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旦那の領域

 昨夜、旦那が爆発しました。私のせいです。旦那の仕事関係について、とやかく言い過ぎました。

 うちの夫は、仕事のことはほとんど家で話しません。時々、迷いがあったり、大きな出来事や楽しい事があったりすると話しますが、仕事上のもめ事や失敗など、気分的に落ち込む事があった時は、自分の中で消化するタイプのようです。そういう時は、家でもくもくとパソコンゲームをしていたり、マンガや雑誌を読んでいたりして、仕事の話はまったくしません。普段、家で私と話をするときは、普通に楽しく明るく話しています。

 多分、夫は、仕事と家庭を、頭の中で分けているのでしょう。というか、家に帰ってくると家モード、仕事に行けば仕事モードと切り替えることが出来るのでしょう。それなのに、私が昨夜は仕事関係のことで、あれこれと意見してしまいました。最初は静かに話していたのですが、そのうち我慢の限界だったようで、バンッとまるで殻の厚い大きな風船が割れたみたいに、怒り始めました。内容はどうであれ、私が悪かったと、すーっと頭の中が冷えていき、一応謝ってからその話は終わりにしました。しかし、一度怒った感情は中々抑えられないもので、他の話題をしても、怒り出してしまう。とりあえずこの場を収めるために、お風呂に入りました。お風呂から上がった後は、体も温まったせいもあるのか、穏やかに一日の終わりとなりました。

 昨日は私がいけなかったなと反省しています。旦那には旦那の領域、があり、私が入り込んでは行けない部分だと思うのです。夫が家庭と仕事を切り替えて考えているのなら、私もそのつもりで接していかなければ、夫が家に帰ってきたときに、精神的に休まる場所がありません。私が仕事の事にまで口を出していたら、旦那はいつも仕事のことが頭からはなれません。そういう状態の家庭にしてはいけないと、私は思いました。今さら気付きました。

父親の変化

 毎日、実家の母親から定期電話がかかってきて、いろいろな出来事を話します。先週末に実家では、一大事が起きていました。といっても「事件」と言うほどのことではなく、家計を圧迫する、実家にとっては一大事。しかし、そのことについて、母親は少し過敏になりすぎていて、父親と口論気味になったそうです。で、父親は思い切り何年ぶりか、くらいの勢いで怒ったそうです。それに対して、母親は反論したのか引き下がったのか分かりませんが、とりあえず、今年の2月に胆石の手術をしてから体力的に少し落ちていて、歯が痛いとか、足が痛いとか、疲れる、眠れない、鼻の中におできができた、など日々体調が変化します。父親の怒り爆発のその日も、どうやらその関連で疲れていて、ぐったりしてしまったようなのです。

 びっくりしたのは、その後の出来事。それが先週の木曜だったでしょうか。ぐったりとした母親を見て、父親は随分と「反省」したようなのです。翌日から、反省を繰り返し、とうとう母親に謝ったのだそうです。びっくりしました。母親も驚いたようです。うちの父親は本当に神経質で、私が子供のときなど、食事中に物音を大きく立てたり、グラスを倒して飲み物をこぼしたりなんかしたら、怒鳴られた上にバチーンと叩かれたものです。自己中を代表するくらい、「我が道を行く」みたいな人でした。が、やさしい面ももちろんあり、私の習い事の送り迎えを毎週欠かさずしてくれたり、夏冬の旅行も連れて行ってくれたりもしました。しかし、一度怒ったことに対して、自分から頭を下げるような人ではありませんでした。特に家庭内では。

 私も再婚して家を出て、弟も仕事の関係上、帰宅時間も遅くて両親と顔を合わせるとこが少ないです。母親も手術をして体力的に弱り、父親の何かが変わってきたのかもしれません。人間は年を重ねて、頑固になったり、柔和になったりと、本来の備わっている性格に近づくような気がします。父親は今のところ健康で、毎週日曜の釣りも、趣味として楽しんでいます。還暦を過ぎたあたりから、いや、私が離婚して実家に戻ったあたりから変わってきたような気もしますが、何より、母親と二人の時間が多くなって変わってきたのでしょう。しかも、多分、本来の「やさしさ」が前面に出てきたような感じです。良かったなあ、なんて私は思いますが、この話をうちの旦那にしたら、「それって、ただ、立場が逆転しただけじゃないの?」と言われました。むむむ、もしかしてそうとも言えるかも。

船好き??

 昨日の日曜日、富山はとても良い天気で、かねてから行ってみたいと思っていた、「海王丸」という船を見に、旦那と出かけました。

 場所は、富山県射水市の富山湾に面した海王丸パークというところに、目指す「海王丸」は泊まっています。昭和5年に建造されて、現役中は約半世紀にわたり、地球を約50周航海して、11,000名余りの海の若人を育てたそうです。(訓練船だったのですね、たぶん)帆船で、年に10回程度、29枚の帆を広げるイベントもあるのですが、残念ながら昨日は違っていて、先週の日曜なら帆がひろがっていたようです。写真で見ると、帆が広がっている姿は、「海の貴婦人」と言われているように、本当に美しい。昨日は天気が良かったのに、旦那の仕事の都合で、午後夕方近くに見に行ったにも関わらず、夕方の綺麗な空にも、海王丸はとても凛としていて、素敵でした。

 私はなぜか、船の中を見るのが好きです。船員の方の小さな部屋や船長の大きな特別室、調理室、食事室、サロン、見ているとワクワクしてきます。実際にクルージングの経験があるわけでもなく、船と言えば、隅田川の屋形船や、小学生低学年の頃に佐渡に行った際に乗ったフェリー、家族旅行で毎年夏にキャンプをしていた大瀬海岸へ沼津港から渡る際に乗った船、そのくらいでしょうか。でも大きな船で、特に船室が付いている船の中を見たいという気持ちがあり、もしかして先祖はヨーロッパの船に関係の深いの家系だったのかしら、なんて思ったりもします。(何でヨーロッパなのか)

 さわやかな秋晴れと、素晴らしい海王丸、周辺の大きな海王丸パーク、海の景色、夕方でしたので、あっという間に肌寒くなってしまいましたが、とても楽しいひと時でした。体調的にも、数時間でこうして楽しめる事は、とてもいいリフレッシュになります。今日からはまた月曜日で、旦那はちょっと疲れた感じで会社に出社していきましたが、少しでも、時間を割いて休日の楽しみを作ってくれたことに感謝しています。ちょこちょこと体に負担があまりかからないように、出掛ける練習をしながら、来年か再来年には、台湾旅行を計画しています。がんばるぞ!!

筋肉痛

 毎週金曜はフラメンコを習いに行っているので、その日の夜には筋肉痛です。しかも今日は先週休んだ分、きっとものすごーく筋肉痛だろうなあ、と思ったら、これを書いている午後8時過ぎの今、ものすごーく筋肉痛になってきました。

 やはり普段の生活で使わない筋肉を使うのでしょうね。(筋肉が私にあるのかどうか)テレビなどで見た限り、フラメンコはどこがどういう風に、普段使わない部分を使っているのか分からないですよね。ただ、その情熱的な踊りに圧倒される、綺麗だ、足はきっと激しく打つから痛いだろうね、くらいにしか自分でも思ってなかったのですが、習い始めてびっくりです。もう背筋の伸ばし方(いわゆるバレエを習っていた方は問題ないわけですね)が、まずは違う。ですから、筋肉痛は背中にもきます。それから腕。あの綺麗な踊りは、腕と指の動かし方がポイントなのです。これが、普通はそんなことしないでしょ、という動き方をする。指にいたっては、そっくり返って回ってる。足は見たまま、激しく打ちおろしたり、つま先から音もなくおろしたり。激しく打つのが、また難しい。フラメンコシューズのつま先とかかとに釘がたくさん打たれていて、それを鳴らしながらステップを踏むわけですが、きちんとおろさないと音が鳴らない。細かいステップは、もう足がもつれそう。というわけで、足はもちろん、ど~んとした感じの重ったるい筋肉痛です。

 要するに全身筋肉痛。まだまだ初心者で、無駄な力が入っているせいもあるとは思いますが、それだけ普段使わない部分を使ってると言うのと、あまりに普段の動きが鈍いので、余計に筋肉痛になるのでしょう。なんせ、歩いて10分の駅までも、雨が降ってるとタクシーで移動しますから。これじゃ中々、体力もつかないですね~。夏の暑いときは過ぎましたから、体に負担があまりかからない程度に、ウォーキングをかねて散歩がてらに歩くことから、体力づくりを少しずつ始めたほうがいいのでしょう。今が一番いい季節です。これからたぶん、今年は雪が多いとの予想。雪の前にしっかり足を強化しないと、雪の上を歩くことも出来なくなってしまいそう。それこそ、雪の上を歩くたびに、筋肉痛になりそうです。

それでも朝は来る

 昨夜、ベッドに入って電気を消してから、旦那と口論。というか、相談?喧嘩?話し合い?議題は「お金」について。お金については難しい話ですから、寝る前にするものではないですねえ。節約の話だの、貯金の話だの何だのしているうちに、熱くなってしまいますから。目が冴えて、せっかく安定剤飲んでも全く効いてこない。結局はどうも、旦那は旦那で仕事の件でも、お金の件でも悩みがあって、それを話してくれないよりはいいのですが、話すタイミングがよくなかった。

 すったもんださんざん話して、最後はなんとなく仲直りみたいになって、旦那からはあっという間に寝息が聞こえてきた。私は、全く眠れない。といっても、たぶん1時間くらい、もんもんとしていたけど、その後は眠れたのでよかった。寝不足ですが。それでも朝は来る。

 朝起きて、旦那はというと、もう機嫌は直ってるわけで、私は寝不足で昨夜の問題を引きずっているわけで。これから仕事というのに、いつまでも「お金」の問題で暗くなられていても良くないので、彼の機嫌が直ってたのはいいのですが、私は嫌ですよねえ。問題は問題ですし。節約っていったって、これ以上節約したら、病院代も出せないよ、って感じだし。それに旦那はギャーギャー言ってるけど、私は今で充分なのに、それを無理に貯金しようだなんてそれが無理。矛盾した言い方ですが、貯金はボーナスで充分、というか、毎月のお給料から貯金できるほどの余裕はまだないのですよ、はい。考えてみれば、彼の年齢でこのお給料を稼いでくるのはたいしたものですよ。だからと言って、毎月使う費用を節約して貯金し始めたら、今まで楽しんできたことが減るわけですよ。そんなことを考えてたら寝られるわけないじゃないですか。私は一回目の結婚で、本当にお金に困って、夫婦で働いて頑張って頑張って、自分の洋服も千円の物とか500円の物とかでOKで、元旦那には一万円近くするジーンズも買ってたりして、そんな私を見て実家の親がスカートを東京で買ってくれたりして。そんなに頑張っても、離婚でしたよ。だから、もう、無理に節約したり、無理に貯金したりしたくないのです。うちは子供がいないから、老後のことも考えなくてはいけないことは分かっているのですが、それももう少ししてからで良いと思うのです。今の旦那はまだ20代ですから。

 あんまり考えてると、気分が滅入って落ち込むので、こうしてブログに書いたらもう考えないことにします。うちはお金のことは旦那の担当です。私は毎月もらう生活費でやりくりすることを、今まで通りやっていきます。それで旦那がお金が足りないなら、少し、生活費を削っても構いません。それでもやっていけますから。そういう風に思います。だって大丈夫ですもの。生活できるだけのお金はもらっていますから。ただ、そこから貯金するのが無理なだけです。それを分かってよ、旦那様。

レバニラ炒めに挑戦!

 昨日の夕食に、始めて、レバニラ炒めに挑戦しました。一回目の結婚は約6年。二回目の今回は、同棲時代も含めてすでに2年半以上。合計8年以上の主婦歴ですが、なんとレバーを使った料理は初めてだったのです。なぜか、もりもり元気の出る料理をしようと思って、昨日はそうしました。(単にニラが安売りだったからかもしれない)

 先日、実家に帰っていた際に、父親が鉄板焼きでレバーを焼いていたのを食べて、とても美味しかったのもあったのかもしれません。が、いざ作ろうと決めて、さてどのレバーを使うのか迷い、家にある料理本を2・3冊読んでも、どうしてなのかレバニラ炒めの調理の仕方が載っていません。他のレバー料理は載っていたので、とりあえずそれの通りに「鶏レバー」を使うことにしました。スーパーに買出しに行き、肉コーナーを見ていると、、たまたま鶏レバーしかありませんでした。ああ、良かった~と思いながら、案外レバーってお安くて栄養もあるし良いのね、なんて頭の中で考えながら買って帰ってきました。

 さて、夜になり、いざ料理になる前に、初めてのことなので、本を見て母親に聞いて、まずレバーの最初の処理をすることにしました。鶏レバーを使うことに母親は驚いていましたが、まあそれならそれでやってみなさいよ、なんて言われながら、レバーの血抜きのために流水で洗ったり、水につけてみたりと、これが結構面倒。まるで、女性の月のものを見ているようで嫌になってくる。しかし、これが栄養になるのだと頑張り、ベロベロ状態のレバーの血抜きを終えて、いざ旦那の帰るコールを待って、調理に突入!くさみがあったら嫌なので、しょうがと酒で、まずはじっくりとレバーを炒める。う~ん結構いい匂い、これはいけるかも。旦那が帰宅。「すごい匂いだね~」なんて言いながら部屋に入って来た頃には、ニラとモヤシを一緒に炒め始めていて、塩・コショウ・しょうゆと味付けして、順調に調理終了。初めてのレバニラは結構自分でも納得の出来だと思い、二人で食べ始めました。

 しかし、いつもなら「おいし~い!」と言う旦那が無言。「どうしたの~?いまいち?」と聞くと、「本当にレバーなんだね」と言い出しました。「そりゃあ、レバニラだもん。レバニラ作るよ、って言ったじゃない」と返すと、「こんなにレバーレバーしてると思わなかった」とのこと。そうか!もしかして、これは鶏レバーだから、思いっきり焼き鳥のレバーで、レバニラはもしかして、豚か牛なのかも、そう言われてみれば、レバレバしてる。と自分でも納得。どうやら旦那は鶏レバーは少しなら良いけど、多めの量は苦手らしい。そういえば中華店で食べるレバニラに比べると、レバーがもったりしすぎてる。ああ~、苦労して血抜きもしたのに~、とガックリしたけど仕方ない。ニラとモヤシを中心に食べて頂きました。

 初めての料理は難しいですね~。でもこうやって新しい料理に挑戦していかないと、メニューが増えません。また次回、今度は豚か牛のレバーを使って料理をしてみます。でも嫌だなあ、あの最初の処理が・・・。

「邂逅の森」を読んで

 親友に「何か面白い本はないか」と以前たずねたとき、「邂逅の森という本が面白い」と聞いて、最初はタイトルも読めませんでしたが、今月始めに購入し、約2週間かけて読み終えました。

 文庫で500ページ以上を越す大作で、直木賞と山本周五郎賞をダブル受賞している、佳作とのこと。ただ、内容が、マタギを職業とする主人公の半生を描いた作品で、最初は「マタギって何?」と言う状態から読み始めました。舞台は東北地方の主に山形県。そこでクマやカモシカの狩猟をしている人々を、マタギと言ったらしい。(正式には、マタギという職業は、単に狩猟をしているというだけでなく、きちんとした決まりごとがあって、それに沿って狩りをしている人々のことらしい。山の神様や自然についての信仰が、非常に強い)東北弁やマタギ言葉に慣れるまで時間がかかりましたが、慣れてくると頭の中はすっかり東北弁。主人公の男性の半生ですから、若い頃から年を重ねていく上での、人生の出来事が描かれていて、読めば読むほど面白くなってくる。私は個人的に、面白い本は長編が大好きで、それをゆっくり1週間以上かけて読みます。本好きの人は、読み始めると止まらなくて、一日で読んでしまう人も多いかと思いますが、私は何だかもったいなくて、まるで連続テレビ番組のように、毎日少しずつ読むのが好きです。今回の「邂逅の森」も、毎日少しずつ、しかも気分がのっている時に読みました。気分って毎日違いますよね。常に2・3冊の本を同時に読んでいて、その日の気分に応じて選んで読んでいます。

 しかし、この「邂逅の森」は後半に入れば入るほど、先が気になって毎日読み続けました。そして500ページ以上の大作を読み終えた後の気持ちは、残念で仕方ありませんでした。いつもそうです。長編の素晴らしい作品を読み終えた後は、あまりにその影響が強くて、しばらく寂しい気持ちでいっぱいになります。読み終えてもう三日たちますが、まだ頭の中に主人公の「富治」とその妻「イク」のことが、まるで知っている人でもあるかのように、遠い思い出のように残っています。本当に心を打つ、良い本に出会うと、そういう印象が残るのでしょうね。この本を紹介してくれた親友に感謝です。

 さて、昨日から新しい本に入りました。今のところ、その本だけ読もうかなあ、と思っています。「女たちのジハード」これも直木賞受賞作品ですよね。随分前の作品で、いつ読もうかと思っていたのですが、会社時代の先輩に以前、面白いと聞いていたので、いよいよ読む決心をしました。「邂逅の森」とは全く違うジャンルですが、だからこそ良いのです。頭の中をそろそろ変えないと、いつまでたっても他の本に移れない気がして。もっともっと良い本をたくさん読みたいです。

母親の間違い

 先程、朝の定例電話が母親からかかってきた。毎日朝の10時頃に、実家の母親から確認の電話が入ります。私の体調やら実家の様子やらの確認電話です。これは一回目の結婚のときからの定例で、なぜかその頃から時間は10時頃と決まっていました。

 両親と言うのは、自分が年をとるのと同じように年をとります。もちろんです。でも自分の中では、親はいつまでも若い頃のしっかりした親だと思っているのでしょう。ちょっとした出来事で、「え~、そんなこと間違っちゃうの~なんで~」なんて思ったりして、その時始めて、親も年を取ってるんだ、しかもだんだん高齢になっていってるんだと実感するわけです。それを始めて感じたのは、一回目の結婚で離婚して実家に戻り、一緒に両親と住み始めてからしばらくしてからでした。

 特に母親がぐっと年を取ったような気がしてなりませんでした。忘れっぽくなっていたり、人の話を聞いていなかったり。ただ、私が離婚して帰ってきてから、ものすごくいろいろなことについて考えるようになったようで、さらに私が病気になって、愛犬も脳腫瘍になったりして、病気に関しても関心を持ってテレビなどでも勉強するようになっています。そういう点では、すごい変わりようだと思ったりもしますが、一方で、やはり年には勝てない部分もあるわけです。肉体的な面ですね、主に。

 心配なのは、私は年だから仕方ない、とあきらめるわけです。今朝の間違いの話を聞いたときには、驚きました。老眼で物が見えにくいことがあるのは知っています。さらに近眼ですので、メガネを二つ使い分けてます。面倒なのは分かっていますが、今朝、父親に、私が実家にストックしてある、皮膚用の塗り薬を目薬と間違えて渡したそうです。父親も父親でそれを確認しないで目に入れたそうです。さあ大変!これ違うだろー!と父親は怒ったそうです。で、仕事の前で急いでいたから、これだと思って渡しちゃった。お父さんにも確認してね、と言ったのに確認しないで目に入れちゃった、ということでした。もちろん、父親はすぐに洗い流して、大丈夫のようですが、母親いわく、メガネかけても小さな字は見えずらいし、仕方ない、みたいな反応なのです。それはメガネがあってないんじゃないの?と言っても、これ以上、度が強いと疲れる、との返答。でも小さな字といっても、見えないほどの小さな字は一般には使わないわけで、それはあきらかに母親のメガネが合っていないのです、多分。ずっとメガネを掛けていなくても、ここぞ必要なときにかければ良いのですから、そういう時のためにしっかりと自分に合ったメガネを母の日にでもプレゼントするよ、と言っても拒否。まあ~、困ったものです。

 自分が母親と同じ年になったときに、あんなに元気でいられるか、しっかりしていられるか、自信はありません。でもとりあえず、今の自分の母親が心配です。私も再婚し、弟もいずれ再婚し(弟まで×1です)、また実家には父親と二人になったときに、「間違い」ではすまされないことが起きてしまう前に、せめてメガネを作らせようと、心に決めました。

さ・寒い・・

 昨日、夕方5時半頃に富山に帰り着いていびっくり!寒い!東京から新幹線に乗って出発したときには、秋晴れだった天気が、越後湯沢に着いたらどんよ~り。今にも雨が降りそうだと思っていたら、特急に乗り換えて動き始めて、雨がぽつぽつ。しかも直江津の手前からノロノロ運転。右に見える日本海は荒れに荒れている。いつもの真っ青な海でなく、一面灰色の海。ざっぱ~ん!!という感じに波が打ち付けて、白く跳ね上がってる風景は、まるで火サス。やっと直江津に着いて、発車して、またところどころノロノロ運転で、しばらくしたら通常の早さに電車が動き始め、その頃には日本海もおとなしく、いつもの綺麗な青色でした。

 さて、30分遅れで富山に着いて、びっくり!!さむーい~!。東京に戻った約1週間前にはまだまだ秋の装いでOKだったので、その洋服しか持って行ってなく、前回のブログにかいたように、洋服の誘惑に負けて、実家近くのブティックで冬物を購入し、そのうちの一枚、アクリルとウールのベストを着て帰って正解でした。富山で電車を降りた人たちは皆、ジャンパーやら上着を着ていましたから。駅に迎えに来てくれていた旦那と車に乗り込み、外気温を見てまたまたびっくり!!13度!夕方5時半とはいえ、これはいきなり寒すぎる。しかも雨も降っているから余計に気温が低かったのでしょう。でももうこちらのほうでは、朝晩が冷え込むようで、すでにストーブやヒーターを出しているお宅が多いようです。家に帰ってテレビで天気予報をチェックしてみたら、明日の朝、いわるゆ今朝の最低気温の予想が10度でした。もう冬も近いと実感しました。昨シーズンはうそのように雪が降らなかった北陸ですので、今シーズンは恐ろしい・・・・。どうなってしまうのやら。

洋服の誘惑

 明日帰宅を控えて、今日は実家の母親と散歩がてら、近くのスーパーに買い物に出かけた際に、実家から数十メートルの所にあるブティックについつい入ってしまいました。というより、昨日、外に出た際にすでに一人でそのブティックに入って、洋服を見てしまっていたのです。だいたい季節ごとにそのお店では、何着か買っています。ちょっと変わった洋服が置いてあり、デパートとは違った魅力的な品揃えなのです。ただ高いお値段の物は、私はあまり買いません。実は三越で積み立てをしていて、大きな買い物(例えばコートとか、スーツとか)は帰省した際に、三越で買うようにしています。しかーし、どうしても洋服の誘惑に勝てないときがあるのです。

 今日は母親とそのブティックに入って、買おう買おうと去年から思っていたパンツを、探してみたら良いのがありました。ベロア調のチャコールグレーともブラウンとも言えない、好きな色合いで、試着してみたらぴったりでした!さらにちょっと変わった形のブラウンのベスト。両方ともセールのお値段。迷わずゲットしました!他の物も見てみたら、母親が「これ素敵なコートよ~」と持ってきたのが、クロエ。その他にも、マーク・ジェイコブス、シャネルのコートが半額以下。どうやらそのお店は、そういうルートがあるようで、時々、入ってくるそうです。しかし、コートはこれ以上持っていても着る機会がない。富山ではほとんど車での移動が多いので、コートはあまり着る機会がありません。持っているコートも一冬で着るのは数回。しかも、数年前に大切なお気に入りの清水の舞台から飛び降りるつもりの気持ちで買ったランバンのコートは、今までに2回しか着たことがありません。こんな状態の私が何着もコートを持っていても仕方ないですもんね。ということで、コートはもちろん買いませんでした。

 あまり高い買い物はしませんが、実家に帰省するとちょこちょこと洋服は買っているので、私の洋服は増えています。しかし、旦那の洋服が・・・・。どうしても地方のデパートは、というかデパートやショッピングセンターは基本的に、女性物の品揃えは多くても、男性物は少ないですよね。ですから地方のデパートはより少ないと感じています。なかなか旦那の物が買えません。旦那は主に、夏冬の帰省の時に伊勢丹で買ってます。でもやっぱり自分の服だけ増えるのは申し訳ないなあ・・・と思うので、今度は三越にでも行った際に、彼の服も見てみようかな、なんて思ってます。あ、うちは帰省時に夫婦でデパートに行くことはありません。彼は母親(私にとっての義理の母ですね)と伊勢丹、私は自分の母親と三越か実家近くのブティックです。だって伊勢丹は混んでいてとてもじゃないけど、私ではついていけません。でも男性物なら、どうやら伊勢丹が一番センスも品揃えも良いみたいですね。

帰宅延期

 先週の金曜に実家に帰省して、亡くなった犬のお墓参りに行ったり、美容院に行ったり、病院へ行ったり、会社時代の先輩方と会ったりして、本来なら今日、富山の自宅に帰宅する予定で電車のチケットも予約していました。いつもならいったん帰省すると、10日間くらいはいて、いろいろな予定をこなしながらも、間に休日を入れてゆっくりするのですが、今回は毎週金曜に習いに行ってるフラメンコに行きたくて、1週間で帰ろうと考えていたのですが、どうも体調が思わしくないのです。そこで電話で旦那とも相談し、泣く泣くフラメンコは今週あきらめて、帰宅を土曜に延期しました。

 今週の月曜に病院へ行った際も、最近の体調について先生に相談し、診察して頂いたところ、どうも不安定な状態のようで、もっと悪くなれば入院して処置するしかないよ、なんて言われました。症状的にはそこまでではないし、出来るならば入院はしたくない!どうしても数値的に悪いとか、症状が我慢ならんくらい痛い!とかでない限り、家でゆっくりしながら睡眠をたっぷりとって落ち着くものならそうしたい。ということで、帰ろうと思えば今日も帰ることは出来ましたが、帰ったら悪くなってまた戻って入院じゃイヤなので、今日明日は実家で何も予定を入れずに、ゆっくりすることにしました。

 今まで一年に数回入院していたのが、今年はステロイドを飲み始めて維持量が合っているのか、入院するまで症状が悪化しないので、今年は入院もせずにここまで何とかやってこれました。一度「うつ」騒ぎはありましたが、考え方の転換や、習い事などでストレス発散するようになっって、精神的には落ち着けるように努力はしていますが、ふとしたところで、性格の「真面目」が出てしまって、どうしてもフラメンコを休みたくない、なんて思ってしまうのです。しかし、無理して行って体調を壊してしまったら、なんで習い始めたのか、それこそ分かりませんよね。今週は割り切って「休む」ことにしました。さらに、1週間で帰る予定でいたので、旦那が待ってるなあ、と思うと申し訳ない気持ちで、もんもんとしてくるのですが、これもやはり割り切って、じっくりと休んでから元気に帰ります!ということにしました。

 気持ちの割り切り、決めたら迷わない、いつまでもイジイジ考えない、だらだらして体を休める、これらを納得して実行するのは、結構難しいですが、努力しようと思います。病気になって気付いた自分の性格は、真面目で、何かしていないと気が済まないところがある、という部分。だから病気を発症したのかもしれません。ここ数年は、おとなしく体の調整を中心に生活することを心がけていきたいと思います。

亀田家のこと

 ボクシング好きの私は、当然、先週放送された、亀田大毅選手の世界戦を見ていました。今までに見たこともない、いろいろな意味でものすごい試合でした。翌日にでもブログで書こうかと思ったのですが、マスコミ報道が過熱していたので、やめました。亀田兄弟や父親、協栄ジムに対して、JBCから何か処分が下されるようだったので、それをちょっと待ってようかな、なんて思ってました。

 大毅選手の一年間のボクサーライセンス停止処分、父親に関しては無期限のセコンド資格停止、長男の興毅選手は厳重戒告ということでした。残念ですね。私は亀田家に関しては、あまり関心もなく、ただのボクシングファンとして、たいてい試合があればテレビで観戦していました。それで思っていたことは、本当に日本選手にはめずらしく、スタミナがあって試合の後半になってもガードが下がらないことに感心していました。珍しい、本当に「亀」のようにしっかりとガードしている姿は、たいしたものだと思っていました。あれだけ試合前には、お兄ちゃんも次男も、生意気な口調で相手選手を罵るような態度も言葉遣いもするのに、いざ試合になると、「亀」のような堅いガードで、一発狙いでなく、ポイントでもとにかく勝つような試合をするのには、びっくりしていました。なのに今回の大毅選手の試合に関しては、ちょっと熱くなりすぎたのでしょうか。やってはいけないことを、やってしまいました。

 亀田家は家族で頑張っていました。それはよく分かります。だからこそ、若い息子の今後のことを考えて、反則させないように熱くなりすぎないように、お父さんが指示しなければいけなかったのでしょう。父親がセコンドというのはちょっと問題かもしれませんね。あれだけ信頼関係のある親子ですから、父親の声はしっかりと頭に入りますから。たとえ「反則しろ」と言う意味でいったわけではなくても、マイクはそういう風に聞き取ってます。ということは大毅選手にもそういう風に聞こえていたかもしれない。もう、起きてしまったことは仕方ないので、今後の亀田選手達のことを考えてあげないといけませんね。前にちょっとテレビで見た、三男の子もとても良い選手になると思いましたから。3兄弟は、まだまだボクサーとして若く、これからとても成長する選手達です。日本のボクシング界の財産なんです。「亀田家」としてとらえるのでなく、今後は日本のボクサーの財産として、この選手達を育てていくことを、ボクシング界全体として考えていくべきだと、思いました。反省すべきことはして、またやり直すことを大人が教えてあげて、そして育てていってあげて欲しいと、ボクシングファンとして願っています。

パソコンは難しい

 先週の金曜に実家に帰省して、弟のパソコンを使ってこのブログを書いているわけですが、どうもパソコンの調子がおかしい。毎回帰省すると使うので、持ち主の本人よりもこのパソコンについては知っているとは思うのですが(本人は主にエクセルだのワードだのを使っているようです)、どうも電源を入れてからつながるまでが遅いし、ポップアップウィンドウって窓が開かない。それで仕方なく、パソコンに詳しい従兄弟やら叔父やらに来てもらって、土曜も昨日も3時間くらいかかって、点検してもらった次第です。

 さて、ではどこが悪かったのか。結局、私では分かりませんでした。なんか接続の仕方とか、ファイルの整理だとかいろいろと操作して、やっとこなんとか大丈夫な状態になりました。それでもまだつながるまでが、不便なところがあるのですが、もうそれは次回の帰省の時に、私がまたお願いすると言うことで、今回のパソコン騒動は、一件落着となりました。弟のパソコンなのに、一生懸命私が手配して、叔父や従兄弟に直してもらったは、弟は飲食業で帰ってくるのが夜中。休みも平日でまちまち。親はパソコンについては全く分からない。で、私は、帰省すればこうしてブログも書きたいし、インターネットでいろいろ見たいものも出てくるから、結局、私がパソコンのチェック係りとなるわけです。弟はパソコンを使えても、どこがおかしいのか分からない、という感じ。私は自宅で自分のパソコンも使うし、OL時代に会社でも使っていたし、旦那も旦那のパソコンを使っていて、それを時々私も使うから、いろいろ試したことがある分、少しは分かるのかもしれません。それにしても、本当に複雑。電話でパソコンに詳しい人に聞いて、直せる範囲のことなら私でも大丈夫ですが、今回のように、つながるのに時間がかかりすぎるとか、ロックもしてないのにポップアップウィンドウが開かないとか、こんなのはどう頑張っても分かりません。パソコンは未知の世界。作った人は誰なんだろう。どんどん進化してるけど便利だけど、その分、難しくなってしまって、「おかしい」と思ったときに私のような素人ではどうにも直せません。便利なだけ、仕方ないのかな。そう言うときはプロにお願いして直してもらうから、パソコン関連の仕事として成り立つのかな、なんてことまで考えてしまいました。しかし、今の時代、パソコンを使い始めてしまうと、パソコンの使えない状態は不便ですね。使わないで生活していた時期もあったのに。慣れって怖ろしい・・・。

帰省で息抜き

 今日、午前中にフラメンコを習いに行き、帰ってきて一通り家事をした後、午後4時前の電車に乗って、東京の実家に帰省しました。病院での検診が目的です。

 今までは、なんだかんだ言って、1ヶ月に一度の割合で病院へ行っていたのですが、8月に行って以来、何とか自分で体調の調整をしながら、初めて2ヶ月も間をあけることができました。8月に主治医の先生には、「体調が良ければ今度は10月に来ます」、と言ってあったのですが、いつもそんな風に言いながら、症状が悪くなると実家に帰っては病院へ行く、と言う感じで結局は、1ヶ月に一回病院へ行っていたわけです。それが今回は2ヶ月もあけることが出来た上に、フラメンコに行ってから実家に帰る、という行動まで出来て、今、このブログを実家で書いてます。ここまで体を調整できるようになってきて、本当に良かった。支えてくれている、家族や親友・友人に感謝です。

 いつも帰省すると、10日間くらいは実家に滞在し、病院へ行ったり親友と会ったり、会社時代の先輩に会ったり、デパートで買い物したりと、さらにゆっくりして帰るのですが、今回はぴったり1週間で富山に帰ることにしています。ですからあまり出歩くことはしないで、病院へ行って検査をし、2度ほど外出の予定を入れてありますが、あとは実家でゆっくりと息抜きをしたいと思います。富山で旦那と二人、も別に良いのですが、やはり平日圧倒的に一人きりなので、一人きりストレスがたまるのです。いろいろと工夫して、本を読んだり、旦那の同僚の奥さんとランチをしたり、フラメンコを習ったりしてはいても、本当に贅沢なストレスですが、一人きりの基本的に規則正しい毎日が続くと、ちょっと辛くなってきます。こうして2ヶ月くらいに1度、病院での検査をかねて実家に帰省できると、私も息抜きが出来るし、いつもストレスをぶつけてしまっている旦那も、少しは息抜き出来るかもしれません(旦那は一応「寂しい」なんて言いますけど)。ぴったり1週間での帰宅は、もちろん、フラメンコがあるからです。旦那にそう言うと「フラメンコで予定をきめるな~!」と答えたので、「フラメンコなかったら、もっと長く実家にいますけど」と言ったら、黙ってしまいました~。さあ、旦那には家事の面で少し迷惑かけますが、息抜き、させて頂きます。

オレオレ詐欺

 「オレオレ詐欺」については、嫌になるほど、メディアを通して聞いていたし、雑誌などでも記事を読んだことがありましたが、まさか身近で本当に起きるとは考えてもいませんでした。実は昨日、うちの実家の母親が、「オレオレ詐欺」に引っかかりそうになりました。なんと、お金を引き出すところまでやってしまっていました。

 まず、お昼過ぎに電話がかかってきて例の「オレ」と言ったそうです。そこでもう、母ちゃんの頭の中は、私の弟だと思ってしまったわけです。午前9時に家から送り出たはずの息子で、午前中は会議があると言って、いつもより早めに家を出たそうです。(弟は飲食業なので、夜が中心の仕事です)それから、「どうしたの?」と母親が聞くと、「今、周りに誰もいない?」と言ったそうで、「誰もいないわよ」と答えてから、本題に入ったそうです。「誰にも言わないでよ、母ちゃん。実は、200万必要なんだ。今日、払わないと、サラ○の人がくっついてくる。」とか何とか言ってきたそうです。母ちゃんの頭の中はもう真っ白。ドキドキ動揺動転。「あんた、どうしてそんな金借りたのよ。200万なんてないわよ。」「じゃいくらなら作れる?」「150万なら・・でもすぐは無理だよ」「どのくらいかかる?」「1時間くらい」「じゃ、また電話するから」「あんた今、どこにいるのよ。」「○○神社」「ココスの前に来れる?」「え?ココス?ココス?コンビに?」と、こんな感じに会話が弾んだ(?)ようですが、いったん電話を切って、ドキドキしながらまずは弟の会社に電話したら、どうやら会議の後に外出しているようでいなかったそうです。さらに弟の携帯に何度も電話して、留守電に折り返しすぐに自宅に電話するように録音してから、なんと母ちゃんはお金を銀行に引き出しに行ったのでした。

 そして1時間後、まるで母ちゃんがお金を引き出してきたのが分かったかのように、家に帰り着いてすぐにまた電話が入ったそうです。「母ちゃん、金できた?」「うん、出来たよ。でもね、私、そのサラ○の人に会って話するから、それからでないとお金渡せないよ。大金だし。」「・・・分かった。じゃあ、また電話するから」と言って、相手は電話を切ったそうです。母ちゃんの胸はドキドキで動転中。そこへ、また電話。「あ~俺。何~?俺、今、忙しいんだけどなあ。」と、弟からの電話。その瞬間、母親は「オレオレ詐欺」に気付いたのでした。

 なんとまあ、びっくりです。人ごとだと思っていてはいけませんね~。その後、私と電話で話して、すぐに警察に連絡をさせましたけど、警察の方の話ですと、テクニックが実に巧妙。「オレ」と電話で言うと、全国のお母さんはたいてい息子の名前を言ってしまうそうです。そこで相手は名乗らずすむ。さらに「お母さん」と呼びかけて反応はいまいちだと、「母さん」「母ちゃん」と呼びかけの言葉を変えていくそうです。そして相手が大きく反応した呼び方で話を進める、という感じだそうで、これもびっくり。うちは弟の名前が、漢字だと普通は読めない名前です。さらに父親には「お父さん」、母親には「母ちゃん」と、私も弟も呼びかけます。電話の相手は、自分の名前を言って、母ちゃんと呼びかけてきたような気がする、と母親は言うのです。ただ動転しちゃってて、もう記憶が定かでないとも言ってます。もしかして、誘導されて言ってしまってた可能性も大。でももしかして、弟のことを知っている人間かもしれない。しかも、「○○神社」という地名も出してる。でもその神社は実際にはないし、母親が「ココスの前に来れる?」と言ったときに相手がコンビにと間違えたのも、おかしい。弟はよく休日に母親とココスというスーパーに買い物に行きます。(弟は料理をするので)それを知らないのは変。だから、やはりただの「オレオレ詐欺」なのかもしれない。真相は分かりませんが、とにかく引っかからなくて良かった。私は怒りました!「誰にも言うな」と言われても、そんな大金のことは私とか父親に話せー!と。どうも息子のことになると、母親はものすごーく違っちゃいますね。だいたいそんな大金をよく引き出してきたもんだ、と感心とびっくり。それを本当に払っていたら、その大金で他に払うはずだった予定のところはどうするつもりだったのか。ほんと、息子のことになると母親ってすごい、と思ったのでした。

「暴れん坊将軍」は面白い

 昨日は映画「フラガール」が面白かった、と言う話を書きましたが、今日はテレビの時代劇、「暴れん坊将軍」について。今、富山では、月曜と火曜の午前中に「暴れん坊将軍VIII」が再放送しています。関東地方でも、暴れん坊将軍はよく再放送していますが、本当に人気なのでしょうね。本放送はすでに2003年に終了していて、放映回数は計831回と、大川橋蔵の「銭形平次」につぐ放送回数だったとか。いわゆる勧善懲悪ものの時代劇で、見ていて肩が凝らない。だいたいストーリーの展開が読めて、安心できる。で、時々、ちょっと悲しい終わり方だったり、意外な展開だったりと、続けてみていると飽きないように出来ている。長い番組のスタッフの方々は、すごいものだと感心します。

 昨日のストーリーは、薩摩藩の江戸藩主が薩摩藩の姫を利用して、吉宗殺害計画を企てる、という展開でしたが、私は父親が鹿児島出身なので(でも生まれも育ちも東京ですから、出身とは言えないのかも)、これは見なければいけないと、じっくり見てしまいました。最後はもちろん、吉宗も暗殺されないし、姫も利用されているのが分かって自害しようとしたのを吉宗が止めて、姫は薩摩へ帰る、というハッピーエンドでした。以前見た回では、雲霧仁左衛門が出てきたり、と結構有名な人物も取り入れたりして、工夫をしていますよね。時代劇のおもしろさは、本当のことがわからない分、間違いなくフィクションだと思っていても、楽しめてしまう。もしかして、こんなことがあったかもしれない、なんて歴史ロマン的な想像をかきたてられる、とでも言うのでしょうか。それと、現代の衣装や生活様式ではないところが、また見ていて新鮮で面白い。それを追求すると、「鬼平犯科帳」なんかは、細部にわたって江戸の頃の生活様式を表現してくれていて、それだけでも楽しめてしまう。ストーリーもとても良いですけどね。

 時代劇ファンになったのは、たぶん大学生の頃でしょうか。父親が大好きで、良く本を読んでいましたので、やはり遺伝ですね。テレビも良く見ました。「水戸黄門」はあまり見ませんけど。でもスペシャル版の最終回なんかは、物語がかなり大掛かりなので見たりします。それにしてもお年寄りの方も時代劇ファンは多いですから、できればテレビ時代劇はこのまま残していけるように、お願いしたいです。噂によると、時代劇の主演が出来る若手の俳優さんが、中々いないとか。なんとか育てて頂きたい。いち時代劇ファンとして、これからもいろいろな時代劇を見ていきたいです。

「フラガール」見ました!

 先日の土曜の夜に、テレビで、映画「フラガール」が放送されていました。今年の日本アカデミー賞で、作品賞やら助演女優賞やらたくさんの賞を受賞していて、その様子をやはりテレビで見て、「ぜひ、この映画を見てみたい!」とずっと思っていました。もうとっくにDVD化されてはいますが、中々見る機会がなく、そうしているうちにテレビ放映とのことで、楽しみにしていました。

 やはり期待していた通りの、とっても面白く、泣ける場面もあり、笑ったり、感動したり、本当に楽しい映画でした。主演の松雪泰子さんのフラダンスの素晴らしいこと!そして助演の蒼井優さんの演技とフラダンスの素晴らしいこと!!その当時の炭鉱の町の現実を描き、町の復興のために常磐ハワイアンセンターを設立した経緯と、それに携わったフラガール誕生の物語ですが、実話を元にした映画であり、松雪泰子さん演じるダンスの先生が実際にいらっしゃることが、またまた嬉しく感激しました。(実際、炭鉱の町の現実というのは、もっともっと厳しいものだったとは思いますが、そこは映画ですし、フラガールを中心としたストーリーですのでOKかなと、思います)

 私が子供のころ、友人が常磐ハワイアンセンターに行ったと聞くと、「え?ハワイ?」なんて勘違いした思い出があります。日本のどこにハワイがあるのかと。祖父や祖母ももちろん行った事があるはずです。聞いた覚えがあります。しかし、私は結局今まで一度も行った事がありません。だから常磐ハワイアンセンターのフラガールのダンスは見たことがありませんし、本物のフラダンスを見たこともありません。フラダンスと言うのは、本来は非常に大変なダンスで、腰もずっと中腰で踊るし、激しいものもあるとは聞いていましたが、今回映画をみて、本当にびっくりしました。出演された女優さん方は大変練習されたということですが、そうでしょう。素晴らしいフラダンスでした。もう見ていて、泣ける場面以外でも、何度も涙してしまいました。

 良い映画を見た後というのは、とてもいい気分になります。また、楽しい映画で、ハッピーエンドになりますと、余計にこちらも楽しくなります。日本の映画も楽しい作品、たくさんありますよね。これからも日本映画に期待しています。

女友達との時間

 今日は、金沢にいた時に一緒のマンションに住んでいて知り合いになった女性の友達、いわゆる女友達と、富山で会いました。彼女は旦那様に一人息子をあずけて、バスでわざわざ富山まで来てくれたのです。以前に一回だけ私が金沢に会いに行きましたが、まさか息子さんを旦那様にあずけて会いに来てくれるとは、思ってもいませんでした。嬉しくて嬉しくて、楽しみにしていました。

 私も彼女も、旦那の転勤で北陸に住んでいるので、出身地は違います。ですから北陸には基本的に友達がいません。旦那様の仕事の同僚の奥様とか、たまたま転勤で学生時代の友人も隣町に住んでいた、とか、そういうこと以外の知り合いは、住んでいる土地で友達ができることは、中々ありません。ましてや私のように子供がいなかったり、彼女のようにまだ子供が小さいと保育園・幼稚園のママ友達もまだいないわけです。そんなときに、一時同じマンションに住んでいて、偶然、買い物帰りに駐車場で会ったのがきっかけで仲良くなり、その半年後くらいには私の旦那が転勤で富山に引っ越したにも関わらず、こうしてまだお互いに会いに行こうとする友人というのは、中々できるものではありません。本当に人生の財産です。

 私は、普段仕事もせずに、のうのうと暮らしているにもかかわらず、それでもいろいろと夫とのこと、病気のことなどストレスがあります。どうやら彼女も育児のストレスなどもあるようです。やはり、平日は基本的に自分と幼い子供と二人きりの時間が多いわけで、いくら可愛い自分の子供だとしても、その状態ですと、私なんかが想像できないようなストレスがあるのでしょう。育児ストレスに関しては、いろいろとテレビや雑誌などでも取り上げられたりしていますよね。時々は、お母さんも、一人の時間や、夫婦二人だけの時間・友人との時間を過ごして、気持ちを切り替えることが必要なのでしょう。今日は、彼女にとっても、そういう気持ちを切り替えることが出来た時間だったとしたら、本当に嬉しいことです。それが私と過ごすことで達成できたとしたら、こんなに嬉しいことはありません。私にとっては改めて言う必要もないほど、今日の彼女との時間はとても楽しく、グチを聞いてもらったり、涙が出るほど笑ったり、新しく出来たデパートを思い切り見て回ったり、最高の時間でした。こんな風に、知り合いが誰一人としていなかった北陸で友人ができて、楽しい時間で気分をリフレッシュすることができる機会を与えてくれたことに、感謝します。そして何よりも、富山まで来てくれた友人に感謝し、それを喜んで送り出してくれた旦那にも感謝。なーんて、おもいっきり彼女に旦那のグチを聞いてもらったから言えることですが。

恩師からの手紙

 先週の金曜のに、大学時代の恩師に手紙を書いて送ったと、ブログに書きました。実はその後、いつお返事を頂けるかと、毎日待っていました。大学時代の教授から手紙のお返事を頂けるなんて、本来なら無理な話かもしれません。何といっても、先方は教授で大変な先生なわけですから。しかし、私には「きっと頂ける」という確信がありました。それほど、大学時代にその先生に大切なことを教わり、大切な時間をたくさん、ご一緒させて頂いたのです。そして昨日、そのお返事を頂くことが出来ました。

 ご専門は「音楽」なのですが、私が存じ上げている限りでは、芸術全般に大変通じていらっしゃる先生です。和紙の便箋に縦書きの毛筆で頂きました。達筆でいらっしゃるので、私なんかがきちんと読むには、まず2度は読まなければいけません。しかし、内容は分かりやすく、そして学生の頃にご指導頂いたお話の仕方と変わりなく、私にもちゃんと理解できるように書いて下さっていました。私はその手紙を、近所のチェーン店のような喫茶店の2階で読んでいたのですが、思わず涙がこぼれました。

 先生は私が学生の頃から、「人間の幸せ」について、お話してくれていました。私の「幸せ」についての考え方は、先生の教えの影響が強いです。今回、私は下手な字で、長々と乱文乱筆で便箋6枚も先生に手紙を送ったのですが、先生は私が今、何を一番悩んでいるのか敏感にキャッチしてくださり、それについて先生のご意見を書いて下さっていました。それは、学生の頃にすでに先生から教わっていたことでもあり、また新しいご意見もあり、そして、私がかたくなに一方の角度からしか考えることの出来なかったことについて、違う角度から考えることを促してくれる内容でもありました。分かりやすい、優しい言葉で、最後には、「私の「幸」を希望する」と、はっきりと強い字で書かれていました。

 先生は私にとって、人生の師です。私はそういう方が、私にとって存在してくれていることに感謝しています。私は多くの方に助けて頂いています。改めてたくさんの方に感謝します。今日は、これからフラメンコ。体調も一段落したと思いますので、習いに行ってきます。気持ちだけは、明るく前向きに生きていきたいですから。

ストレスと心身的具合

 今週のNHK教育テレビの午後8時半から放送している「今日の健康」は、テーマが「うつ病」。この番組は結構興味があり良く見ていますが、今週に関しては月曜から見ています。今年の6月に主治医から「うつ状態」だと言われて、それからうつに関する本を読んだり、テレビを見たりと、自分なりに知識を得てきたつもりですが、あらためて思うことは、「うつ」は何かしら‘きっかけ’があり、それから始まるものなのだということ。それに気付かないうちに、どんどんうつ状態からうつ病に変化していってしまうこと。早く周囲の人や、自分で対処していれば、軽い状態から治療ができるので、そこがポイントだと私は思いました。

 うつにしても、他のいろいろな病気にしても、ストレスがきっかけで発病する病気が、なんと多いことか。そこに肉体的疲労が重なると、身体的な病状も出てきて、ダブルパンチ。ほとんどそういう状態で発病するのでしょうけど(私も最初はそうでした)。それから治療に入ると、肉体的にはそれほど疲れているはずないのに、精神的に参ってきてストレスがたまってくると、身体的にも症状が出てくる、というパターンにもなってきます。ストレスが全くない状態では人間は生きていませんが(例えばとても幸せな状態でも、それが一種のストレスに値するわけです)、良いストレスと、悪いストレスがあって、悪いストレスをいかに自分が解消できるかが、重要になってくるわけです。悪いストレスを早く見抜いて、それをためない、できれば見過ごす見逃す気にしない、くらいに悟ってしまえば、精神的に楽になり、たぶん「うつ」からの脱出も可能なのかもしれません。それができれば「うつ」にはなっていないし、それができないからなってしまうのでしょうけど。

 私は今週月曜から、首のリンパ腺が腫れ気味で肩が痛いです。ただ、熱もなく喉も腫れてこないので、しっかり昼寝をして睡眠を充分にとり、様子を見ています。女性は一ヶ月周期の例のものもありますので、それに関連しても体調が変わります。ただ、私の場合は精神的に落ち込む傾向があるので、そのあたりを注意しないといけません。ちょうど先週末くらいからいろいろと余計なことを考えたりして、自分でストレスをため込みました。そのせいで身体的にも表れている可能性もあります。それが見極められるには、もう少し修行が必要みたいです。もう少し「あっけらかん」とした性格になりたい、といつも自分で思うのです。そうなりたいためにも、このところ本を読み漁っているのかもしれません。どこかにその‘きっかけ’が書いていないものかと。

お昼のドラマ

 10月に入り、新しくスタートしたドラマ、これからスタートするドラマが目白押しです。私のような自宅にいることが多い主婦の方々は、やっぱりお昼のドラマは欠かせません。内容によって、TBS系かフジテレビ系かに分かれるところだとは思うのですが、どうやらTBS系は新ドラマをスタートさせる時期をずらす作戦をとってますよね。なので、内容と、先に見ていたほうと、どちらを選ぶか。とりあえず私は、午後1時からはTBS系の5人姉妹を子供に持つお父さんの物語を見て、そして1時半からは1日から始まったフジ系のドロドロ愛憎ドラマを見ることにしました。

 1時半からのフジテレビ枠は、なぜあんなにもドロドロ劇が多いのでしょうか。TBS系がわりと、さわやか系・家族系・病院系など、感覚的に「さらっと」した感じが多いのに対して、フジはなぜか昔からドロドロ。でもまたそれが2局とも同じような感じだとつまらないのでいいのですが、いつもどちらを見るか迷うところです。会社員の方々で昼間勤めている人達にしてみれば、「くだらない」なんて思う方もいるかもしれませんが、すみません、私のように体調と相談しながらの毎日を送っている者にとってみれば、結構楽しみなのです。

 前回の9月までのクールで、午後1時半からフジ系で放送されていた「金色の翼」というドラマには、私が高校生のころに東京の宝塚劇場に通って見ていたころの、宝塚トップスターの「剣幸」さんや、その後のトップスター「高嶺ふぶき」さんと、懐かしい顔ぶれが出演していたほか、「黒田アーサー」さんなどめずらしい俳優さんも出ていて、ストーリー自体は何とも言えない印象でしたが、出演者にひかれて見ていました。何といっても、ヒロインの相手役をしていた俳優さんが、どうも気になって気になって、毎日見ていたといっても過言ではありません。「高杉瑞穂」さんという方なのですが、実はこの俳優さん、昼ドラの王子だかなんだかというニックネームまでつくくらい、今、人気が上昇しているようです。知りませんでした。声優さんのような良く通る素敵な声で、やさしそうです。物腰も柔らかく、いい感じの青年、というイメージですが、私が「いいなあ」と思う人ってだいたい血液型がO型なんですよね。今、このブログを書くのに調べてみたら、なんとやっぱりO型でした。しかもうちの旦那と同じ年。う~ん。私は今まで付き合ってきた人で、別れた人は前夫含めて皆、O型でした。(それほどいませんけど)なにはともあれ、彼が出演していた昼ドラは終わってしまったので、今後の活躍に期待したいところです。実は彼は、私がとーっても好きだった人に、良く似ていたのでした。だからドラマも見ていたのですけど・・・。

秋晴れでサボりの日

 今日は久しぶりに晴天。ここのところ曇り空や雨がぱらついていたりして、天気がいまいちでしたが、やっと秋晴れのさわやかな日差しが出てきました。気温も秋らしくなってきて、朝晩は本当に涼しく、きちんと毛布を掛けて寝ていないと風邪を引きそうです。東京は昨日は20度にも満たない肌寒い一日だったようで、富山は約24度。富山の方がまだ気温が穏やかに下がったのでいいですが、東京に住んでいる方はびっくりですよね。富山でもそれでも家の中でじっとしていると寒く感じ、昨日はいよいよ冷え防止用に、押入れの中からレンジでチンする「湯たんぽ」のような物を引っ張り出してきて、早速、腰や背中・お腹など冷えを感じるところに当てていました。早め早めの対処をして、体の冷えを解消し、この冬は少しでも体調を整えて乗り越えたいと思います。

 さて、今日はというか、昨日から体調が何となく今一歩。なので、秋晴れの今日は、主婦業をサボることに決めました。こういう日は無理して動くと、良いことありません。だいたい夜には倦怠感が増して、動きすぎだと旦那に怒られ、気分がよくないまま寝付けない、なんて悪循環に陥ることが何回もありました。ですから、こういう日は自分で、「今日は何もやらない。一日だらだらしながら、寝たり起きたりして、本を読んだり、テレビを見たりしながら過ごす。夕方ちょっと気分晴らしにコンビにへ行く。」と決めます。天気も良いので、家にいてもさわやかで、気持ちが良いです。最近、秋だからというわけではありませんが、読書をよくしています。今読んでいるのは、義理の母(義理ママ)が貸してくれた「海辺のカフカ」。これは会社時代の先輩から薦められていた本で、読みたいと思っていたときに義理ママが貸してくれました。下巻に入りましたが、何となく哲学的な本で、私には難しく感じますが、読み出すとやめられない不思議な本です。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫) Book 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

著者:村上 春樹
販売元:新潮社
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他にも、随分長い間ベストセラーになっている「女性の品格」も読んでみました。

女性の品格 (PHP新書) Book 女性の品格 (PHP新書)

著者:坂東 眞理子
販売元:PHP研究所
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作者が富山出身と言うことで、富山県内の書店では、まだまだ売れているようです。この本は、テレビなどのコメンテーターの方々も話していましたが、女性、というより、人としての常識についての本のような気がしました。言われてみればそうだけど、本来ならもともと人として分かっているべきことだよね、と言う内容がたくさん書かれてあるにも関わらず、自分も「そうだそうだ」と納得していたので、そんなに常識的なことが自分も忘れてしまっていたのかと、愕然としたりしました。改めて確認する意味でも、一読の価値ありかと思います。

 今日もこれから本を読み、眠くなったら寝ます。こんな一日があってもいいと思うのです。それくらい割り切って、体調管理をしていこうと思ってはいるのですが、どうも中々出来ませんので、こういう日を大切にしようと思います。

お金の件

 家庭内で経済的な問題、いわゆる「お金の件」は、夫婦間での口論の原因NO1かもしれませんよね。子育てのことや、家事の分担、お互いの性格のことなど、口論になることはたくさんあると思いますが、一番現実的で、気分的にも重々しく哀しい気持ちになるのが、「お金の件」かな、と私は思います。(子育てしたことないので、そう思ってしまうのですけど)

 一昨日、「お金の件」で口論になりました。うちは私が病気療養中ということもあり、会社員の旦那のお給料で、生活しているわけです。それに対して、私はちょっと「申し訳ない」思いもあります。しかし無理して働いて、また入退院を繰り返すなら、ここでしばらく家事に専念して病気を落ち着かせようと、二人で話し合いました。それが1年と少し前です。現在、今年に入って一度も入院せずに、ある程度順調に生活しています。経済的には、実は私自身、ほとんど苦労はありません。8歳も年下の夫なのに、病気の私を抱え、経済的に不自由させないというのは、大変な働きだと思っています。しかも私に習い事までさせてくれるのですから。うちのお金の管理は、夫がしています。私は生活費(食費・雑費など)を貰って、毎月やりくりしています。

 ところがどうやら今月は、「お金の件」がピンチのようなのです。急に水筒に麦茶を入れて持っていく、と言い出したり、土日のどちらかは二人で美味しいものを外食するのですが、一昨日の土曜日はいくら私が食費から出すと言っても、一人1000円以上は食べないと言って聞きません。いつもは二人で5000円前後の外食をして、その時に応じて、割り勘にしたり、夫が多めに出してくれたりします。私の貰っている生活費から外食代を100%出すことは、めったにありません。でもどうも様子がおかしいので、今日は私の方でまだ生活費に余裕があって大丈夫だから、外食代は出すから美味しいものを食べようと言っても、「そういう時は貯めなさい!いつもいつも使ってたら無くなるでしょう!」とか、普段なら言わないことで怒ってしまいました。仕方ないので、土曜は近所のファミレスで夕食を食べました。(美味しかったのですけどね)

 家に帰って、話し合うこと30分くらい?でしょうか。今月は大変だ、とは言っていましたが、まさかお昼代を節約したり、飲み物代を節約したり、そこまでとは知らずにビックリしました。夏休みに実家に帰るときの交通費やら、その他のカード払いが多いようで、今月は「お金の件」が苦しいとのこと。だったら、そう言ってくれればいいのに、詳しく理由も言わないで、いきなり節約モード全開になるから、こっちは驚いてしまいました。どうして相談してくれないのかと問いただすと、「俺が甲斐性がないと言ってるみたいで嫌だ」とのこと。甲斐性がないなんて誰も思わないのに。しかも夫婦で相談しあうのは当たり前のはずなのに。プライドなのか、何なのか。いまどきの男性としては頼もしいのか、偏屈なのか。それにしてもわけも分からず怒られるほうが、びっくりして困ります。お金の件は難しいですね~。

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