エプロン!
先週・先々週と東京の実家に戻っていた際、いろいろな方にお会いして、頂き物をしてしまいました。私は、お会いする方々に、お土産を持参する気力もなく、正確に言うと、お土産を考える余裕がなかった、と言うのでしょうか。人と言うのは、誰かに何かをしたいとか、誰かのことを考えるには、自分の心に余裕がないと出来ないのだと、実感しました。本当ならお世話になっている方々に、お土産を買っていかなければならないのに、それすら考えることが出来ずに、精神的に追い詰められたように東京に戻ったのでした。その理由にはいろいろとあり、東京で様々な方にお会いして話しているうちに、自分の中で決着がついたこと、何となく疲れていた心と体に余裕が出来たことで、元気に富山に帰ることが出来たわけです。
さて、タイトルにした「エプロン」。私は昔は使っていたのですが、このところ二度目の結婚では、エプロンは使用していませんでした。外出する際は洋服を着替えていくので、掃除やら料理やらで汚れた服で、出かけることがないからです。家用の洋服で、さらに冬なんかにはモコモコと重ねて着ているので、その上からエプロンじゃあ、なんか格好がつかないからと、余計に着ませんでした。ところが、東京に戻っているときにお会いした先輩から、カッコいい「エプロン」を頂きました!それが料理家の栗原さんのブランドの物で、とっても素敵なのです。いわゆるギャルソンエプロンと言うのでしょうか。胸のところがなくて、腰から下、もしくは自分しだいで、胸下辺りからくるっと巻いて着るタイプのエプロンです。そこで、久しぶりにそれをつけて、今週から料理をしています。なんとなく、気分もな感じで、ルンルンしています。嬉しいです。その「エプロン」が私に素敵な気分と料理の気力をくれました。
私は主婦業は嫌い、と言っていますが、大ざっぱに一般的なことは出来ます。掃除洗濯料理のほかに、縫い物・編み物なども。編み物はセーターを一着作りました。ほとんどショールや帽子やマフラーです。好きなのは、レース編み。コースターやら直径30センチくらいの円形のテーブルクロスは、何枚作ったか覚えていませんが、ほとんど人にあげてしまって、残っていません。縫い物は、ミシンを持っていますので、スカートまでなら出来るかも。そこで、エプロン、です。エプロンを頂いたら、何だか無性にエプロンを自分で作りたくなりました。今までにも何枚か作って母親にあげたことがありましたが、マイブーム再来です。先輩に頂いた、ギャルソン風エプロンを作ってみたい、という思いに駆られています。私は型紙がないとダメなので、持っていたソーイング用の本を棚の奥のほうから引っ張り出してきて、エプロンの型紙がないか見てみました。ギャルソン風はなかったのですが、それに似たのはありましたので、ぜひとも挑戦してみたい!ただ、実家に帰ると、私の生まれ育った町が布地の町として有名で、商店街がずっと生地屋さんなので、本来ならその商店街で布地を買いたいのですよねえ。そこまでマイブームの火が消えずに、もってくれるといいのですが。
してみたいこと、やりたいことが出来たら、挑戦しようと心に決めました。今読んでいる、遠藤周作さんの「生き上手 死に上手」と言う本の中に、「マイナスのなかにプラスがある」と言う章で、「病気の時でも不幸な時でも、これを「利用して何とかトクすることはあるまいか」と考えることである。」という節があります。これを読んだ時に、私は今、病気療養中で、あまり外出が出来なかったり、心がふさぎこんでしまうこともあるけれど、この時間を利用して、家でやれること、時には負担にならに程度に外で出来ることも、どんどん挑戦してみようと、改めて思いました。今だからこそ出来ることをする、こういう気持ちを持つ事で、前向きに考えていければと思います。で、エプロン作りに挑戦したいです!
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