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鬼平犯科帳を見て

 一昨日の金曜夜、テレビで放送された「鬼平犯科帳」を見て、「やっぱ、鬼平は良いよねえ~」なんて、独り言を言っていました。

 池波正太郎さんの時代小説は、全部ではありませんが、いろいろと読んでいます。一番最初に読んだのが、「鬼平犯科帳」でした。大学時代の友人に借りて、一気に5冊くらい。その後、実は鬼平の原作を読んでいません。だから私は、鬼平の物語を全て知っているわけではないので、連続ドラマでテレビ放送していた時や、再放送の時などは、結構見ていました。鬼平の他に「剣客商売」や一冊だけの物語、「仕掛人・藤枝梅安」シリーズなど、多分、シリーズ物で最後まで読んだのは「藤枝梅安」です。これは入院中に、義母が義父の持っていた本を貸してくれたので、最後まで読んだのですが、実は「梅安」シリーズは途中で池波さんが亡くなってしまったので、本当に途中で終わっているのですよね。残念です。

 さて、「鬼平犯科帳」については、私がテレビドラマとして見ているのは、今の中村吉右衛門さんのシリーズです。(お父様である八代目・松本幸四郎さんをモデルにして、主人公である長谷川平蔵を書いた、と言われていますよね)実は、私の実家の父親が鬼平のドラマが大好きで、いつか全作のDVDをプレゼントしなたいなあ、と思っています。父は、もう10年くらい前に亡くなった叔父が肝硬変で入院中に、鬼平のマンガ本(すでに叔父の体調は厳しい状況でしたので、文字を追うよりもマンガのほうが読みやすいと判断したらしいです)を持っていくと、叔父は「これ、面白いらしいなあ。」と言って、喜んだそうです。亡くなった時に、棺の中に父が持っていった鬼平のマンガ本も、一緒に納められていたそうです。でもうちの父は、あえてマンガも原作も読まずに、なぜかテレビドラマの鬼平を、好んで見ています。私の時代小説好きは、父親の影響なのですが、鬼平は私の方が原作を読んでいますね。(と胸をはって言えるほど、読んでいませんが)

 あの何とも言えない、人間味あふれるストーリー、決してハッピーエンドには終わらない物語もある、まるで実話でもありそうな話が、たまらなく良いのです。私は年を重ねるにしたがって、ハッピーエンドが好きになりましたが、なぜか時代小説に関しては、どちらでもいいような気がします。時代劇は、私のイメージの中で、哀愁的な感覚のジャンルなのかもしれません(まあ、水戸黄門はおいといて)。一昨日の鬼平のドラマは、やはりせつない物語でした。いつものメンバーに加えて、余貴美子さんが演じた引き込み役は、本当に上手でした。余さんは大変演技が上手だということは、世間の皆さんがよくご存知だとは思いますが、時代劇でもOKで、あれだけ薄幸の女性役がうまい方も中々いないと思います。表情がたまらなく良い!

 それにしても、噂によると鬼平犯科帳はすでに、原作がない状態(ドラマ化されている)と聞いたことがあります。でもこれからも見たいので、年に二回の特番でもいいですから、古くドラマ化した原作を、新しいキャストで(すでにしていると言う噂もありますが)、続けてほしいと願っています。鬼平を見ている時間は、まるで自分もその時代にタイムスリップしていたような、夢の中にいたような、そんな感覚でした。(ちなみに、池波正太郎さんの出身地は、私の実家の近くです)

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コメント

hanamaruさん、またまたコメントありがとうございます。偉そうに時代劇ファンを語ってしまって、すみませ~ん。太田裕美さんや高田みづえさんの曲についても、その頃、青春の方々のほうが、きっと思い入れが深いですよねえ。しかし良い曲と言うのは、いつまでたっても良い曲なのだと、感じます。
hanamaruさんのブログも見させて頂きました。息子さんが新車をお買いになったとのこと。お父さんはやはり心配なのだ、と思いました。その後は、順調に運転されていますか?
どうぞまたいらしてください。私もお邪魔させて頂きます。

30代後半とはおみそれしました。

太田裕美は僕らが就職した前の年から流行り始めていたので、故郷に彼女と別れてきた奴らやフラれた奴ら(僕もそうですが…)の切ない哀歌でした。

篤姫の原作を読んでみたいですねぇ。

それでは、また時々現れます。

初老の男より

仁川さん、始めまして!コメントありがとうございます。時代劇ファンなのですね、嬉しいです!
私の時代劇ファンの歴史は、実はまだまだ浅い(?)ほうで、多分、16年くらいだと思います。父親が時代劇好きだったので、その影響からですね。水戸黄門は東野英治郎さんからですし、「旗本退屈男」は北大路欣也さんのしか見たことないのです~。「必殺!仕事人」「大江戸捜査網」などは結構好きで、子供の頃から見ていました。私・・・すみません・・・まだ30代後半なんです・・・。若造が時代劇を語ってすみません・・・。
「篤姫」は私も大好きです!!原作は放送の一年前から読んでいました!私の父は鹿児島の血が入っているので、篤姫への思いもちょっと強めです。大河ドラマは、ここ3・4年でかなりはまっています。「功名が辻」を、入院しながら病院で見たのがほんとに印象に残っています。
歌についても、父親の影響で、ムード歌謡から1970年代の曲まで、結構知っているのです。よく友人から「あんたほんとに昭和40年代生まれか」と言われます~。
病気のこと、励ましていただいて、ありがとうございました。嬉しかったです。しっかり毎日楽しみながら過ごしてゆきます。私も時々ブログを見させて頂きますね。

たまたま、自分のブログのアクセス解析をちょろっとしていたら、松本幸四郎のキーワードから鬼平犯科帳の文字を見て、これをクリックしたら貴女のブログにたどり着きました。

あなたも鬼平が好きなんですね。
観てますよ、私も時代劇。
吉右衛門の鬼平も兄の幸四郎とその息子の染五郎の「父子鷹」(子母澤 寛)も。

私の時代劇は今年80才になる母親が、そうですねぇ今から30年~35年の昼間によく民放が昔の映画の再放送をやってた頃から始まります。

もちろん、NHK大河ドラマは、名優 緒方 拳の「太閤記」から始まり、東野英次郎(たぶん漢字間違いですが)の水戸黄門・加藤 剛の大岡越前も観てましたけど…。

再放送していた映画は、「旗本退屈男」の市川歌右衛門や片岡千恵蔵に大川橋蔵・市川雷蔵・美空ひばりが大体主役でしたね。

話は戻りますが、私は中学生の頃にNHK大河「天と地と」(石坂浩二・樫山文枝・高橋幸治・宇野重吉が出演)を観て原作を読んだ後、すっかり子母澤 寛にハマッテしまい、中学・高校時代は「父子鷹」「おとこ鷹」「勝海舟」と14冊ぐらい読んでしまいました。

もちろん、司馬遼太郎や柴田錬三郎もよく読んでいました。池波正太郎は時代小説という雑誌などで時々読みましたが、「眠 狂四郎」ほどエロくもなく少年だった私にはまだぴったり来なかったのですネェ。

「梅按」がテレビに出てくるまでは、あまり興味なかったけれど、50過ぎて「鬼平」とか面白くてしょうがないんです。藤沢周平も渋い。お年頃なんでしょうか?

いまはやはり「篤姫」ですよね。
激しくて切なくて、毎回涙ポロリです。

話は変わりますが、太田裕美や高田みずえの事をよくご存知でいらっしゃる様ですが、私と同じ年代みたいですね。

病気に負けないで、しっかり毎日を過ごして下さい。

私のブログは、仕事も兼ねてのものなのでコメントが入らないように設定していますが、時々遊びに来てやって下さい。それではまた。

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