捨てる!
今日は、掃除の日。体調が良いときは、掃除の日に合わせて、ちょこちょこと押入れの中を整理したり、洗濯機の置いてある周辺の汚れを拭いたり、普段していない細かい部分の掃除をしたりしています。今日は何となく、靴を整理しようと、思い立ちました。
私は、なぜか靴を結構な数、持っていました。と言っても、お出かけ用パンプスやブーツなど約15足、普段履いてもいいようなスニーカー・ウォーキングシューズ約5足、そのほかサンダルや頂いた靴2・3足くらいでしょうか。旦那にはこんなに持っていたことを言っていませんでした。結構持っているな、とは気付いていたようでしたが、捨てられなかったのです。靴箱にはもちろん収まらずに、靴箱の上にも、箱に収まった靴がいくつか乗っていました。それをいつの頃からか、整理し始め、今日の大整理となりました。
なんとなく、靴を捨てられなかったのです。洋服もそうですが、靴の方が数が少ない分、買ったときの状況が思い出せるので、まだ履ける、と思うとますます捨てられない。そんな感じで、一回目の結婚生活で買ったスニーカーや、離婚して帰省してから始めたバイトで履いていた黒い革の靴など、もう数年以上履いていなくても捨てられなかったのです。でもここのところ、少しずつ、そういう思い出や思い残り、のような感覚を捨てる時期にきていると、感じました。心の整理と一緒に、靴の整理もしようと思ったわけですね。
私はお世話になった靴や服を捨てるときには、お塩でお清めして、「ありがとう」と言いながら袋に入れて捨てます。今日捨てた靴は、5・6年履いていなかった合皮スニーカーで、すでに表面がひび割れていました。お金がなくて、頑張ってカッコいいスニーカーを、手ごろな値段で買おうと買った品物でした。もう一つの黒の革靴は、ゴムの部分が少しだけあって、そこがすでにブヨブヨに伸びていました。離婚後の始めてのバイトで、結婚式場の照明係をしていた時に、パンツスーツに合わせて履いていた革靴でした。その他もう一足、パンプスも捨てました。それでも3足しか捨てませんでしたが、今まで捨てられなかった物が捨てられたのは、私としては心の整理もしたようなものです。3足でも、大整理でした。
捨てるばかりが良いとは思いませんが、取っておくばかりも良いとは限りませんよね。こういった「思い出」が詰まっている物もあるし、簡単には捨てられない物があります。しかし、文書関係のファイリングを勉強した(大学で勉強して、秘書として実践していました)私としては、契約書や重要書類など保管しておく年数が決まっておく文書以外は、1年目を通さなかったら、ほとんど必要のない書類です。半年毎にキャビネットの保管場所を移動して、それでも約1年半は保管してから、破棄してしていました。そう考えると、洋服や靴などは、流行もありますから、1年使わなければ、多分、履かない着ない可能性が高いですよね、よほど高価な物は別ですが。後は、その物に対しての「思い」が、物を捨てられない状況を作っていることが、なきにしもあらず。というか、ほとんどかもしれないな、と思いました。物を捨てることは、思いとの決別でもあるような気がします。
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