ストレスと心身的具合
今週のNHK教育テレビの午後8時半から放送している「今日の健康」は、テーマが「うつ病」。この番組は結構興味があり良く見ていますが、今週に関しては月曜から見ています。今年の6月に主治医から「うつ状態」だと言われて、それからうつに関する本を読んだり、テレビを見たりと、自分なりに知識を得てきたつもりですが、あらためて思うことは、「うつ」は何かしら‘きっかけ’があり、それから始まるものなのだということ。それに気付かないうちに、どんどんうつ状態からうつ病に変化していってしまうこと。早く周囲の人や、自分で対処していれば、軽い状態から治療ができるので、そこがポイントだと私は思いました。
うつにしても、他のいろいろな病気にしても、ストレスがきっかけで発病する病気が、なんと多いことか。そこに肉体的疲労が重なると、身体的な病状も出てきて、ダブルパンチ。ほとんどそういう状態で発病するのでしょうけど(私も最初はそうでした)。それから治療に入ると、肉体的にはそれほど疲れているはずないのに、精神的に参ってきてストレスがたまってくると、身体的にも症状が出てくる、というパターンにもなってきます。ストレスが全くない状態では人間は生きていませんが(例えばとても幸せな状態でも、それが一種のストレスに値するわけです)、良いストレスと、悪いストレスがあって、悪いストレスをいかに自分が解消できるかが、重要になってくるわけです。悪いストレスを早く見抜いて、それをためない、できれば見過ごす見逃す気にしない、くらいに悟ってしまえば、精神的に楽になり、たぶん「うつ」からの脱出も可能なのかもしれません。それができれば「うつ」にはなっていないし、それができないからなってしまうのでしょうけど。
私は今週月曜から、首のリンパ腺が腫れ気味で肩が痛いです。ただ、熱もなく喉も腫れてこないので、しっかり昼寝をして睡眠を充分にとり、様子を見ています。女性は一ヶ月周期の例のものもありますので、それに関連しても体調が変わります。ただ、私の場合は精神的に落ち込む傾向があるので、そのあたりを注意しないといけません。ちょうど先週末くらいからいろいろと余計なことを考えたりして、自分でストレスをため込みました。そのせいで身体的にも表れている可能性もあります。それが見極められるには、もう少し修行が必要みたいです。もう少し「あっけらかん」とした性格になりたい、といつも自分で思うのです。そうなりたいためにも、このところ本を読み漁っているのかもしれません。どこかにその‘きっかけ’が書いていないものかと。
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