「魔王」の最終回
毎週金曜日夜、楽しみにしていたドラマ「魔王」が、12日に最終回になってしまいました。主人公の大野君演じる成瀬さんは、いっぱいどうなるのか。生田斗真君演じる芹沢さんは復讐をされるのか。本当に楽しみに一週間を待ったものでした。
さて最終回の金曜、うちの‘魔王’(旦那)は、会社からの帰宅が何時になるか分からないとのことだったので、先に夕飯を済ませて、いつ帰ってきても温めるだけでOKの状態で、スタンバイ。テレビの前に陣取り、「魔王」が始まるのを待っていました。私はあのテーマ曲、嵐の「truth」が好きだったのですが、私の記憶では、最終回にいつものようにオープニング曲がきちんと流れた様子がなかった気がします。ちょっとガッカリ。
いざドラマが始まり、どんどん話は進み、劇団ひとりさん演じるお兄さんが自殺してしまって、その後、お父さんも亡くなり、保釈された秘書の葛西は山野に殺され、人がどんどん亡くなってゆく悲しいストーリー展開。仕方ないのかな、と思いつつ、成瀬と芹沢の一対一の対決のその時!なんと、うちの‘魔王’から帰るコール。なんてこと・・・。
温めればOKの夕飯を支度しながら、横目で熱演中の大野君と生田君の姿を見ながら、本当に最近の若者は演技がうまい、と感心。倉庫での最後の対決シーンは、二人とも、涙も鼻水も分からないほどの大熱演で、緊迫感あふれる演技。そこへうちの魔王も帰宅し、「そうか~今日が最終回だったんだ。」なんて言いながら、ドラマを見ながら着替え、夕飯を食べ、私はテレビのまん前でじっくりと見ていたのでした。
それにしてもラストが気になる。しおりさんは、あのハーモニカをつかんだ瞬間、何を感じ取ったのか。二人の対決の最後のシーンを見た、と言うのが妥当なところだろうけど、何か隠されているのかと、頭の中で考えましたが、やめました。ちょっと寂しいラストになってしまって、本当は私はハッピーエンドが大好きなのですが、この物語だと仕方ないのでしょう。しかし、本当に最近のドラマは臨場感あふれる映像ですね。主演の二人はジャニーズにも関わらず、鼻水・涙はそのままの演技。いわゆる長回しの状態で撮影をし続けて、演技をしている俳優達のテンションをそのまま撮り続けているのだと、私は推測しています。もちろん、格好良いジャニーズのアイドルにしてみたら、もしかしてそれは挑戦なのかもしれませんが、かなりの迫真の演技で、俳優としても大変質の高いものを持っている、ということが良く分かります。そういう意味でも「魔王」はとても見ごたえのあるドラマでした。私はすっかり、大野君ファンになってしまいました。
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