そら豆、知りませんか?
今週の火曜日に、かねてから行ってみたかった「朝市」に行ってみました。自宅から歩いて7・8分、富山市の総曲輪通りに対して、反対側にある中央通りにあるお店で、毎日午前10時から行われているようです。夕方に行ったことはあったのですが、もちろん夕方にはすでに朝市の品物は残っていたことはありませんでした。
ちょうど銀行に振込みに行かなくてはいけなかったので、朝10時に身支度をして、体調は今一歩でしたが、それでもあまりにも家に引きこもりではいけないと思い、テクテクと歩いて行ってみました。まずは銀行で振り込みを済ませてから、目的のお店へ。あ~、始まってる始まってる。店の前に横長の机が出ていて、その上に、漬物やら、炊き込みご飯やら、トマトやら、さらに机の下には段ボール箱に何か入っている。わくわくしながら近づいていくと、何と「そら豆(空豆)」!しかも「さや」に入ったままのフレッシュな感じ!多分、ここの朝市は、近くの農家で取れたものを販売しているのだと思います。私は、そら豆がだーい好き!嬉しくなって、販売している女性に一袋の値段を聞くと、200円と言うではありませんか。ああ、お安い。一袋に多分さやが10本くらいは入っていたでしょうか。絶対に二袋は買っていこうと選んでいると、横から私に声がかかりました。「これ、何?」。振り向くと、もちろん知らない女性です。60代後半から70代前半くらいの方でしょうか。「そら豆ですよ」「へえ~、豆なの?」「さやに入っているから、豆を取り出すんです」「どうやって食べるの?」「塩ゆでして食べます。よく居酒屋とかでも出るじゃないですか。お酒のおつまみに」「ああ~」と、そこでやっと分かったようでした。同じ質問を違う方にもされました。あれ?そら豆、さやに入った状態では、あまり知られてませんか?
うちの実家では、豆類が好きで、そら豆、枝豆、子供の頃からよく母親が買ってきては料理していたので、そら豆がさやに入った状態も、枝豆が枝についた状態も、知っていました。それを、そら豆は、大きなさやから豆を取り出して(さやの中は綿のようにフワフワになっていて、そこに豆が2個か3個入ってます)、塩茹でします。枝豆は、枝からチョッキンチョッキンとはさみで切ってから、塩茹でですね。ただ、どちらも、夕飯のおかずにはならないし、酒のおつまみか、ちょっとした箸休めとしては良いのですが、中々「買おう!」という気になれません。お値段的に、違う物が買えますから。でもどうしても、好きで、しかも朝市で一袋200円だなんて、嬉しくて嬉しくて、その後、到着した新鮮なホウレン草一束100円を二袋と共に、買ってしまったのでした。
そら豆は、しっかりとさやに豆が詰まっていて、しかも柔らかく美味しくて、ホウレン草も思いっきり二束ともベーコンと一緒に炒めて食べました。美味しかった。それにしたも、さやに入ったそら豆を、私よりも人生の先輩の方が知らなかったとは、意外でした。もしかして、私が住んでいる地域は、富山市内でもど真ん中なので、畑も田んぼもありませんし、このあたりの方は知らないのかしら、とも考えてしまいました。でもやはり、朝市で販売されている新鮮なお野菜は、美味しいですね。幸せな気持ちになりました。
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