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息子と母親

 昨日のブログに、二泊三日で義理の母(義理ママ)が、私達夫婦のいる富山の自宅に来ていたことを書きました。義理ママは昨日の午前中に東京に帰り、無事に着いたとメールで連絡も頂き、一安心。そして、夜9時頃に会社から帰宅した夫は、ものすごい上機嫌。義理ママから夫に電話があり、「とても楽しかった」と言っていたそうです。母親が自分の住んでいるマンションに泊まりに来て、とても楽しかったという感想を持ったことが、ものすごく嬉しかったのか、昨日の我が家の夕飯の食卓は、明るくニコニコ顔の旦那のオーラに包まれていたのでした。

 母親と息子、という関係は、とても「嫁」には入れない部分がありますよね。もちろん、それぞれの性格によって違うとは思いますが、息子は年を重ねれば重ねるほど、子供の頃のように母親が大好きだということを、隠そうともせずに態度で表現しますし、さらにそれに気遣いが加わります。母親も結婚して家を出た息子と時々会うと、本当に楽しそうに嬉しそうに接し、子供の頃のように世話を焼いたりします。それを見ていて、息子(夫)の取り合いになる嫁姑もきっといるでしょうし、そういう気持ちになりかけた方もたくさんいると思います。私も最初はそんな気持ちを持ちました。私は二度目の結婚だったので、ある程度分かっていたというか、私自身が病気を発症したこともあり、義理ママが夫に世話を焼くことを、あえてお願いしてしまいました。息子というのは、娘とはまた違って、なんだか世話をしたくなるというか、いつまでも心配というか、そんな対象のようですね。もちろん、娘のことも親ならばいつまでも心配なのでしょうが、たぶん女性と言うのは、もともと親元を離れていって暮らしていけるような遺伝子が備わっているような気がします。今度は自分が子供を産んで育てていけるように、なっているのでしょう。そうすると親離れになり、親も子離れになる。それに比べると息子は、いつまでも手がかかる存在というか、何というか。

 いわゆる「マザコン」で、本当に毎日母親がきて世話して、結婚しても変わらず、何でも母親がやってあげるような状態は問題外ですが、一般的には息子は皆、軽い「マザコン」であり、母親は軽く「子離れ」できない状態が続くのかもしれません。一年に数回の息子と母親の楽しげな様子を、いかに気にせず、慣れてゆくか。結構これ、夫婦がうまくやっていくポイントかもしれないな、とあらためて感じました。だって、本当に昨夜のうちの夫の嬉しそうだったこと。母親が楽しかったのがあんなに嬉しいなら、きっと嫁姑が仲悪かったら、本当に哀しいでしょうから。

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