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字を書く

 小学生の頃、5年ほど習字を習っていたにも関わらず、私は字が下手です。それもえんぴつ・ボールペン字にいたっては、まるで小学生以下かも。OL時代に秘書をしていた時は、すでに文書はパソコンで作成していましたから良かったのですが、ご祝儀・不祝儀袋に上司の名前を筆ペンで書く際には、本当に苦労しました。何度練習したことか。自分の名前を書くより、上司の名前を書くほうが上手になってしまったものです。それも私が大学を卒業してすぐの頃のことなので、すでに10年以上前。今では、ご祝儀袋などもパソコンのプリンターで印刷できますから、約一年半前まで勤めていた会社では、すでにほとんどの文書・文章物はパソコンでOKでした。

 さて、困るのは日常生活でのこと。こうして今、家庭に入ってしまうと、ご祝儀・不祝儀袋はもちろん、例えば何かのお礼状やら、お手紙やらも、直筆で書くことが多いのです。本当に字が下手な上に、漢字も忘れている始末。いちいち携帯電話のメール機能で字を検索しないと、漢字もまともに書けない。これでは困り者です。

 そこで、最近、100円ショップで見つけた「えんぴつで書く いにしえの恋文」というテキストを使って、字を書いてます。しかも筆ペンで。テキストの種類は他にも何種類かあるようでしたが、いきなり「般若心経」を書く、では難しいだろうと判断し、恋の和歌をえんぴつでなぞる練習のものにしました。それを筆ペンで書いているのですが、これが結構良いです。脳の活性化につながるのも良いのですが、やはり筆で字を書くとなると、それなりの集中が必要になり、私はテレビも音楽も消して、集中して、恋の和歌を一日3つから4つほどなぞります。調子が良いときはもう少し。それを毎日していると、不思議と字を書くことに抵抗がなくなってきました。静かな空間での作業も、頭がすーっとして気分が落ち着きます。それをしているせいか、昨日は以前から書こうと思っていた相手に、お手紙を2通も書いてしまいました。

 他の国の人もそうかもしれませんが、日本人にとって字を書く、筆を使う、というのは、精神の集中や落ち着きなど、武道にも通じるものがあり、本来必要なことなのかもしれません。できればこれからも字を書くこと、筆を使って書くことも続けていければなあ、と思っています。

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