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祭り

 私の実家のある東京の下町では、昨日と一昨日の土日に、地元の「祭り」があったそうです。実家の近くにある祖父の家が米屋をしていて、祖父も、今では米屋を継いでいる叔父も町会関係の役員などしているため、私達は小さな頃から地元の祭りには参加していました。私の弟は現在、私と同じくバツ1出戻り(姉弟そろってバツ1です)で、実家にいるため、昨年から叔父のいる町会青年部に加入しました。まあ、結婚している時も祭りのときは実家に戻り、お神輿をかついでいたので、バツ1になっていよいよ実家に戻った時には、地元の友達もすでに青年部に入っていたようで、入るのが当たり前の状態だったようです。青年部に入ると、お神輿を担ぐよりも、それを制しながら進むことの仕事が主になり、きっと思うように担げないのが、いまいち不満かもしれませんが、実際に見ていない私には分かりません。親バカなうちのお母ちゃんは、祭りというと、毎年弟の担ぐ姿を追いながら、神輿にくっついていきます。父親も最後の方には駆けつけて、一緒に見ます。うちの毎年の慣例行事の一つです。今年もそうだったようです。

 私が最後にお神輿を担いだのは、3年前だったでしょうか。まだ実家にいたときで、もしかしてこれが最後かもしれないな、と思いながら担いだものです。次の年には今の旦那と同棲していましたし、病気も発症していたので無理でした。もう担げないでしょう。女性神輿というのも地域によってはありますが、うちの地元は普通の神輿ですので、男性女性ごちゃ混ぜです。担いでるうちに、女性の担ぎ手だけにしてくれる時もありますが、なんせ重いので、女性だけにすると大変です。本当にちょっとの時間だけ、女性神輿になります。そうすると普通神輿なので重いし、身長が高い人ほど、もろ肩に食い込んできます。だいたい160センチ以上になると、もうー!痛くて重くて、それを吹き飛ばすかのように、甲高い声で「セイヤッ!!」の掛け声が響き渡るわけです。私は161・5センチありますので、担いだその日の夜、次の日は、両肩が腫れあがり、赤くなり、痛くて痛くてたまりませんでしたが、それがまた誇りでもあるんですよねえ。男性陣の神輿の中に入ったりすると、私くらいの身長だと、これまた中途半端で、セイヤセイヤの掛け声と共に、神輿が上下する時に、バンバンと肩に神輿の棒が当たるんです。これも痛い!小さな女性だと、完全にぶら下がり状態なので良いんですけどね。

 お祭りでお神輿を担ぐのは、好き嫌いがありますよね。うちの旦那は苦手です。どうしてあんなに盛り上がるのか分からないと、言います。しかし、私達、神輿好きは、なんで担ぐのが好きなのでしょう。きっとあの昂揚感、一体感、興奮、発散、そう、きっと日常の出来事もストレスも忘れて、一時お神輿に没頭し、一心に担ぐことで、様々な雑念が発散できるのかもしれません。もしかして、お神輿を担ぐことの本来の意味に近いのかもしれない。遠く離れて、すでにお神輿を担ぐことも出来ない体になって、初めて分かることかもしれません。でも、体調が良くなって、旦那の転勤で東京に戻ったら、また担いじゃうかも。

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