桜満開!!
富山では、昨日今日が桜満開!昨日は、富山城址公園とその近くを流れている桜の名所・松川沿いの桜を見てきました。本当に綺麗で、たくさんの人でにぎわっていました。されに全国ニュースでも放送されたらしいのですが、「全日本チンドンコンクール」という催しも近くで行われていて、さらに人出が多かったのではないかと思います。
富山の城址公園は、歩いていける場所にあるにも関わらず、私達夫婦は「いつでも行ける」という考えから、夜に一度だけ散歩したことがあるだけでした。昨日は良いお天気で、気温も上がり、桜も満開になっている様子でしたので、ではこの機会にぜひ行こう!と歩いて行ったのでした。公園内は人でにぎわっていて、屋台がたくさん並び、お花見のシートで宴会をしている方々、家族でカップルで友人同士で、またペットを連れてお花見を楽しんでいる人達がたくさん。公園内をチンドンコンクールに出る方でしょうか、チンドンマンの方が、あの独特な音楽を奏でながら歩いていきます。なんとも情緒ある日本ぽい風景。そして歩いているうちに、松川沿いに出て(私達夫婦はまだ、いまいち、松川がどこをどう流れているのか、よく分かっていませんでした)、橋の上で川沿いに咲く満開の桜を眺めていると、川の向こうからは遊覧船にたくさんの人が乗って、松川の桜を眺めながら通り過ぎていきました。一度乗ってみたいとは思っていたのですが、船の中は人がいっぱいで、さらにどうやら船に乗るために待っている人もたくさんいるようでしたので、断念。二人で松川沿いを桜を見ながら歩いて行きました。
さて、昨日はお花見のほかにもう一つ、目的がありました。それは、先ほどもふれた「チンドンマン」を見る事。私たちの世代くらいまでは、「チンドン屋さん」というと、どんな風だか分かります。あの見事に派手な時代劇風の衣装をアレンジした服を着て、かつらをかぶり、打楽器などを演奏しながら、新装開店した店などの宣伝のために町を練り歩く、という「チンドン屋さん」。今では町で見ることはほとんどありません。なんと、8歳年下のうちの旦那は全く知らないと言うのです。ぜひ、見てみたい、ということで、東京のチンドンマン(今はチンドン屋さんではなく「チンドンマン」と言うのですね)が、ステージでパフォーマンスを披露するという会場に、お花見の後、向かいました。実は偶然にも、東京の私の実家のマンションに、チンドンマンの方が住んでいらして、富山のコンクールにも出ると、以前聞いた事があったのです。まあ、かつらをかぶって化粧をして衣装を着たら、分からないだろうと思っていましたが、やっぱり分かりませんでした。
すでに城址公園内で始めてチンドンを見た旦那は、びっくりして子供のような目で見ていましたが、東京のチンドンマンのパフォーマンスを会場で見て、やはりじっと見入っていました。私が子供の頃にみたチンドン屋さんとは随分と違っている方々も多く、中にはセーラー服を着たチンドンマン、喫茶店のウェイトレスさん風の方、現代的な時代劇風にアレンジした衣装を着た方、そして昔ながらの衣装のチンドンマンと、それはそれは華やかで不思議な舞台でした。一斉にオープニングで演奏した曲は、チンドン屋さんならこれを必ず演奏する、というあの曲。そして次には懐かしい、東京音頭。私は何だか嬉しくなって涙ぐんでしまいました。
富山では「チンドンマン育成講座」みたいなものがありまして、一般の方が趣味でチンドンの練習をして、チンドンマンの技術を学び、いろいろな行事に参加したりしているようです。きっと、普段の自分とは違う自分になるのでしょう。またそれを見て、喜んでくれる人々の顔を見ているのも活力になるのでしょう。それにしても、富山にはいろいろな催しがあるように感じます。地域の活性化のために頑張っているのが、よく分かります。富山にいる間に、いろいろな行事を見て回れたらいいな、と思います。
« おじいちゃん・おばあちゃんになったら | トップページ | 間接、痛みます~ »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- これから黄砂がくるの?雨も降るの?(2023.04.12)
- 行きたいところはたくさんある。(2021.01.24)
- 「愛していると言ってくれ」を見ました。(2020.06.22)
- 自分を卑下するのはやめにしよう。(2020.03.15)
- 来年も計画中。(2019.11.15)
コメント