「なりたい自分」になりたい。
イラストレーターでありエッセイストでもある、中山庸子さんの本に、しばらく前、はまっていました。先月の三連休明けに体調を崩して寝込んでから、今は読むのをお休み中。中山さんの著作の中に「夢ノートのつくりかた」「なりたい自分になる100の方法」と言うのがあって、その二冊に書いてある事を、自分で実行してみたいと思っていましたが、体の具合が悪いと、それどころではないのですね。
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「夢ノート」のつくりかた―あなたの願いが、きっとかなう (PHP文庫) 著者:中山 庸子 |
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今日からできるなりたい自分になる100の方法 (幻冬舎文庫) 著者:中山 庸子 |
「健康第一」とは本当にその通りで、体調が良いからこそ、理想の自分に近づきたい!という願いも強まるわけで、まずは健康維持が大切だと、いつも思っていますが、時々体調を崩すと、つくづくそう実感します。でも私のように(私よりももちろん重病の方がいらっしゃいます)持病をもっていて、病気を重くしないために健康維持にばかり気をつけていると、何だか頭の中が変になってくるときがあります。まあそれが「うつ」状態なのでしょう。まず近くにいる家族に、当り散らしてしまいます。自分の体が思うようにいかない状態にイライラして、そのうち落ち込んできて、「どうせ自分は何も出来ない。誰の役にも立たない。二人分の家事すら、満足に出来ない」と、「うつ」に入っていくのですね~。本当はこんな風に思う自分が嫌いです。分かっているのです。私の周りの家族は、私が健康で明るくいることが一番で、家事をしてほしいとか、役に立ってほしいとかを望んでいるわけではないのだ、と。だけど、あと少し、自分の病気と心の関係のバランスを取るのに、時間がかかりそうです。
昨日、旦那が会社から帰宅して、元気ありませんでした。私の態度や言い方もいけなかったのかもしれませんが、どうもおかしいのです。「今、考え事してるから」と本人は言っていましたが、うちの旦那がおとなしくて、ニコニコしてなくて、さらに逆ギレもせずに、どんより黙っているのは、おかしいのです。体調が悪いか、まさに心配事があるのか。心配事があったとしても、旦那は即座に私には話しません。しばらく時がたって、落ち着いてから話すことが、しばしばあります。だからこそ、こちらも心配してしまいました。きっと仕事上のことかもしれません。でも話さないので、分かりません。こんなとき、私は出来れば、普通通りか、明るく元気な奥さんでいたいのです。旦那は、私が具合が良くて、好きなフラメンコをしたり、勉強したり、友人とメールや電話したりして、明るく話すのをとても喜びます。それなのに、私は、「もっともっと」をいつも望んでしまいます。もっと何かできるかも、もっと何かやりたいのに、と。その結果、イライラして、旦那に八つ当たりするのです。
人間には、その時その時に、するべきことがあるのだと、私は考えています。私にも一生懸命働かなければいけないときがありました。しかし今はきっと、体調を維持していくのが、私のやるべきことなのでしょう。そして、それを素直に受け入れて、できれば元気で明るく、おおらかに毎日を暮らしたい。旦那にも、いろいろな悩みがあるでしょうが、そんな時に家に帰ってきたら、普通に明るい私がいた、という状態にしたい。たったそれだけのことが、中々出来ません。私の「なりたい自分」は、「おおらかに元気で明るく」だと、昨日も今日も思いました。
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