« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »

習い事を増やそうか

 新聞の折り込み広告の中に、4月からの、各カルチャーセンターなどの習い事スクール、参加者募集の広告が入ってくる季節になりました。富山県にもいろいろとあり、その中から見学などをして、今習っている「フラメンコ」を選びました。というより、子供の頃からの夢だったので、せっかく習うなら、ずっと思ってきた事を始めようと思ったのです。

 さて、今日はそのフラメンコの日でしたか、体調を崩して2回休んでいましたので、恐る恐る行ってきました。「きっと、振り付けも先に進んでるだろうな。今日は筋肉痛がひどくなるかな」なんて思いながら。でも実は、ウキウキ気分でした。大事をとって2回休みましたが、1回目は寝込んで動けなかったので仕方なく、でも2回目は気力はあるけど体力に自信がない状態で、気持ちはフラメンコが出来なくて、イライラし始めていました。今日行ってみて、クラスの方や先生が2回も休んだので心配していてくれて、とても嬉しかったです。友人もいない富山で、こうして一緒に習い事をしている仲間が、特にそれ以外はお付き合いがなくても、少しでも私を気にかけてくれる人がいるというのが、とても嬉しかったし、「私はここにいる、ここで生活しているのだ」という気持ちを強く感じました。

 さて、体力的には週に一回のフラメンコがちょうどいいのですが、もう一つ何か習い事をしてみたいと思うようになりました。今は、以前にも書きましたが、家で勉強するタイプの通信講座で、「戦国時代史の謎」というのを学んでいます。それがちょうど3月で終了しそうなのです。戦国時代を学んだら、そのまま徳川幕府も学びたい、という気持ちが沸いてきましたが、どうやらそういう講座はないらしいので、とりあえずはあきらめて、徳川幕府については小説か本で読もうかな、と考えています。そうすると、他に何を習ったり勉強したりしたいかと考えると、あまりにも直筆がひどい字なので「習字」、「茶道」にも興味がある、花を買ってきてもセンスがないので上手に活けられないので「華道」もしくは「フラワーアレンジメント」などなど。本来なら、体力が大丈夫ならバレエ・日本舞踊・社交ダンスもいいのですが、多分週一のフラメンコで限界?なので、机について行う習い事を考えようと思ってます。それと、費用的にあまり多額でないもの。「英語」に関しては、先日もブログで、いつか話せるようになりたいとは思っていますが、もう少し先に延ばします

今夜、旦那が帰ってきたら、相談してみようと思います。実はちょっと気になる習い事があるのです。もしその教室が、3月中旬までにいっぱいになっていなくて、旦那がOKを出してくれたら、4月から習ってみようかな・・・と。とりあえず3ヶ月サイクルなので、お試しにちょうどいいのです。せっかく何かをしてみようか、という気になったので、費用の問題はありますが、そんな多額でなければ、1枚スカートを買うのを諦めた、と思えばいいですから。やる気が沸いてきたときが、始める時かな、と思っています。

パン好きなのに~

 今日は旦那の誕生日。一週間前に頼んでおいた、歩いて約10分(男性だと多分5分)のデパートに行って、誕生日ケーキを取りに行きました。そのついでに、最終バーゲンで、もう冬物が最終のお値段になっていて、前から気になっていたショートブーツが、50%以下の値段で、たまたまなぜか私のサイズがあり、試着したらぴったり!買ってしまいました。こんな時期になって、思わぬ嬉しい買い物が出来て良かった。と、今日のブログはそれではなくて・・・デパ地下他にある、「パン屋さん」のことです。

 私がよく行くデパートでも、あるパン店が入っていますが、どうやらそのお店は、去年リニューアルオープンの際に、パンの値段を少し上げていたようです。それは私が気付いたのではなく、去年末に行った際に、レジで聞いている男性の方がいて、それで分かったことでした。他にも私が買いに行くショッピングセンターの中に入っているパン屋さんが、年明けあたりから値上げしている気がします。いつもと同じくらい惣菜パンを買って、「あれ!?」と思ったので、10円・20円くらいの値上げをしているのではないでしょうか。また、他のパン屋さんでも、そう感じます。

 小麦が高騰していて、去年の10月頃に、大手メーカーではパンの値上げをしている会社もあるようですが、スーパーで買っている分には、あまり感じないのです。それは各スーパーで値上げに対してのセールみたいな行事を展開していて、そういう日に買いに行けば食パンなどの値段は上がったとは感じません。それよりも、各店舗としてパン屋を展開しているお店での値段は、上がっていると感じました。さらにまた小麦の高騰で、値上げをする可能性があると言うではありませんか。

 パン好きの私としては、各惣菜パンの値上がりは、悲しい。一回目の結婚生活で、生活費が苦しかった私は、スーパーで食パン一斤100円のセール日を狙って、食パンを買うのがやっとでした。一個いくらの惣菜パンは、私にとっては贅沢でした。そういう思い出もあり、惣菜パンを時々でも買うことのできる今の生活は、本当に旦那に感謝です。が、そのパンが値上がりしたと感じ始めてから、やはり買うのを躊躇してしまいます。今まででしたら、1週間に一回は惣菜パンを、6個くらい買っては、嬉しくて嬉しくて、翌日の朝やお昼にも食べていました。最近はあまり買っていません。同じくらいの数を買うと、やはり「高くなった」と感じるからです。私は1個2個は買いません。まとめて買うのが好きなので、まとめて買えば買うほど、値上がりが良く分かります。しかし、パン屋さんも小麦が高いのなら、値上げは仕方ないと思います。他の小麦を使う製品も、これからまた値上げするのではないか、と言われています。本当に食費に影響します。

 小麦が高騰しているときに、商品を値上げしたら、その小麦が下がったら、商品は値下げしてくれるのでしょうか。そこが気になるところです。どうかパン屋さん。今は仕方ないと思っていますので、値下げのタイミングも考えてくださいね。パン好きの私は、これからもパンを食べていきたいです。

マンガ「ドラえもん」を読む

 旦那の同僚の転勤が決まり、借りていたマンガのうち「ドラえもん」を急いで読みました。ドラえもんを、テレビや映画で見ることは何年か前までありました。長野に住んでいた頃、地元のコミュニティFMラジオで、公開映画を紹介する番組を担当していて、ドラえもんの映画も公開のたびに見に行っては、一人で大人なのに、涙を流して、終わってから館内が明るくなって恥ずかしかった思いを、何度もしました。テレビでもドラえもんが放送していると、何となく見てしまいます。

 さて、マンガ「ドラえもん」となると、中々読む機会も少なく、もしかして10数年ぶりとか、本当に久しぶりに読みました。一冊は長編で映画にもなっている物語。もう一冊は、スペシャル版のようになっていて、全45巻のドラえもんのマンガ本、一冊から一話を取り上げて、それを収録した上下巻のうちの下巻でした。ですから、短編が22話入っていました。これが本当に、面白い。もちろん長編も面白いのですが、普通に連載されていた、短編のドラえもんの面白さを、子供の頃には感じなかった感覚で、再認識しました。

 短編というか、雑誌に連載されていたドラえもんは、なんと約8ページから10ページなのです(表紙抜かして)。そんな短いページに、一話完結のストーリーが綴られているのです。びっくりしました。考えてみれば、小学生の子供が読むわけですから、短いページ数で、楽しかった、と思わせる物語でないといけないのですよね。(連載の都合もあったのかもしれませんが)それにしても本当に短いページで、あれだけの物語を描けるのは驚きでした。大人になって改めて、そんな部分にまずは感心してしまいました。

 さらに、やはり内容に、改めて感動してしまいました。一般的な言い方ですが、「夢」があるのですよね。だって、今、私が、若い頃や子供の頃に頭に描いていた、勝手な空想ストーリーを書いてみろ、と言われても忘れてしまって書けません。そうです。大人になると、‘忘れる’んですよね。それを、藤子・F・不二雄先生は、あれだけの膨大な数の作品を、大人になっても考え付いて、書いていたのです。それがすごい!様々なドラえもんのグッズを思いついて、さらに子供に悪影響のないストーリーを考える。子供のときに読んでも楽しいのですが、大人になって読むと、まるで子供の頃を思い出したように、ウキウキしてきます。短いページ数でも読みごたえがあって、一話一話がしっかりとしてる。だから気を抜いて読めないので、22話分の一冊を読むのに、結構じっくり読みました。楽しかった~。

 私が読んだストーリーで、中でもとても好きだったのは「メルヘンランド入場券」。22世紀のレジャー施設の入場券で、そこではみんな動物に変身して楽しく遊ぶのです。それぞれの人の印象にあった動物に、自然に変身するのです。本当に、可愛らしくて、夢があって、こんな施設があったらいいなあ、と思う素敵な物語でした。

 これからも「ドラえもん」を読んだり、テレビで見たりして育ってゆく子供達が、たくさんいますように。素晴らしいマンガです。永遠の夢マンガです。

「英語」を話せるように・・

 今朝の新聞に、富山大学・金沢大学2次試験の問題と解答例が掲載されていました。入試の時期になると、新聞紙上で、高校入試・大学入試試験問題が掲載されますが、その度に気が向くと、「英語」の試験を解いてみようか、なんて思って、まずは長文の解読に挑戦します。そして10行いかないうちに断念します。

 私の年代と言えば、女の子の習い事は、ピアノ・バレエ・習字・そろばん、などが主だったと思います。私はめずらしい習い事を、子供の頃にしていました。父親の意向が大きかったと思いますが、全て事前にもちろん「やってみるか?」と言われて、「うん!」と元気に答えた結果なのですが。まずは「絵」を描くことを数ヶ月習いました。小学1年の時です。それと習字。小学5年生頃までのスケジュールを曜日別にしますと、月曜・英語、火曜・そろばん、水曜・なし、木曜・そろばんと剣道、金曜・習字、土曜・そろばん、日曜・剣道と、小学生にしては、随分と忙しいスケジュールでした。中でも、剣道は自分でやってみると言って習い始めたのに、始めたら大変で、早くやめたくて仕方なかったのですが、結局中学1年くらいまで習っていました。大人になってみて、時代小説ファンになったこともあり、体が調子良かったら、もう一度、剣道を習っても良いな、なんて思っています。

 さて、「英語」に関しては、本当に小学1年生の6歳、入学してすぐに習い始めました。それから中学3年生までずっと、毎週月曜日に通っていました。父親は若い頃、ホテルに数年勤めていた関係と、30代の頃には年に数回、特にフィリピンが好きで旅行に行っていて、英語での日常会話は出来たようです。子供には英語を話せるように、と私を英語塾(イングリッシュ・スクール)に通わせてくれたのです。子供ですから、意味も分からず、まずは発音からで、テキストを読んだり、毎晩必ずテキストのテープを聴いていたりと、結構まじめに取り組んでいたのですが・・・、お父さんの期待に沿えず、結局高校生・大学生・大人になっても、英語はダメでした。勉強とは難しいもので、毎日英語のテープを聞いていたからと言っても、「これは何を意味しているのだろうか」という疑問がわかない限り、英語の意味が分からないのですねえ。そんなこんなで中学・高校は、英単語・文法とも、成績としては「中」程度。大学の試験では、長文なんて、ほとんど解読できなかった覚えがあります。(よく大学に入学できたものです)やはり日本の入試は、どれだけ単語を覚え、文法を理解することが重要か、ということなのでしょう。

 いまだに英語はあまり分からない私ですが、一つだけ英語塾での勉強の成果は、「発音」です。これはさすがに、6歳からでしたので、今でも出来ます。発音だけは、子供の頃から習っておいた方が、多分、正確に話せるでしょう。舌の動きが違いますから。でもそれも、単語をどのように発音するか分からなければ、ダメなのですけど。今回の新聞に載った入試問題を見て改めて思うのは、一生かかってもいいから、父親が大金を投じて習わせてくれた「英語」を、いつか日常会話程度でも話せるようになりたい、ということ。ただまた習っても、使わないと忘れてしまうものでしょうから、何とか忘れないで、日常会話・読解力を身につけたい!と、願うのでした。(願っているだけではダメなので、勉強しないと。)

男の友情

 昨日のブログで、うちの旦那は今回異動なし、だと、書きました。しかし旦那の同僚が異動でした。同僚夫婦とも実家は東京で、異動も東京なので、本来なら「良かったね」と言うことなのでしょうが、どうやら旦那と異動する本人は、まずはそんな心境ではなかったようです。

 昨夜、旦那の予定に急慮、夜の懇親会が入りました。異動する同僚と一緒です。私は夕食が一人になりましたので、その異動する本人の奥さんを誘って、一緒に近くのレストランに行きました。二人で久しぶりに食事をしながら、突然の転居を伴う異動なので、引越しのことやら、いろいろなことを話しました。本当なら来週にでもランチをしよう、と約束していたのですが、もう来週は東京での新居のことや、様々な手続きなどで忙しくなるだろうと思い、私から急に誘ったのですが、どうやら昨夜の夕食がやはり最後の食事になりそうでした。異動する本人とは、奥さんもまだ電話でしか話してなくて、どんな気持ちでいるのかなど、詳しい状況はわかりませんでした。もちろん、私も旦那からは、同僚が異動するとしか聞いていなくて、とにかく中途入社だったうちの旦那と仲良くしてくれて、本当に良かったと、奥さんにお礼を言ったりして、これからが大変だね、と私達妻としては、先のことの方を心配していたのです。

 ところが、夜の懇親会を終えて、午後10時半頃、うちの旦那から電話がかかってきました。「ちょっと迎えにきて。酔ってて一人じゃ連れてかえれないから」と。近くにいるとの事だったのであわてて厚着をして迎えにいくと、同僚はどうやら吐いた後らしく、青ざめた顔で座り込み、うちの旦那はと言えば、完全に酔っ払いでした。連れて帰れないのは自分が酔っていて同僚を運べない、と言うことなのです、要するに。仕方ないので、私が同僚の体の片方を抱えて一緒に歩き、旦那は千鳥足で「オレはねえ~、寂しいんだよ~、こいつがいなくなっちゃってさあ~」と大声で叫ぶではありませんか。びっくりして、近所迷惑だからやめてくれと言いながらも、私は同僚を支え、旦那は同僚の異動を嘆き、その同僚はか細い声で「ごめんね~」と言うのがやっとの状態で、彼の奥さんの待つ家へと運んで行ったのでした。

 さてその後、家に帰ってからが大変でした。うちの旦那はあまり酔った経験がありません。私の方が全然経験豊富です。「気持ち悪い、苦しい」の連発で、トイレへ行くのでなく、桶をくれと言うじゃありませんか。そんなこと病院の子供でもあるまいし、トイレへ行って吐きなさいと指図して、まずはトイレで頑張ってから、もう寝ると言うのでベッドへ。それでも気持ち悪いから桶をくれと言うので、仕方なく料理用の大きなボールを渡して、それを抱え込みながら・・・・後は想像にお任せします。1時間ほどしてやっと静かになったので、寝たのを確認してから、私はお風呂へ。早々に上がってくると、旦那は寝ているのですが、苦しさからか、うなされているのと、寝言が多くて、それから2時間位は、私は寝られませんでした。しかしその寝言の中に「寂しい」と言う言葉が、2・3度出てきました。帰ってきてからも、吐きながら、「オレはあいつと一緒に頑張ってきたんだ。だから寂しいんだよ」と、さかんに言っていました。

 さんざん人に迷惑をかけたにもかかわらず、若いからか、旦那は回復がよく、今朝は結構スッキリした感じで、出社していきました。私は寝不足なので、午前中寝ていましたが、それにしても男性の繊細さに、改めて驚いた出来事でした。異動する本人のほうが不安が大きいでしょうが、一緒に仕事をしてきた夫も、相当ショックだったようです。上司もいた懇親会で、あんなになるまで飲んで、どうやら泣いてしまったようです。女性は、中々転居を伴う異動と言う職についている方は、まだ少ないと思うのですが、もしかしてあそこまでへべれけに酔ってしまうほどショックを受けることは、ないかもしれません。もちろん、今まで積み上げてきた仕事が、新しい部署でまた一からのスタートと言うのは、本当に不安でしょう。夫も、プライベートでも仲が良かったので、彼の異動はかなりショックだとは思いますが、あんなにストレートに感情を表して、しかもお酒の力をかりるとは。男性はもしかして、女性が思っているより繊細な生き物ではないかと、改めて感じました。しかし、多分、立ち直りも早いかもしれません。仕事は待ってくれませんから。そこがまた男性としての、「たのもしさ」なのかな。

異動なし!

 旦那の会社で、異動の季節になりました。もし今回異動するなら、今日、内示があるはずだ、と言っていました。昨晩は寝つきが悪く、多分夜中の1時半頃まで、ベッドに入ってから一時間くらい寝られなかったと思います。特に異動に関して、私が気にしていたわけではなく、体調が回復してきて、さらに日常の生活に戻そうと、昨日は一日ちょっと頑張っていつも通りのタイムスケジュールにしてみたのですが、それがかえって目を冴えさせてしまったのか。ベッドに入っても結局、明日からのあれやこれやのする事を考えていたりして、寝付くのが悪くなったのかもしれません。ところが寝付いたら、いつもなら必ずと言っていいほど一回はトイレに起きるのですが、なんと朝までぐっすり。しかも目覚ましが鳴ったのにも気付かずに、旦那が「いいからそのまま寝てなさい」と言うので、お言葉に甘えて寝たまま「行ってらっしゃい」と送り出したのでした。

 さて、そのまま午前中気持ちよく寝てしまいまして、起きたのが午前11時過ぎ。ああ、これじゃあ、具合が悪かったときと同じではないか、このままでは午前中寝ているのがクセになる、確か去年「うつ」になったのも午前中寝込んでいたのが続いた後だった、なんて思いながらも、「ま、いいっか、今日は」と、気持ちを切り替えてしまいました。いつまでもウジウジしていても、寝ていた時間は戻りませんし、何といっても昨日に続いての快晴!!急いで薄めの綿毛布を洗濯して、ブランチをゆっくりとってから、いつもの昼ドラ「京都へ・・」を見て、そしてデパートへ行くことにしました。快晴で暖かく、こういう日はやっと回復してきたリハビリもかねて、少し歩いて買い物へ行こう!と出かけたのです。

 いいお天気でも、やはり空気は冷たいもの。マスクを一応して、耳あてをして完全防備。ゆっくり歩いても10分くらいのデパートへ。まずはデパ地下。先週、本命のチョコをあげられなかった旦那用に、あらかじめ選んでいたチョコレートケーキを買って、それから旦那の好きなパンを買って、今夜のご飯用にお惣菜を買ってるときに、携帯が鳴っているのに気付きました。旦那でした。お惣菜を買ってから、買い物客がちょっと一休みできるベンチに腰掛けて、旦那へ電話をかけると、異動の話が。まさかまさか・・・と思っていたら、やはり、今回の異動はなし!でした。

 旦那が富山担当の営業になってから、約2年。そろそろ異動になってもおかしくはありませんが、富山に住み始めてからはまだ1年。もう1年くらいは富山にいて、まだ行けていない富山観光と、金沢観光と、さらにできれば岐阜や琵琶湖にもまた行きたい。富山にいれば、車で旅行できる範囲です。もう少し富山ライフを満喫したいと思っています。

重松清さんの本

 体調を崩す前、自分の中では時代小説ブームでした。宇江佐真理さんや山本一力さんんの本を続けて読んでいて、そろそろ一息入れようと思っていたときに、本屋で重松清さんの「ビタミンF」を見つけました。

ビタミンF Book ビタミンF

著者:重松 清
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 重松さんの作品は、ぜひ一度読んでみたいと思っていたのですが、買って数日後、寝込んでしまったので、しばらくは机の上に置いたままでした。しかし体調が良くなってくると、何か本が読みたくなってきて、できれば現代的な言葉で分かりやすい本がいいなと思い、「ビタミンF」を読み始めました。直木賞受賞作ということできっと良い本なのだとは思いつつ、どんな感じなのか、あまり期待とか予想などはせずにいたのです。短編集で7つの物語がありました。一気には読まずに、体調の良いときに、少しずつ読んでは、泣いてしまいました。

 「ビタミンF」で泣く人は、あまりいないかもしれません。でもほとんどの作品の主人公が、30代後半の男性で、テーマが「家庭」に関わることなのです。子供のことであったり、夫婦間のこと、親のことなど、自分と重ねて感じてしまうことが多かったのです。しかもストーリーとしては、「はい!完結!」というものではないのです。何となく先が見えてきた、何となく分かってきたような、何となく良いような、そんな感じで終わるのです。それがまた心に、じーんと響いてきて泣けてくる。特に、娘を持つ父親の心境などが描かれた物語などは、自分の父親と重ね合わせてしまったりして、「そうか、お父さんはそんな風に思っていたのかもしれない」とか、父親のことを考えて泣けてきたり。

 あと二冊、重松さんの本を取り寄せています。明日あたり自宅に届きそうなので、とても楽しみです。現代小説は最近、あまり読んでいなかったので、久々に素敵な作家さんの本に出合えて嬉しいです。また他の本の感想なども書いていきたいと思っています。

快晴と掃除

 今日は久しぶりに快晴!本当にこのところ、富山のお天気は一日の中で、吹雪・粉雪・雲り・雨・みぞれと、天気が悪いのが当たり前で、晴れの出る間が一日の中にあるかないかの日が、大変多かったです。しかも一週間、体調を崩して寝込んでいたので、気分も天気が悪いと、それだけで気分も落ち込み気味になりますから、逆に快晴の日は、それだけで嬉しくなります。今日がまさにそういう日でした。

 やっと体調も、後は鼻の奥のほうがグズグズしている感じにまで回復してきましたので、今日は久しぶりの快晴と共に、お掃除!をしました。本当に嬉しかった。

 私は家事は、本来嫌いです。実家にいるときは全て、母ちゃんまかせでした。しかし結婚して旦那が仕事、私は専業主婦となると、家事をしないわけにはいきません。しかも、家事は嫌いでもやる人がいなければ、やらないと気がすまないようです。ですから、寝込んでいた1週間の辛かったこと。何とか洗濯は一日おきにしていましたが、掃除だけは、すればホコリっぽくなるし、しなくてもホコリはたまるし。仕方ないので、そっとクイックル○イパーで、床と目に付くところだけホコリを取っていました。通常でも毎日は掃除をしていませんが、1週間に2回は掃除機で掃除して、あとはホコリをクイックルで取る程度はしています。掃除機で掃除するのとしないのとでは、やはり違います。私はメガネをかけないと細かいところは良く見えないので、具合の悪い時はメガネをかけないようにしますが。

 今日は本当に天気は快晴で、しかも久しぶりの掃除!こんなに気分が良くなったのは、いつ以来か。嫌いな掃除も、やらないと部屋の中が汚くなってストレスになります。今は夕方で、外がうっすらと陰ってきて素敵な景色。雪の少ない所に生まれ育っていると、雪がしんしんと降り積もる景色もいいのですが、それが何日も何日も続くと、やはり気分が滅入るものだと実感しました。早く暖かくなって春が来ることを、今年は特に願っています。何だか今年は気温も低く寒いような気がして、体も辛いです。さて、明日はまた天気が悪くなるようですが、約2週間ぶりの買い物に行かなくては。そろそろ料理もしないと、忘れてしまうそう。料理だけは買ってきたり、食べに行ったりでなんとかなっていましたが、このままだと料理するのが嫌になりそうなので、明日は買い物の日です。

回復して気付く

 いつも具合が悪くなると、回復し始めて気付くことがいろいろとあります。

 具合が悪いときは、ただもう寝たり起きたりで、先週がまさにそうでした。金曜までに回復してこなければ、東京に戻って病院へ行く予定でしたが、なんとか回復傾向になってきたので、富山の自宅にいました。土日、特に昨日の日曜あたりから、ぐぐっと体調が良くなってきたので、何とか今回はこのまま症状が終息して欲しいと思っています。主治医の先生も言ってましたが、もしかして風邪かもしれないから、と。結局、風邪だったのかもしれません。ただ、私はいつも風邪からベーチェットの症状に移行して行くので、怖くて怖くて仕方ありませんでした。入院したくなかったのです。とりあえず、今後1週間は様子を見ながら、無理しない程度に家事をこなしてゆこうと思います。

 回復し始めると、いろいろと気付くことがあります。気づくというか、分かるというか。何だか、年明けから、夫婦で言い合いしたり、忙しく自分で毎日の計画を立ててこなしていたり、そんなに無理をしていないつもりだったのに、気持ちがあくせくしていました。余裕がなくて、いつも自分で忙しいような、そんな感じでした。体力的にも、一年入院していなかったので、もしかして私はもっと出来る、甘えてるのではないか、なんて頑張ってもいました。頑張ることは私は嫌いではないのですが、息や手を抜くときは抜いて休まないと、今回のようになります。さらになんと言っても、他人を「羨ましい」なんて思ってもいました。

 「羨ましい」なんて、自分がまるでものすごい悲劇のヒロインのように、なってしまっているような。私は人のことを「羨ましい」と思うことがありませんでした。思うようになったのは、ベーチェット病になってからです。健康そうに見える人を見ると、羨ましく思ってしまっていました。人は、見た目で分からなくても、様々な病気や悩みを抱えているものです。そんなこと、昔の自分なら分かっているつもりだったのに、いかに分かっていなかったか。また、今回自分が病気になって、やっと分かるようになったか。

 今の自分の状況を感謝して、今の自分で出来る範囲のことをやっていこう、と今回のことで気付きました。(いつもそんなことを気付いては忘れてるような・・・)旦那とのことも、今回は、気付きました。もっと心を広く持とうと。病気で、すぐに具合が悪くなるような私でも、そばにいて欲しいと言ってくれるなら、これ以上を望むことはない。病気になって、症状が悪くならないと気付かないなんて、私ってちょっとおバカさんだ、と分かっていながら、きっとこれからもこうして気付いていくのでしょう。

体調崩してしまいました

 3連休明けの火曜日から寝込んでます。久しぶりに、喉に症状が出てしまいました。遊びすぎたのか、いろいろと考えすぎたのか。多分、その両方か。

 3連休最終日の夜に、ちょっと疲れたなあ、なんて思っていたのですが、夕食に白ワインを飲んだら眠たくなって、夜の9時から10時頃まで寝てしまいました。その後、起きてからお風呂に入って12時半には寝たのですが、朝方目が覚めてトイレに行くときにびっくり。喉が一年以上ぶりに痛い。去年の6月に体調を崩して東京に戻ったときには、リンパ腺が腫れて、体が痛くなり、結局、喉の症状は現れずに病院へ行ったら「うつ」でした。しかし今回は、喉が痛い。急いでうがいをして、再度ベッドへもぐりこみ寝ました。しかし朝になっても喉の痛さは変らず、「あ~あ、せっかくここまでがんばってきたのに、とうとう喉にきてしまった」とがっくりです。

 ステロイド薬であるプレドニンを内服し始めてから、始めての喉の痛さです。ところが喉が痛くて赤くても、いつものように扁桃腺が腫れてこない。いつもならとっくに扁桃腺が両方くっついてしまうくらいに腫れて、真っ白になってしまうのに、何とか持ちこたえてる。これがステロイドの威力かと、本当に驚きました。毎朝、食事の後にプレドニンを10mg飲むので、それを飲んでまた寝ると、少しだけ良くなっている気がする。しかし夕方になると、今度は喉から、鼻の奥の痛さに変ってる。鼻の奥から喉の奥への痛さ。いわゆる、上咽頭と呼ばれている部分です。私はいつもこの部分もものすごい炎症で、痛くて眠れないくらいになります。でも眠れないほどではない。こんな感じで一日目。

 そして昨日は、朝起きて、プレドニンを飲んで午前中寝ていると、またちょっと良くなっている気がする。でもまだ鼻の奥から喉の奥が痛い。とうとう東京の主治医に電話して聞きました。とりあえず、木曜まで風邪の薬と抗生剤を飲んで様子を見て、悪くなるようだったら、金曜に帰ってきなさい、もしそれで症状が終息してくれば、風邪の可能性もあるから、とのことでした。

 今日は木曜。昨日は少し家事をしました。そうしたらちょっと症状的にぶり返してしまった感じでしたので、今日は一切家事をしないことにしました。ブログはやっと書けるくらいまで回復しています。鼻と喉の奥の痛さも、昨日に比べたら少しは良い様な気がします。もしかして風邪かもしれない、という考えも頭をよぎります。風邪なら早く治って欲しい。今日は外は北陸らしい天気。雪です。これでは東京に帰るに帰れない。まあ、ちょっと気力もないのですけど。

 せっかく、今日はバレンタインデー。でも旦那のチョコレートが買えていません。生チョコ系統の物を買おうと決めていたので、昨日買いに行く予定でした。旦那には、昨日あやまりました。大本命のチョコを渡せないとは。「治ったら、快気祝いとしてチョコをくれれば良い」と旦那が言ったので、「快気祝いとは、お見舞いをくれた方に渡す物だ。」と言ったら、「じゃあ、違う物として、云々・・・」と口ごもってしまいました。いずれにしても、何とか東京に帰らず治して、旦那にチョコレートを渡したいです。ちなみに、今日はこのブログの一周年でもあります。一年も続くとは、自分でも驚きです。

夫婦とは何ぞや

 3連休最終日です。旦那と共に3連休。平日一緒にいない時間が多いので、土日他祝日で3連休以上一緒にいると、どうしてよいのか、分からなくなります。

 土日はあっという間に過ぎます。私が体調の関係で、あまり長い時間外出していると疲れてしまうので、土日のどちらかは、何か目的があれば近場に行く、もしくは買い物があればショッピングに行く、夕食を食べに夕方から外出する、その程度のことが多いのです。他の一日は、旦那は午前中11時くらいからジムへ行ってトレーニングなどで2時間くらい外出し、帰ってきてから家でブランチを一緒にとってから、夕方2時間くらい会社に出て、普段ではこなせなかった雑務他をしてきます。ですから土日の過ごし方はだいたい決まっています。が、3連休ともなると、どうしていいやら。私の体調が良ければ、ちょっと遠いところまで半日くらいかけて、外出もいいですよね。今回もそうしようと思っていたのですが、たまたま旦那の知り合いの方から、ちかくの結婚式場のような所で行われている夕食バイキングに招待されて、そちらに行きました。これはこれで、大変美味しく、久しぶりのバイキングで本当に嬉しかったのです。それが一日目。

 さて昨日の二日目は、テレビでビートたけし主演の「点と線」の先週からの続きが放送されていたので、それを見てから、夕方からの外出。今年中に、マイカーを買い換えたいと考えている旦那は、結構、あちらこちらの車を見に、ショールームへ行きます。で、私も車は好きな方なので、一緒に見に行っては、ああでもない・こうでもないと意見を言います。昨日は2件ショールームをはしごして、その後、100回転寿司で、本当にものすごく久しぶりにお腹かがはちきれんばかりに、前にかがめないくらいに食べました。北陸は100円回転寿司も美味しいのです。そのあとちょっとだけ本屋に寄って帰宅しました。

 三日目の今日は、旦那は午前中からジムで汗を流し、帰って来てから家で一緒にブランチ。今、夕方5時過ぎですが、会社に行ってます。6時半頃には帰宅の予定で、家で今日はホワイトカレーの残りを食べる予定。(金曜の残りです)

 こんな3連休でいいのかしら、と、ふと思うのです。一緒に家の中にいても、旦那はパソコンゲームしていたり、本を読んでいたり。私は、休日でも、洗濯はあるし、朝ごはんは用意するし、あまり気持ち的には休めない。これは世の中の主婦皆さんがそうでしょう。でも3連休なら、本来なら、もっと遠出をして遊びに行ったり、今の時期ならスキーに行ったり、旦那はそういうことしなくていいのかな、と思って聞いたことがあるのですが、彼もインドア派なところがあって、私の体調に合わせて良いそうなのです。まあ、平日が大変忙しい人なので、休日は家でゆっくりしていたいという思いもあるのでしょう。

 うちは私の体のこともあって、子供を作る予定はありません。こんな風に一緒に暮らしていて、一生なのでしょうか。旦那はそれで良いのでしょうか。また、私もこれで良いのか。休日に一緒にいると、普段は目に付かないことも目に付いて、旦那に文句や小言も多く言います。いけないな、と分かっていても、ついつい言ってしまう。彼はそれでいいのか。私はこんなにイライラしていていいのか。ブログでも、もっと自分がおおらかになりたいとか、今までにもいろいろ書いてありますが、同じ事をグルグル悩んでいるような気がします。夫婦とは一体何なのでしょうか。私は31歳で離婚しています。一度目の相手は同級生だったので、同じ年でした。今の旦那は8歳年下です。でも、すでに一度目の離婚をした年齢に旦那は近づいています。言ってみれば、31歳以上の男性と夫婦としての経験が、私にはありません。これからうちの旦那がどうなっていくのか、私達夫婦がどうなっていくのか。でももしかして、考えすぎかしら。二人でいて楽しければ、いいのかしら、とも思うときもあります。

やっぱり習い事かスポーツ!

 なんとなーく、昨日のブログにも書きましたが、イライラがつのり、昨夜は旦那とちょっといざこざを起こしました。いざこざは自分で振ったことが原因で、それによって知った事実でまた夜、眠れなくなってしまいました。考え事をしていると眠れなくなります。当たり前ですね。しかし昨夜は多分、夜中の2時くらいには寝られたのではないかと思います。風邪薬を飲んでいたせいもあってか、前回悩んで朝6時まで寝られないようなことはありませんでした。

 さて今朝。眠いけど起きて、旦那には平気な顔をして朝ごはん。旦那のほうがめずらしく、昨日のいざこざを引きずっている雰囲気。うちの旦那はすぐに忘れるタイプなのに、しかも一晩寝ても引きずっているのは、本当にめずらしい。よほど、私の言った事などが嫌だったのか。旦那を会社に送り出してから、また考えてみる。寝不足だし、どうしようか。今日は午前中にフラメンコの練習。外は雪が降っている。よし!っと決断。フラメンコに行きました。

 若い頃、まだ病気を発症していなかった頃などは、仕事や何かで悩んでいるときには、友人と飲みに行ったり、カラオケに行ったりして、ストレス発散もしました。しかし、一度目の結婚生活の時に、いろいろな悩みがあったり、仕事でちょっと疲れていても、週に一度エアロビに行くと、とても気持ちがスッキリして、爽快感とともに元気が出てきたのです。離婚して実家のある東京に戻ったときも、すぐに近くの区民の生涯学習センターみたなところにあるスポーツジムで、週に一度のエアロビと、その他にマシンなどで汗を流していました。離婚の痛手を、汗を流す事で流していたようなものです。

 スポーツは本当にストレス発散に最適です。若い頃、「ザル」と言われていたほどお酒を飲んでいた私が、そう実感しています。今日は雪の中、フラメンコに行って正解でした。集中して練習している1時間ちょっとの間は、余計なことを考えずに、ただひたすらフラメンコに集中。外は温度が2度しかないのに、雪も降っているのに、中では汗を流して踊っている。終わった後に、適度な疲労感と爽快感。頭もスッキリとしていて、考え方も転換出来ました。

 私は病気を持っていても、適度な運動が良いそうなので踊りの習い事をしていますが、もし運動系の習い事が出来なくても、なにか趣味を持つ、文化的な習い事をする、それもストレス発散になると思います。要は、「違う何かに集中する時間を作る」ことが必要なのでしょう。生きているといろいろな悩みに直面します。解決できることもあれば、できないこともあります。そんな中で、普段の生活からほんの少しでも、違う世界に集中する時間があるだけで、気分も変り、ストレスも軽減すると思います。今日あらためて実感しました。

うお~!イライラする~!

 何だか昨日から、無性にイライラします。昨日の朝、旦那にちょっとカチンとくるようなことを言われてから、非常にムシャクシャして、この気持ちをどうやって晴らそうかと思い、昨夜の夕食は私の好きな「お好み焼き」にしました。私はなぜかお好み焼きが好きなのです。定期的に食べたくなって、キャベツが余ってると、作ります。昨日はどうやってこのイライラを、旦那にあたり散らす前に晴らそうかと思案した結果、自分の好きな物を夕食の一品に加えることにしたのです。これが中々いいアイディアで、作っている最中はイライラも忘れて、お好み焼きの匂いに嬉しくなって、旦那が帰って来てからも良い感じで夕飯となりました。が、結局、朝のことをぶり返し、旦那にチクチクと反撃して、嫌な気持ちを再燃してしまいました。せっかく美味しいお好み焼きを作ったのに、台無しでした。だって、こっちは忘れようと思っているのに、妙に人の機嫌を取るみたいに、ベタベタとくっついてきたり、甘えてきたりするから、すんごく頭にきたのです。朝は、あんなにひどいことを言って会社に行ったくせに、自分はすっかりそのことを忘れて帰ってきてますから。

 うちの旦那は、言葉の暴力を時々します。本当にこちらの気持ちが、グシャッとつぶれてしまう位のひどい言葉を、捨てゼリフのように吐き捨てます。今まで付き合い始めてから、何度もありました。じゃあなぜ、そんな人と結婚したのか、と言われると本当に自分でも分かりません。これこそ「縁」なのかもしれません。しかも、自分の言ったことを、見事に忘れます。忘れて機嫌が良くなると、ニコニコしています。そんな姿を見ていると、こちらは本当にイライラしてきて、それをぶつけたくなるのです。慣れなければいけないと分かっていても、何年たっても慣れません。私も大人になっていないのでしょう。私自身が、プライドが高いのかもしれません。それを潰されるような事を平気で旦那は言いまくりますから、こちらも旦那に対して、旦那の機嫌が直ったころに反撃するのです。そうすると旦那のほうが一枚上手なのでしょうか。「ごめんねー、ゴメンネー」なんて甘えながら謝ってきます。これって、私の方が子供みたい。

 本当は、ネチネチといつまでも根に持って怒っていたくないし、それを相手にぶつけたくもない。今まで生きてきた中で、今が一番自分じゃないみたいです。それはどうしてなのか、考えてみました。離婚で随分と自分というものが壊れてしまって、自信がなくなりました。それは相手に拒否をされたからです。それから今の旦那と知り合い、旦那は世代の違いもあって、私の勉強不足な部分や、考え方についてなど、多岐に渡ってメチャクチャに意見しました。腹は立ちましたが、そのおかげでパソコンの勉強をしたり、今まで知らなかったことに興味を持ったりと、いい部分もありましたが、今までの自分もさらに壊れました。そこへ難病といわれる病気を発症して、体力的にも思うようにいかない自分になって、今に至りました。今、自分は、自分の性格の再構築の時期だと気付きました。

 何とか、今の旦那と仲良く年を取って生きたい。それは私の性格と、今後の対応にかかっていると思います。相手を変えようなんて、そうは思いません。ただ、自分が変れば、相手も何らかの変化があるかもしれません。でもそれは期待しません。時々無性にイライラするときに、どうやって解消してゆくか。好きな料理を作る、というのも一つの手だと、昨日気付きましたから、これを今後も取り入れて、他にも何か方法がないか、探っていきたいと思っています。

病気に関する思い込み

 今日の午前中に、富山では「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」が放送されました。だいたい毎週水曜の午前中に放送されるのですが(これは関東地方とは放送日が異なりますね)、今日の特集は女性が危険な病気ということで、乳がんが取り上げられていました。その中で、「思い込み」によって、病院での受診が遅くなり、乳がんで片方の乳房を切除することになった女性のことが、再現VTRとして紹介されていました。これは結局、同じような状況であった友人に話を聞いたり、インターネットで調べたりして、自分の乳房にある‘しこり’は、乳がんではないと、思い込んでしまった結果として取り上げられていました。

 経験者の話は、大変参考になります。今日のテレビでも、相談した友人の場合は、乳がんではなく、乳房腺の炎症か良性のしこりか何かだった設定でした。ですから相談者は、不安になるとその友人に相談して、自分のしこりは柔らかい・痛みが少しある、それは乳がんではないのではないか、と友人からアドバイスされ、自分もそうだと思い込んでいたようです。また、インターネットで乳がんについて調べた際に、やはり乳がんは硬いしこりで、痛みはない、みたいなことが書いてあったようなのです。それでますます思い込んで、病院へ行かずにいたら、1年半後には、乳房のしこりは硬くなり、つれるような痛みが増し、さらに表面がへこんでいるような状態になって、始めて病院へ行ったそうです。結果、乳がんで乳房の切除にいたったそうなのです。

 この、経験者の話、と、インターネットの情報は、大変難しいです。もちろん大変参考にはなりますが、逆に大変難しいのです。それは結局、同じ病気でも、状態は人様々だということなのです。私も自分がベーチェット病だと分かり、随分とインターネットで調べ、また入院中には同じ病気の方にも話をお聞きしました。しかし、自分の症状とはやはり異なるところが多々あるのです。不安なことがあったら、主治医に聞くことが、第一です。もし病院へは行っていなくて、病気に関して不安なことがあったら、やはり人の話を聞いたり調べたりするのも良いですが、病院へ行くべきです。

 去年、知り合いの方から相談を受け、症状を聞いてみると、確かに私と同じベーチェットの症状らしき感じでした。さらに自分でインターネットで調べても、そう思い当たることがある、ということでした。しかし、まだ病院へは行ってないようです。もちろん、症状が出ていないときに行って検査しても、数値は悪くないですから、症状が悪いときこそ病院へ行かないといけません。でも何となく過ごしているうちに良くなってきたのでしょう。ベーチェット病は、それこそ人それぞれの症状で、重症でなければ、家で休養しているうちに良くなる場合もあります。私は今、ほとんどの場合がそういう状態です。しかし、情報だけで頭いっぱいになって、「私はもしかして、そうかもしれない」と不安に思っているなら、早めにそれを解消した方が、ストレスにもならないでしょう。今までにも何人か、膠原病のような症状の方に病院へ行くように勧めて、行って検査した方で、違っていたという人もいます。「私は違うだろう」という思い込みと、「私はそうかもしれない」という思い込み、両方とも精神的に辛いです。病気の症状は、人によって違う風に現れてくると考えて、自分の体が変だと思ったら、早めに病院へ行くことを私はお勧めします。

バレンタイン近し

 毎年この時期になると、悩むのがバレンタインデーのチョコ。OL時代は先輩と相談の上、毎年、自分の所属する営業部の男性陣に、ほんの気持ちだけのチョコを渡していました。当時は私と先輩の2人で(翌年からもう1人女性が増えましたが)、25人くらいの男性に配っていたので、本当に気持ち程度のものしか渡していませんでしたが、なぜかなぜか、ホワイトデーのお返しは中々豪華な物でした。ノリタケのマグカップあり、1個1000円くらいの有名なチョコレートあり、ゴディバのチョコレート詰め合わせあり、とまさに何倍返しの模様を呈していました。

 さて、OL時代も終わり、これからは旦那様だけに、なんて思っていたのもつかの間、よくよく考えたら、うちの旦那には弟がいて、そしてお父さんも元気にしております。ということは、もちろん嫁ぎ先の男性陣へのチョコも発生してきます。これはそれぞれの気持ちですし、一度始めたらずっとなので、嫁ぎ先にはチョコは渡さないと決められている方は、それでもいいとは思うのです。私は渡しちゃうんですねえ。

 バレンタインのチョコレートをデパートで買うとしたら、絶対に一週間前には買おうと、東京にいるときから決めていました。とにかくデパートは混んでいて、バレンタインが近くなればなるほど混雑さが増してきます。一週間前でも混んでました。なので、今日、富山市内でただ一つのデパートに、雪の舞う中行って来ました。午前中11時過ぎには入ったのに、すでにデパ地下はまあまあの人出。しかもチョコ売り場は結構何人かが会計待ちをしている状態でした。あまり迷うのが嫌いな私は、合計7個のチョコレートを選んで買い、両手に子袋いっぱいで、総合カウンターで大きな袋に一つにまとめてもらって、結局旦那へのチョコが決まらずに、また来週来ることにして、デパートを後にしました。

 やはりまだ外は雪が降っています。マンションまでは歩いて5分くらい。重い。チョコレートなのに。しかも旦那の分がないはずなのに。1個くらいなら、来週のバレンタイン前日でも、人ごみにまぎれながら何とか買えそうなので、目星はつけて来ましたので、また来週行きたいと思います。それを理由にして、またランチでも外でしたりして、息抜きをかねて。しかし、結局、OL時代が終わっても、バレンタインのチョコレートには毎年悩みます。もちろんお金の面でも、出て行きます。まさかこればかりは、旦那からもらっている生活費から、というのは気が引けますから、自腹で頑張ります!

カラオケは楽しいね!

 数ヶ月ぶりに(多分、半年はたっていないかと)、土曜の夕方、カラオケに行きました。今回は旦那の同僚夫婦と4人で。これがとーっても楽しかった!

 私のベーチェット病の症状は、主に鼻から喉にかけての粘膜が炎症を起こします。喉は常に赤い状態で、プレドニンというステロイド薬を飲む前は、私の扁桃腺は今の2倍くらいありました。ところがプレドニンを飲み始めたら、びっくりするくらい扁桃腺が小さくなったのです。しかし、常に赤い炎症気味の状態はもう仕方ないそうです。これが症状がひどくなると、扁桃腺が大きくなり、左右がくっつくくらいになって、そのうち膿をもち真っ白になり、もっとひどいと真っ黒になります。こうなると潰瘍状態だそうです。一度真っ黒になった自分の扁桃腺をみて、卒倒しそうになりました。ここまでくると即、入院です。

 ところが、数ヶ月に一度くらいの割合で、ものすごーく喉の状態が良いときがあります。赤くなくて、普通の状態。このときを狙って、旦那といつもカラオケに行くのです。「今日、調子いいから、カラオケ行かない?」と私から誘うのですが、旦那は喜んで行きます。私達はカラオケ大好き!先週の土曜日はその、ものすごーく喉の調子が良かったのです。ここぞとばかりに、旦那の同僚夫婦を誘って、始めて4人でカラオケしました。2時間半!私以外の3人は私よりも8歳年下。もちろん、歌う歌も世代が違います。同僚奥さんは、中島美嘉さん、大塚愛さんなど。同僚旦那は、V6の最新曲(SPの主題歌です)。しかし、なぜか私達夫婦になると、うちの旦那は「チャコの海岸物語」とか横浜銀蠅の曲。あれ?ちょっと世代が・・・。私はtrf、中森明菜さん、SHOW-YA、と完全に世代がずれてる。ところが、旦那同僚がなぜかいきなり演歌を歌い、練習したいといい始めたので、私が「その部分を強くー!そして、力を抜いてー」とか言いながら演歌指導。旦那奥さんは、クレヨンしんちゃんのテーマ曲を熱唱と、おかしな方向へ行き始めました。これが楽しい!さらに今度は、斜め対極に座ってる人の歌う曲を選曲して、相手に歌わせる、というお遊びも始めました。これも普段は歌わない歌を選曲されるので、意外性があって面白いのです。私は今まで一度も歌ったことのない、「ハナミズキ」とか「長い間」とか選曲されました。歌えなくて悔しかったのは椎名林檎さんの「本能」。これは、コミュニティFMでアナウンサーをしていた時にとてもはやった曲なので、すっかり歌える気分でいたのに、知っていたのはサビだけでした。さて、驚いたのは、うちの旦那。普段は世代が私と同じか、もっと古い曲、もしくはムード歌謡(例えば「ホテル」とか)を歌うのですが、基本的に音感がいいらしく、スマップの「SHAKE」とかいきなり歌えるんです。あとEXILEの曲も歌ってました。びっくり!

 2時間半もカラオケが出来るなんて。しかも友人達と一緒で本当に楽しかった!これこそストレス発散。アナウンサーの仕事をしているときは、喉は強い方ではありませんでしたが、まさか喉の病気を発症するとは夢にも思わなかったので、こうして数ヶ月に一度でも調子が良くて、カラオケにいけることに感謝です。人間は、失ったり、自分が病をわずらったりしないと分からないことが多すぎるなあ、と自己反省です。大切な大切な喉だったのに。と嘆いても、昔を振り返っても仕方ないので、前向きに、調子がいいときに感謝して。

「鹿男」エンディング

 今クールで見ているドラマ、いくつかありますが、その中でもうちの旦那も一緒に見ているのは、大河ドラマの「篤姫」と「鹿男あをによし」。「篤姫」は大河ファンの私が見たいので一緒に見ているのでしょうが、「鹿男・・・」に関しては、なんとなく見ているうちに、あのちょっと不思議なワールドにはまってしまいました。

 主人公の玉木宏さんの真剣さも毎回笑ってしまうのですが、今までのイメージからガラッと変った感じの綾瀬はるかさんも面白い。(綾瀬さんは「ホタルノヒカリ」で干物女な役を演じて、すっかりと印象が変ってしまいました)うちでは敬称略で呼んでしまう、佐々木蔵ノ介(大河とかいろいろなドラマで見かけるので、うちではすっかり「蔵ノ介」と呼んでしまって、勝手に親近感を持っています。)さんは、パーマをかけた髪形で登場しているし、とにかく出演者も中々、いい感じです。ストーリーに関しては、何だかおかしくて想像もつきませんが、そこがまた変な感じでいい。

 鹿、に関しては、うちの旦那が子供の頃に奈良に家族旅行に行って、えさを持ってウロウロしていたら、団体の鹿さん達にいつのまにか追いかけられ、踏みつけられ、えさを奪われた、という悲しい(?)思い出があるらしく、それがきっかけでこの「鹿男・・・」を見たのでしょう、多分。それが、毎週楽しみになってしまいました。

 私はなんと言っても、あのエンディングが好きです!たくさんの鹿がスローモーションで勇壮に走ってくる姿を見ていると、何だか、ゾワゾワというか、ワクワクというか、鹿のたくましさと勇敢さが伝わってきて、心の底から「なんてたくましい・・・」と思ってしまうのです。もしかして私って、先祖は動物かしら、とも思ってしまいました。先祖、といえば、と書きたいことはあるのですが、それはまた今度にします。とにかく、毎週楽しみに見ているのです。それは「鹿男・・・」なのかそれとも、鹿、なのか。

« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »

2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ