手紙を書く
昨日の未明に、大学の頃の恩師が夢に出てきました。初めてだったので、ちょっとびっくりして、昨日の午後、恩師宛に手紙を書いて、夕方ポストに入れました。特に何事も起きてはいないとは思いますが、気になりましたので早速手紙を書いてみたのですが、もしかして私のほうが、恩師の助言が欲しいのかもしれません。それで夢に出てきて下さったのかもしれません。
今の時代はパソコンが普及していて、よほどのことがないかぎり手紙を書くことは少なくなりました。相手のメールアドレスさえ知っていれば、年賀状やご挨拶状も、メールで済ませることが多くなりました。ただ、営業上、あえて手紙を下さる方もいらっしゃいます。(実は、うちの旦那もお客様にお礼の葉書を送ったりしているようです)そうすると、とても新鮮な嬉しさがこみ上げてくるものです。私の大学の恩師は二人おりますが、お一人はメールでのやり取りも可能で、メールをお出ししたこともありました。しかし昨日夢に出てきた恩師は、はたしてメールをするのかしないのかも分かりません。それよりも多分、手紙や葉書のほうが好むのが分かっています。もちろん電話でも良いのですが、やはり先生のご都合も考え、手紙にしました。
葉書は富山に引越した際に出した覚えがありましたが、手紙は初めてだったかもしれません。先生宛ですので、縦書きの便箋にしましたが、あえて横書きよりも、字の下手さが目立たないような気がしたのも理由の一つです。しかし、書き始めて、本当に自分でガックリです。いくら縦書きとはいえ、縦書きだからこそ、ひらがななどはごまかしながらすらすらと綺麗に書けるかしら、と思ったのが間違いでした。まず、字列があっちへいったり、こっちへいったり。さらに漢字を忘れていることが多い。携帯電話のメールを使って、分からない漢字を調べつつ、また書いての連続。その上、メールと違って、一度大量に書いた文章を消す作業は簡単ではないので、消すとしたら書き直すしかありません。文章がまとまりません。紙に自分でペンを持ち、字を書く、文章を書くと言うことが、こんなに大変なことだったのかと、改めて思いました。せっかく日本人に生まれて、綺麗な日本語と漢字を学んだのに、紙に文章を書くことから離れてしまったために、こんなにも字が下手になり、字を忘れ、文章を構成する力も衰えてる。これは一大事です。習字は小学生の頃に習っていましたが、何とペン字の下手なことか。機会を作って、もう一度習字か、ペン字を習い、文章を紙に書く力をつけたいと思いました。手紙はメールとはまた違った良さがあると思います。ぜひ素敵な手紙を書くことの出来る自分になりたいです。
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