大学の頃の友人
不思議なもので、大学頃の友人とは、どんなに長く連絡を取っていなくても、なぜか電話で話すときも会う機会に恵まれたときも、まるで時間がさかのぼってしまったかのように、その頃の話しっぷりになります。
今日、ちょっとした用事があって、大学のサークルで一緒であり、その関係でプライベートでもよく学生の頃に飲みに行った、男性の友人と電話しました。何年も会っていなくても携帯の電話番号は分かっていて、久しぶりに電話しても、いきなり「お~、どうした~?」から会話が始まるのです。で、私の方も「あのさあ~」と話を続けるのです。用件が済んで、お互いの近況を聞いた後に、「仕事中にごめんね、またね~」と言って電話を切りました。これでまた多分、当分連絡しないでしょう。
学生の頃の友人は、本当に不思議なもので、あの頃一緒に行動していた人達とは、何年たっても何年会っていなくても、会話をするときはあの頃と同じなのです。年中、学校が終わると居酒屋に飲みに行っては、恋愛話をさんざんしたり、サークルの今後の打ち合わせをしたり。もちろん、昼間は授業のないときや、授業後は熱血にサークル活動をするわけです。ちなみに演劇です。飲むだけでなく、一つの芝居を数十人で作り上げていくおもしろさや、大変さ、辛さ、公演後の爽快さ、それらを共有していたからこそ、飲み友達としても楽しく、いくら話しても話はつきなくて、終電ぎりぎりで帰っていったことを、よく覚えています。そんな思い出があるから、いくら会っていなくても、連絡を数年とっていなくても、すぐにあの頃のように話ができるのでしょう。今、考えてみると、本当に貴重な4年間であり、素晴らしい経験と、友人達に恵まれた日々でした。時々、今の自分が、病気を持って思い切り行動できなくて、寂しくなったり悲しくなったりしますが、長い人生、学生の頃のように行動的な若い頃もあり、また、今のようにゆっくりと過ごす時間があっても良いのではないかと、自分に言い聞かせています。少しだけ、昔が懐かしく、でも学生の頃の友人と電話できたことが嬉しく、でもまた日常の生活で、これから掃除しなければいけない私なのでした。
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