新しい知人
私達の住んでいるマンションの同じ階に、今月の上旬に引越してこられたご夫婦がいます。お隣ではないのに、たまたまお部屋の間が住人がいない部屋だったので、わざわざ私達のところまで挨拶に来てくださいました(奥さんが)。その時に、玄関先でしたが、どこからいらしたか、出身地はどこで、旦那様のお仕事は?、この周辺のスーパーはどこ?とかいろいろと、立ち話でしたが結構しました。その時に、また何かあったら、私はだいたい家にいるので、いつでも来て下さいね~なんて言ったのですが、そうしたら今日の午後、ピンポ~ンと玄関のベルが鳴って、出てみると、その奥さんでした。最初はまた玄関先で、話し始めたのですが、そのうちに様々な話題も出そうだったので、「上がってください」と声をかけて部屋へ上がってもらいました。
そこからなんと、3時間も二人で話しまくってしまいました。不思議なもので、人というのは、話が合いそうだ、続きそうだ、という雰囲気を感じると、どちらともなく誘って話す機会が出来るものです。うちの実家の母親は「知らない人なのに~?」なんて言いましたが、そんなことを言っていたら、転勤族である私なんかには、知人も友人も出来ません。もちろん、例えば、あまり興味のない宗教を熱心に勧められるとか、商品を熱心に説明されるとか、そういう方はこちらも対応が困りますが、だいたいそういうのは雰囲気で分かります。(と思います)
今日、3時間くらい話していて、その同じ階の新しく引越してこられた奥さんは、私よりも年上でしたが、子供さんがいないので、状況的にも私と何となく話も合います。日常的な様々な話題から、お互いの旦那のことも、実家のことも、趣味のことも、たくさん話しました。やはり転勤族なので、引越した先々で、閉じこもり(?)になりやすいそうです。確かに、新しい土地では、自分から外に出よう、習い事をしよう、知人友人を作ろう、働いてみよう、という思いが沸いてきて、実際に行動に移すまで時間がかかると思うのです。まずは自分の住んでいる周辺の状況が分かって、日常的にも何となくリズムが出来てきて、心に余裕が出来て、始めて新しい何かに挑戦しようと思うものだと、私は感じます。転勤してすぐに仕事をしなければいけない夫達にしてみれば、「甘いな」なんて思われるかもしれませんが、妻は妻で精神的にも新しい状況に慣れるのに、結構苦心していたりするのです。
そういう状況で、一番良いのは、近くに知人が出来ること。うちなら同じマンションに知り合いが出来るのが、一番良いのです。それももし気の合う、友達になれそうな方なら、なおさら嬉しい。友人知人を作るのに、相手からのアプローチを待っていたら、中々出来ません。チャンスを逃さず、声をかけてみるときは声をかけてみる。それで、相手から良い返事がなければ、ご縁はなかったのかもしれない、と判断します。(これは習い事で友人を作る際も同じですよね。)まあ、恋の告白と似ているのかもしれません。躊躇していたら、よい人を逃がしてしまうかもしれませんから。どこで出会いがあるか分かりませんよね。今日、たくさん話した奥さんとは、メール交換もして、今度はランチでも行きましょう、ということになりました。今後も良いお付き合いが出来ると嬉しいです。
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