自分の性格が嫌
私は、時々ものすごく自分の性格が嫌になることがあります。正直に言ってしまうと、離婚を経験するまでは、そんなこと考えたこともありませんでした。ただまっすぐに、自分の思ったように行動し、夫を信じ、慈善事業にも興味があり、自分では暗い性格だ、なんて思っていても、人と接するのが好きで、周囲の人には明るいと言われて、出来るだけ偏見を持たずに物事を見たり考えたりするよう心がけていました。もちろん、ヒステリックな部分も10代の頃はあったみたいで、弟に対して大声で叫んで怒ったこともありました。要するに、「挫折」というものを本当の意味で味わったことのない人生でした。30才位までです。
ところが離婚を経験してから、自分では気付かないうちに、相手を疑うようになりました。特に恋愛感情を持った相手です。それから、偏見的な見方や考え方もするようになってしまったかもしれません。きっと人をあまり信じないほうがいい、という思いからそうなったのかもしれないです。そしてベーチェット病を発症してからは、ものすごく卑屈になりました。私なんて、どうせ何もできない。家族のお荷物だ。今まで自分の好きなことをやってきたけれど、それももう出来ないだろう。再婚しても、旦那を信じきれず、この人もいつか私から離れていくだろう、私はこの人のお荷物だろう、とそんなことをよく考えています。
多分、私は明るい性格なのでしょう。とことん暗く考えこむと、後は這い上がれますから。でも随分、自分が変わってしまったなあ、と思います。先日、実家の母親が弟と、私について話していて、「姉貴は変ったよなあ~。しつこくなった。」と言ったそうです。母親は「ほら、病気したりしたからね~」なんてフォローしてくれたようですが、病気を経験した人は、だいたい性格的に穏やかになり、やさしくなるものですよねえ。私は逆に性格が悪くなってしまったようです。
昨日も旦那に、だいぶ八つ当たりしたみたいです。自分では特にそう思っていなかったのですが、「今日は八つ当たりがひどい。ケロちゃん、具合悪いの?」と聞かれました。確かに体調が悪いときは、家族に八つ当たりしてしまいます。これ、申し訳ないと思いつつ性格でしょう。ごめんなさい。 ただ、多分、昔は体調が悪くて、前の夫に八つ当たりしていたとしても、嫌味なことを連発したり、卑屈になったりすることはなかった気がします。本当は前の夫に聞いてみたいのですが、そればかりは無理ですから。どうしたら、こんな風に、嫌味な卑屈な性格を、直していけるのでしょうか。ちょっと家系的に考えてみると、父方の家系の女性は、私のような性格が強い気がします。家系のせいにはしたくないのですが、遺伝的なこともあるかもしれません。私はそれに打ち勝ちたい!
自分の性格が嫌だ、なんて思いたくないので、出来るだけ理想の自分に向けて、前向きに取り組んで生きたいです。どうしたら良いのか、模索中です。
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