタリアレストランは、大きな文字の看板がないと分からないくらいの、静かな場所にありました。私達が最初の客でした。店内に入ると、広いホールに4人掛け、6人掛けくらいのテーブルやイス、ソファなどがゆったりと置いてあり、明るく、それでいて落ち着けそうな雰囲気。予約席に座り、まずはノンアルコールビールと、赤ワイン。お料理は、ピザとパスタとメイン料理が選べるようになっていました。大皿料理のコースに、お店お勧めのパルミジャーノチーズのリゾットを、単品で頼んでいました。とりあえずトイレに行きたいわ、なんて思って行ってみたら、これがびっくり!広い(三畳くらいあったかしら)空間に、水洗トイレはヨーロッパにあるみたいな、タンクの上の棒を引張るタイプの物。トイレの空間自体がヨーロッパ調で、手を洗うところの棚には、シャネルのエゴイストのパフュームが置いてありました。おお~、シュッと一度押してみたい気持ちを抑えて、席に戻りました。よく、素敵なレストランに入ったら、トイレには必ず入ってみろ、と言いますが、まさにその通り。素敵なレストランは、トイレも素敵です。

 さて、お料理は、最初にお店手作りのパンが出まして、そして前菜も大変美味しく、ピザはマルゲリータを頼み、サラダは何と骨付きの生ハムを、席まで来て削りながら私たちに一切れ二切れ食べさせてくれてから、サラダに盛ってくれました!このハムは、パルミジャーノチーズを食べて育った豚さんだそうで、ハムを食べるとほんのりとチーズの香りがするのです。ものすごく濃厚な美味しいハムとサラダでした。そしてパスタとメインのお肉料理。どれも美味しくて、今まで食べたことのあるイタリアンの中でも、上位です。(私達夫婦は食歩きが趣味みたいなものですから、東京でも結構行きました。それも、だいたい一人5000円以内で食べられるイタリアンですね)もうこの時点でお腹いっぱいでしたが、もう一品、楽しみにしていたリゾット!これがどびっくり!!パルミジャーノチーズの塊(1/4だそうですが、直径40センチくらいはあったでしょうか。丸いのをまず幅を半分にして、それを真ん中から半分にしているそうです)を席まで持ってきてくれて、その場で熱々のリゾットをその塊の上に乗せて、チーズを削り取りながらリゾットを混ぜ混ぜするのです。これはめずらしいショーのようなお料理。そして食べたお味は、もう~チーズチーズチーズ。こんなに濃厚なチーズリゾットは生まれて初めてでした。うちの旦那は大のチーズ好きですので、大喜び。ただ、すでにお腹はいっぱいでしたので、一品を二人で食べて充分の量でした。(リゾットだけだと、物足りないかもしれません。でも私としては、ワインのおつまみとして食べるのが最高かもしれないと、感じました)さらに最後にデザートが付きまして、コース終了。そしてコーヒーを頼みました。

 なんと大満足なイタリアン!!これで約9000円でした。私達はアルコールをあまり飲まないで、食べることに専念しますので、飲み代があまりかからないのです。久しぶりのイタリア料理店での食事に、富山での夫婦の思い出も一つ、増えました。最後に、お店から外に出てみると、冷やりとした澄み切った空気と、周囲の緑の香りに、思わず深呼吸してしまいました。とても素敵な夜を過ごせました。

おわらの街・八尾ちょこっと観光

 富山といえば、八尾町の「おわら風の盆」ですよね。ここ何年も八尾のおわらは全国的に有名で、毎年「おわら風の盆」がある9月1日~3日の三日間は、観光客の方でいっぱいになるようです。私の住んでいるのは、富山駅から歩いて15分くらいなのですが、その時期は駅にも観光客の方がたくさんいます。風の盆の三日間は、自家用車の制限があり、富山市に住んでいる私達も、そこまで行くのにどうしたら良いのか分からずに、結局実は見たことがないのです。で、この三連休の間に、一度は八尾の町を見てみよう!ということになりまして、旦那と車で行ってきました。

 一度何かで読んだことがあるのですが、‘八尾は、もちろん「おわら」のお祭りの時が良いが、普通の時に行っても、とても情緒ある良い街である’みたいなことが書いてありましたので、全く関係のない今の時期なら、観光客もいなくて良いだろうと思ったのです。しかもこれ以上寒くなると中々行く気持ちにもならないかと思いまして、この三連休に狙いを定めました。これが正解でした!八尾は駅で言うとJR高山線「越中八尾駅」、車だと私達が住んでいる富山市街地から17キロくらいの距離でした。道も空いていて、出発から30分位で目指した「八尾おわら資料館」に到着しました。この資料館、中々見ごたえがあって良かったですよ。おわらの歴史や、大きなスクリーンで踊りについても見せてくれました。見学し終わってから、お客様が私達含めて二組だったので、資料館の受付の方に、いろいろとお話を聞いてしまいました。せっかく富山に住んでいるのに、「おわら」を習う機会がないことや、「風の盆」のお祭りがこんなに観光客であふれかえるようになったのは、やはりあの「風の盆恋歌」というベストセラー本がきっかけですか?なんてことまで。今年は平日だったため、観光客も去年に比べて少なかったそうです。どうやら来年も平日開催なので(必ず9月1日~3日までです)、来年行くのが良いかもしれませんね、とか、来ても踊りの街流しを見ることが出来ずに帰られる観光客の方もいるそうなので、その辺は要注意です、みたいなことも聞きました。

 資料館を見た後に、おわら風の盆といったら、この通りと、いう道のある石畳の「諏訪町本通」を、旦那と歩いて見に行ってみました。素晴らしい通りでした!何が素晴らしいって、なだらかな坂になっていて、両端の家々が情緒ある造りになっていて、何といっても静か。すご~い静かなんです。これがあの風の盆の三日間は、お祭りのにぎやかな状況になるそうですが、それも独特の胡弓の音色と、それに合わせた歌と、静かな踊りの練り歩きで、どうやら私達が良く知っている「お祭り」とは、全く違う雰囲気をかもし出すようです。やはり風の盆の三日間も来てみたいですが、今回は静かな、何もない日常の八尾の街が見られて本当に良かった。嘘みたいに静かな街なのです。もちろん人は住んでいますよ。子供たちも、おばあちゃんも、若い女性も見かけました。でも何か、違うのです。あんなに静かな街で、こんなに情緒ある風情で、京都とは違う、とても不思議な、それでいて心地よい、「来て良かったね」と思わせてくれる良い街でした。

 県外の方で富山に来る機会があれば、ぜひ行って頂きたい。「おわら風の盆」のお祭りでない時でも、ぜひ立ち寄って街を見ていただきたい、と思いました。

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