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亀田家のこと

 ボクシング好きの私は、当然、先週放送された、亀田大毅選手の世界戦を見ていました。今までに見たこともない、いろいろな意味でものすごい試合でした。翌日にでもブログで書こうかと思ったのですが、マスコミ報道が過熱していたので、やめました。亀田兄弟や父親、協栄ジムに対して、JBCから何か処分が下されるようだったので、それをちょっと待ってようかな、なんて思ってました。

 大毅選手の一年間のボクサーライセンス停止処分、父親に関しては無期限のセコンド資格停止、長男の興毅選手は厳重戒告ということでした。残念ですね。私は亀田家に関しては、あまり関心もなく、ただのボクシングファンとして、たいてい試合があればテレビで観戦していました。それで思っていたことは、本当に日本選手にはめずらしく、スタミナがあって試合の後半になってもガードが下がらないことに感心していました。珍しい、本当に「亀」のようにしっかりとガードしている姿は、たいしたものだと思っていました。あれだけ試合前には、お兄ちゃんも次男も、生意気な口調で相手選手を罵るような態度も言葉遣いもするのに、いざ試合になると、「亀」のような堅いガードで、一発狙いでなく、ポイントでもとにかく勝つような試合をするのには、びっくりしていました。なのに今回の大毅選手の試合に関しては、ちょっと熱くなりすぎたのでしょうか。やってはいけないことを、やってしまいました。

 亀田家は家族で頑張っていました。それはよく分かります。だからこそ、若い息子の今後のことを考えて、反則させないように熱くなりすぎないように、お父さんが指示しなければいけなかったのでしょう。父親がセコンドというのはちょっと問題かもしれませんね。あれだけ信頼関係のある親子ですから、父親の声はしっかりと頭に入りますから。たとえ「反則しろ」と言う意味でいったわけではなくても、マイクはそういう風に聞き取ってます。ということは大毅選手にもそういう風に聞こえていたかもしれない。もう、起きてしまったことは仕方ないので、今後の亀田選手達のことを考えてあげないといけませんね。前にちょっとテレビで見た、三男の子もとても良い選手になると思いましたから。3兄弟は、まだまだボクサーとして若く、これからとても成長する選手達です。日本のボクシング界の財産なんです。「亀田家」としてとらえるのでなく、今後は日本のボクサーの財産として、この選手達を育てていくことを、ボクシング界全体として考えていくべきだと、思いました。反省すべきことはして、またやり直すことを大人が教えてあげて、そして育てていってあげて欲しいと、ボクシングファンとして願っています。

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