「おせん」が面白い!!
毎週火曜日の夜10時から放送されているドラマ「おせん」が、とても面白い!!というか、とても良い!毎クール、夜のドラマで毎週見ているものが2つくらいはあるのですが、今回は「おせん」が断然一番!それは主演の、蒼井優さんの雰囲気がとても良いからだと思います。
どうやら漫画が原作のようですが、最近は漫画が原作で面白いドラマが多いですね。「おせん」の原作は読んだことがありませんが、絵を見た限りでは、主人公のイメージが蒼井優さんとは、ちょっと違うような気がします。ドラマでの主人公「おせん」は、実際いたらちょっと引いてしまうような変わり者、でもなんだか優しい、周囲を暖かい空気で包んでしまうような、ほんわかした女性。「一升庵」という料亭の女将で、まだ23歳なのに、お料理に関しての事は、天才的な才能の持ち主。毎回ストーリーに関しても楽しみですが、何といっても、蒼井優さん演じるおせんの「着物姿」に、見とれてしまいます。
本当に着物が素敵!!なんて粋な着方でしょう。襟にしても着物にしても帯にしても、古典的な感じもあれば、現代風にアレンジした物、大正ロマン的な物、洋服感覚な合わせ方もあり、とにかく見ているだけで、うっとりしてしまいます。髪型もそうです。私が日本舞踊を習っているときに教わったのは、髪型に関しては、左右対称でなくてはおかしい、肩から下に垂れ下がっているのはあまりない、と言われた気がしますが、そんなことはおかまいなし。長い髪の毛を下げたままで後ろで束ねていたり、時には左や右側に寄せて結わいていたり。頭のてっぺんに丸めて乗せているかと思えば、綺麗に女将さん風に結っていたり、本当に自由自在。その上、着物の上から、襟元に着物の柄のような襟巻きまでしている時もあります。今の時代、こういう風に自由に着物と小物と髪型を、楽しんで良いのではないかと、毎回見ていて思います。
日常、私達は着物を着る機会はめったにありません。(着物を好んで着ている方、もしくは日舞の先生やお花・お茶の先生などは例外です)私なんかは、病気を発症してから、着物を着るのは無理ではないかと思い、去年の夏、富山での夏祭りにゆかたを着たのが、多分3年ぶりくらい。それでも、本当は着物が好きな私は、とても嬉しかったです。ゆかたくらいは自分で着られますが、さすがに普通の着物を帯まで自分で着付けるのは無理です。今まで、着物を着たのは、成人式、親戚の結婚式、友人の結婚式、大学の卒業式(これは袴つき)、弟の結婚式で留袖2回、これくらいでしょうか。あとは、お正月にウールの着物を2回くらい。(ゆかたは何度も着ていますが)本当はもっともっと着る機会が増えると、実家のたんすのこやしになってしまっている着物が、嬉しがると思うのですが。自分の体調と相談しながら、次回は何かの機会に着物を着れるといいな。そう思う自分は、日本人だなあと、実感しています。自分が今、着物を着られない分、毎週「おせん」を見ながら、いつか自分もあんな風に粋に着物を着られる日が来ることを願っています。
ちなみに昨日の回で出てきた「お肉屋さん」は、東京の実家の近所のお肉屋さんだと思いました。
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