花火大会
昨夜は富山市内で花火大会が行われました。普段ならそんなに早く仕事が終わるはずのない夫が、同僚とその奥さんと一緒に4人で、花火を見に行こうと言い出し、午後6時半に花火大会が行われる河川敷に向かいました。
花火が始まるのは午後7時45分から。一時間前に着いたのですが、まだまだ河川敷には座れそうな場所がいっぱいあります。これは東京ではありえない状況。私の実家の地元で行われる「隅田川の花火大会」では、一時間前だろうと何時間前だろうと、いったいどうやって皆、座る場所を確保しているんだというほど、人でいっぱいになります。隅田川の屋形船に関しては、花火が終わったらまた一年後の花火大会のために予約するそうですから。ただの見物人に関しては、とにかく河川敷にたどり着く前に、道を歩いている間に花火が始まり、止まっちゃいけないので、歩きながら見て、どこに向かって歩いているのかも分からないうちに花火が終わります。一度なんか、花火が高層ビルで見えなくて、その高層ビルの窓に映る花火を見ていた年もありました。もっとも、私の実家はマンションなので、遠くても良ければ、屋上に行けば花火は見れますし、隅田川に関してはテレビ中継も行われるので、それで十分と言えば十分です。
さて、その昨夜の富山市内での花火大会では、一時間前に河川敷に着いた私達は、座る場所も確保し、天気も良かったのできれいな夕日を眺めながら、夫二人が食べ物や飲み物を買いに出かけて、それを食べたり飲んだりしているうちに、花火前のイベント・吹奏楽の演奏やら何やらが始まって、いよいよ空も暗くなってきました。そして、花火大会の始まりです!
とにかく目の前で打ち上げられる2千発の花火。東京に比べれば大きさも発数も違いますが、なんといっても目の前!目の前です!もう火の粉が降り注いできそうなほど大きく、首が痛くなるほど、見上げる位置。打ち上げられる度に響く音!お腹の中にまで「ドン!ドン!」と響きます。一時間前とは見違えるほど、大勢の人。(でも東京ほどではありませんが)そして、なんて綺麗なのでしょう。すべての花火が綺麗です。大きいのも小さいのも、低い位置での連発物も、みんな見れて、すべてが綺麗!こんなに間近で、こんなに迫力があり、こんなに綺麗な花火が見られるのは、地方ならではの特権です。以前、長野にいた時も見に行きましたが、やはり目の前で見ることが出来ました。
花火が上がるたびに、うちの団体(4人ですが)は、「うおー!」だの「たまや~」だの「すげー!」だの「ほほほほ~い!」だの、拍手だのと、大盛り上がりなのですが、富山の方は静かです。本当に大きなのが上がったり連発花火の時に、まばらに拍手するくらい。これは、その土地の風習の違いなのでしょうか。ただ私たちがうるさいだけなのか。それにしても本当にすばらしい花火大会を見ることが出来ました。大満足です。忙しい中、早く仕事を終わらせて連れて行ってくれた、二人の夫に感謝の夜でした。
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